いまさら聞けない看護技術

あした仕事でドジしないようにしっかり復習しましょう。
現在、797トピック公開中! ⇒「看護技術」の一覧を見る

検体検査8 窒素化合物検査のポイント

検体検査8 窒素化合物検査のポイント【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 腎機能や病態、血清中の窒素化合物(尿酸・クレアチン・尿素窒素)を調べる

必要物品・準備

  • 採血用シリンジ
  • 検査用スピッツ
    ※真空採血管の場合、真空採血管(スピッツ)、翼状針またはベネジュクト針など
  • 駆血帯
  • 患者名等のラベル
  • アルコール綿
  • 非滅菌手袋

観察項目

尿素窒素(BUN)

  • 正常値:8~20mg/dL
  • 高値の時
    • 20~50mg/dL:腎孟腎炎、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症、急性腎炎、大量の消化管出血、ショックなど
    • 50~100 mg/dL:慢性腎不全、急性腎不全
    • 100mg/dL以上:尿毒症(腎不全)
  • 低値の時:劇症肝炎、尿崩症、妊娠、低蛋白食など

クレアチニン(CRE)

  • 正常値:男性0.6~1.1mg/dL、女性0.4~0.8mg/dL
  • 高値の時:腎不全、急性うっ血性心不全、糸球体腎炎、末端肥大症、脱水症など
  • 低値の時:肝障害、尿崩症、筋ジストロフィ、妊娠など

尿酸(UA)

  • 正常値:男性4.0~7.0mg/dL、女性3.0~5.5mg/dL
  • 高値の時:高脂血症、白血病、腎不全、若年性痛風など
  • 低値の時:糸球体腎炎、肝硬変、キサンチン尿症など

アセスメント

  • 正常範囲から逸脱している数値の理由を検討する
  • 検査条件などによる手違い、測定ミス、計算違いの有無についても確認する
  • 尿素窒素(BUN)
    • 心不全や消化管出血など場合にも補助的検査として用いられる
    • 循環血液量の減少などでも高値になる
    • 女性は男性より10~20%ほど値が低いが、男女共に加齢によって値が高くなる
    • 新生児は成人より20~30%ほど値が高いが、生後約2カ月で成人並みになる
    • 摂食と代謝により変動するため、日中は高値・夜間は低値となる傾向があるほか、夏や厳冬の場合には高値になりやすい
    • 発熱時や高蛋白の成分があるものを摂取した時などでも高値を示す
  • クレアチニン(CRE)
    • 筋肉量と比例して産生されるため、筋肉量の指標にも使用されることがあり、男性は女性に対して高値となる傾向がある
    • 小児には男女差はあまり見られないが、成人では加齢とともに高値になる
    • CREを継時的に測定するクレアチニンクリアランス(CcR)は、糸球体濾過量(GFR)の指標となる
腎機能の検査において、BUN や CREは基本的に併せて測定され、BUN/CRE比として表され、正常では10:1である
 ●10以上の場合:アミノ酸輸液時、高蛋白食摂取、腎不全など
 ●10未満の場合:透析施行時、低蛋自食摂取時など
  • 尿酸(UA)
    • 腎結石や痛風、高血圧、高脂血症などの指標となる
    • 朝に低くなり、夕方に高くなる傾向がある
    • 加齢や閉経後に上昇傾向になる
    • 食事や運動、アルコールの影響を受けやすく、絶食や脱水、大量飲酒後は数時間から数日間高値の場合がある
    • 薬物の受けることも多い
      • 高値となりやすい薬剤:エタンプトール、サイアザイド系降圧利尿薬、サリチル酸ピラジナミドなど
      • 低値となりやすい薬剤:アロプリノール、ベンズブロマロン、プロベネシドなど

注意点

  • クレアチニンは午後に上昇するため、クレアチニンの採血時は午前中に行うことが望ましい
  • 尿酸は早朝に空腹時採血を行い、速やかに血清分離をして検査を行うことが望ましい
  • 尿酸は冷蔵保存で約1週間安定しているが、高尿酸血症がある患者の場合は、過飽和の尿酸が抽出される可能性がある
  • 測定方法によっては溶血する可能性がある
「いまさら聞けない看護技術」の最新情報をチェックしよう

当サイトは、「あした仕事で使う知識を学べる」ナース専用のハウツーサイトです。
Facebook または Twitter で最新情報をチェックして、職場の同僚と差をつけよう!

公式Twitterアカウント

仕事がうまくいかないナースのあなたへ

思い切って転職してみませんか?

転職をより有利にすすめるための方法や、自分にあった転職サイトの選び方などを、元・看護師、ツバキの過去の経験をもとにまとめています。

あなたの悩み、ツバキに相談してみませんか?

元・看護師として、たくさんの悩み相談や転職相談にのってきた経験をもとに、あなたの立場に立ったアドバイスを一生懸命お答えします。

ナースの転職サイト比較ランキング ベスト5

ナースハッピーライフ管理人が考える、一番おすすめの転職サイトをご紹介します。
「そろそろ転職かも・・・」とお考えのあなた、下記の転職サポートサービスを利用することをオススメいたします。

看護roo!(カンゴルー)
関東・関西・東海エリア専門
詳細はコチラ
ナースフル
転職支援実績No.1のリクルートグループ
詳細はコチラ
マイナビ看護師
全国の求人ならこちらもオススメ
詳細はコチラ
4位 看護のお仕事 詳細はコチラ
5位 ナース人材バンク 詳細はコチラ

もっと詳しく知りたい方は、「ナースの転職サイト比較ランキングBest5」をご覧になり、自分にあった転職サイトを探してみてください!