いまさら聞けない看護技術

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深部感覚の試験

深部感覚の試験【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 深部感覚の異常の有無や位置、程度を把握する

必要物品・準備

  • 音叉(振動覚の診察時)

方法

振動覚の診察

  1. 内果もしくは外果付近にある骨の突出部に振動させた音叉を当てる
  2. 振動が停止した時点で合図をしてもらう
  3. 合図をしてもらった時点で、検者の手背もしくは内果付近にある骨の突出部に当て、振動の有無を確認する
音叉を当てる代表的な部位は上半身の場合、胸骨、肘頭あるいは橈骨茎状突起であり、下半身の場合は内果、外果、腸骨稜である

位置覚の診察

  1. 閉眼するよう促す
  2. 患者の手や足の親指を検者の親指と人差し指で横から掴む
  3. 前方あるいは後方に患者の指を動かし、どの方向に動いたかを当ててもらう

Romberg(ロンベルグ)試験

  1. 開眼した状態で、真っ直ぐにつま先を揃えたまま立位を保持してもらい、身体の動揺の有無を観察する
  2. 閉眼してもらい、身体の動揺の有無を観察する

Mann試験

  1. 開眼した状態で、一直線上に患者の両足を前後に配置してもらい、身体の動揺の有無を観察する
  2. 閉眼してもらい、身体の動揺の有無を観察する

観察項目

  • 左右の感覚の違い
  • 振動を感じる検者との時間差の有無(振動覚の検査時)
  • 指が動く方向が理解出来ているかどうか(位置覚の検査時)
  • 身体の動揺の有無(Rombergロンベルグ試験時)

アセスメント

  • 位置覚は四肢末端ほど異常が出やすいので、手足の指で異常が見られた場合は大きな四肢関節も同じように検査をする
  • 検者(正常)がまだ振動を感じているにも関わらず、患者の感覚が消失している場合(両者に時間差がみられている場合)は異常を疑う
  • Romberg(ロンベルグ)試験Mann試験において、開眼時には見られないが閉眼時に動揺がみられる場合は陽性であり、末梢神経障害や脊髄後索障害が疑われる
  • Romberg(ロンベルグ)試験よりもMann試験の方が深部感覚障害の検出がより鋭敏にできる
 開眼時でも安定せずに身体の動揺が見られる場合は、小脳障害が疑われる
  • Romberg(ロンベルグ)試験にて、三半規管や前庭の障害がある場合も陽性を示す
  • Romberg(ロンベルグ)試験にて、肥満体型や高齢者の場合は、特に障害がなくても振動覚が左右共に弱くなっている場合があるので注意する
  • Romberg(ロンベルグ)試験を施行する場合は、患者がふらついて転倒しないよう、いつでも介助できる位置に立ち、見守る
  • Mann試験を行う際、高齢者の場合は検査時の姿勢保持が困難であり、偽陽性になることが多いため、診断の際には注意が必要である
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