髄膜刺激症状のスクリーニング検査

髄膜刺激症状のスクリーニング検査【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2013年6月8日
最終更新日:2013年6月8日
(変更日:2013年5月29日) ※

目的

  • 髄膜刺激症状のスクリーニング検査が安全に行われるよう介助する

方法

項部硬直

  1. 患者を仰臥位にさせて状態で、介助にて頭を前方へ屈曲させる

ブルジンスキー(Brudzinski)徴候

  1. 患者を仰臥位にさせて状態で、介助にて頭を前方へ屈曲させる

ケルニッヒ(Kernig)徴候

  1. 左右の足を介助にて片方ずつ挙上する

ジョルトアクセンチュエイション(jolt accentuation)

  1. 坐位になってもらい、水平方向に頭を振ってもらう

ネックフレクションテスト(neck flexion test)

  1. 直立してもらい、頭部を前に倒してもらう

観察項目

  • 頭痛
  • 激しい頭痛
  • 悪心・嘔吐

アセスメント

異常所見

  • 項部硬直:頭を前方へ屈曲させた際、抵抗が見られる
  • ブルジンスキー(Brudzinski)徴候:膝・股関節の屈曲が自動的にみられる
  • ケルニッヒ(Kernig)徴候:抵抗が生じ、135度以上伸ばすことが不可能
  • ジョルトアクセンチュエイション(jolt accentuation):水平方向に頭を振ると、頭痛が増強する
  • ネックフレクションテスト(neck flexion test): 抵抗が屈曲時に生じ、下の顎を前胸部につけることができない

注意点

髄膜刺激症状を見逃すことで生命の危険が生じるため、注意深く検査を行う
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