いまさら聞けない看護技術

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耳領域での画像検査

耳領域での画像検査【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 耳領域においての画像検査が適切に行われるように援助する

検査の目的

  • 耳鼻科領域疾患の診断や予後の判定、あるいは手術方法の選択などに用いる

単純X線

  • 骨や含気蜂巣の状態や各部の位置関係などをみる

標準的な撮影法と撮影部位

  1. シュラー法: 鼓室、乳突洞、乳突蜂巣、S状静脈洞、顎関節
  2. ステンバース法: 内耳、内耳道、半規管、錐体部
  3. ゾンネンカルブ法:乳突洞、乳突蜂巣
  4. 経眼窩法: 両側内耳道を同時に観察することが可能
  5. タウン法: 内耳道、乳様突起、錐体尖

シュラー法

  • 検査部位:耳(側面)
  • 得られる画像:耳介、乳突蜂巣、乳様突起、S状静脈洞溝前縁、外耳道、内耳道、錐体上縁、下顎関節突起、頬骨弓
  • 体位:側臥位

テンバース法

  • 検査部位:耳(正中矢状面を検査側へ約45度傾斜)
  • 得られる画像:内後頭稜、下顎関節突起、内耳道、蝸牛、前庭、上半規管、外側半規管、乳様突起、乳突蜂巣
  • 体位:腹臥位

CT

  • 骨の破壊や増殖、含気蜂巣の状態、耳小骨の状態、鼓室貯留液、真珠腫などの軟部組織を区別する
  • 骨病変が疑われる場合の診断に適している

MRI

  • 内耳道内にある神経や脳脊髄液、あるいは前庭、蝸牛、半規管内のリンパ液、顔面神経など直接画像化が可能
  • 造影により、微小な聴神経腫瘍なども描出が可能となるが、骨は描出不可能
  • MRIの場合、断層を自由な方向に設定することが可能なため、患者に負荷をかけずに撮影ができるが検査時間が長い
  • 微小腫瘍の診断に適している

アセスメント

  • 正常画像との相違点から現在の病態を考える
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