いまさら聞けない看護技術

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検体検査5 血清蛋白検査のポイント

検体検査5 血清蛋白検査のポイント【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 血清中の蛋白を分類し、身体の健康度、栄養状態や病態を簡易的に調べる

必要物品・準備

  • 採血用シリンジ
  • 血性蛋白検査用スピッツ
    ※真空採血管の場合、真空採血管(スピッツ)、翼状針またはベネジュクト針など
  • 駆血帯
  • 患者名等のラベル
  • アルコール綿
  • 非滅菌手袋

観察項目

総蛋白(TP)

  • 正常値:6.8-8.3g/dL
  • 高値の時:高度脱水症、慢性炎症性疾患、慢性の感染症、自己免疫性疾患、多発性骨髄腫など
  • 低値の時:栄養失調、ネフローゼ症候群など

アルブミン(Alb)

  • 正常値:3.8~5.3g/dL
  • 高値の時:脱水
  • 低値の時:蛋白質の摂取不良(低栄養、吸収不良症候群など)、急性感染症、肝臓疾患における合成能の低下、甲状腺機能亢進症など

アセスメント

  • 正常範囲から逸脱している数値の理由を検討する
  • 検査条件などによる手違い、測定ミス、計算違いの有無についても確認する
  • 総蛋白(TP)
    • 血清または血漿内に含有している全ての蛋白の総称
    • 臥位と比較した際、立位は生理的変動で検査の値が10~15%程度高値となる
    • 冬より夏、女性より男性の方がやや高値である
    • 運動後には血液濃縮によりやや高値となる
  • アルブミン(Alb)
    • タンパク質の中で最も量が多く、全体の50~70%を占める
    • 物質運搬や膠質浸透圧維持などの機能を持つ
    • 蛋白と同じように、生理的変動が起こる
    • 臥位より立位、冬より夏、運動後に高値となる
    • 成人に比べ乳幼児の場合は低値となる

注意点

  • 検体が溶血すると、検査値は高値を示すので注意する

 

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