頭部固定・開眼介助

頭部固定・開眼介助【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2013年7月17日
最終更新日:2013年7月17日
(変更日:2016年5月16日) ※

目的

  • 頭部固定・開眼が必要な患者に適切な介助を行う

方法

  1. 患者さんに声かけを行い、頭部固定を行う
  2. 力まずにリラックスするよう伝える
  3. 開眼介助をする
  4. まばたきを数秒間我慢するよう促す

観察項目

  • 頭部固定、開眼の状況

看護のポイント

  • 主に、眼底検査や眼底写真撮影、眼底造影などの時に行う
    • 眼底カメラ撮影時以外には、検査台から顎を外してもらったり、頭部固定の手を緩和したりしてもらうこともある
    • 撮影時には正確な検査結果を得るため、介助者側の指示に従ってもらえるよう工夫し、協力を得る
    • 頭部固定では、額が所定の位置についているか、顎があご台にしっかりと置かれているかどうか確認し、介助者は後部から患者の頭部を手で押さえる
    • 眼底写真撮影時は、介助者は手袋を装着した状態で患者の開眼を介助し、開眼状態のまま保持を行う
  • 頭部固定を行う際は、強く抑えすぎないように注意する
  • 乳幼児の場合、安全に診察や検査が行えるよう、保護者が後ろから抱きかかえる、全体をタオルで包むなどの工夫をし、しっかりと固定する
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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