与薬 筋肉内注射

与薬 筋肉内注射【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 指示の薬剤を、安全・確実に投与する

必要物品

  • 薬液
  • 注射器 
  • 消毒綿

方法

  1. 医師からの指示書に従い、患者氏名・投与薬剤・用量などをダブルチェックで確認する
  2. 患者に筋肉内注射の目的と必要性を説明する
  3. 注射方法、注射部位及び薬液の量に合わせ器具を準備する
  4. 患者本人であることをフルネームで確認する
  5. 患者のプライバシーに配慮し、安全のために必要な部位を露出する
    • 上肢の場合、患者の肘関節を屈曲させ手を腰部に置く
    • 殿部の場合、左右いずれか側臥位でクラークの点かホッホシュテッターの部位で行う
      クラークの点とは、上後腸骨棘と上前腸骨棘を結んだ直線上の前側1/3の点
      ホッホシュテッターの部位とは、大転子に手掌を当てた状態でし指を開き、上前腸骨棘に第2指を置いたときに、第2指と第3指との中間点
  6. 注射部位を楕円を描くよう中心から消毒する
  7. 筋肉をつまみ上げ、45~ 90° で筋層内に刺入する
  8. 注射針を刺入したら、疼痛やしびれの有無を確認し、血液の逆流がなければ薬液を注入する
  9. 刺入部に消毒綿を軽く添え、組織を損傷しないよう抜針し、消毒綿を当てる
  10. 刺入部に消毒綿を当てたまま軽く圧迫し、手指全体を使い円を描くようマッサージする

観察項目

  • 疼痛、しびれがないか
  • 血管に刺入していないか

アセスメント

  • 指示書通りの薬剤を、確実に投与できているか
  • 疼痛やしびれがある場合は、神経に影響があると考えられる

注意点

  • 肩関節が外転していると筋肉が緊張し疼痛が増すため注意が必要
  • 薬液をゆっくり吸収させたい場合や、効果の持続を期待する場合、止血するまで軽く抑える程度としてマッサージは行わない
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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