検体検査22 微量金属検査のポイント

検体検査22 微量金属検査のポイント【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2013年6月24日
最終更新日:2018年06月13日
(変更日:2013年6月24日) ※

目的

  • 生体の発育や成長・正常な生理機能、生命の維持に必要不可欠な、微量金属について検査を行う

観察項目

鉄検査

  • 基準値:男性82~136μg/dL 女性 73~117 μg/dL
  • 高値の場合:溶血性貧血、再生不良貧血など
  • 低値の場合:出血、鉄欠乏性貧血、透析など

亜鉛(Zn)検査

  • 基準値:80~130μg/dL
  • 高値の場合:アジソン病、溶血性貧血、甲状腺機能亢進症など
  • 低値の場合:肝障害、低栄養、炎症性腸疾患など

銅検査

  • 基準値:成人71.5~93.3μg/dL
  • 高値の場合:白血病、アジソン病など
  • 低値の場合:摂取不足、ウィルソン病など

アセスメント

  • 鉄(Fe)は、Hb(ヘモグロビン)の合成に関与する造血機能を主に反映する検査であり、鉄過剰や鉄欠乏に起因する治療効果の判定や疾患の鑑別に用いられる
  • 亜鉛(Zn)検査は 亜鉛の欠乏症や栄養状態を把握するための検査である
  • 亜鉛は生体内酵素に必要な金属であり、不足している状態だと、味覚・臭覚の障害や成長遅延などの症状が出現するが、十分量が保持できていれば、手術後の傷や褥瘡の回復に効果があるといわれている
  • 銅(Cu)は銅酵素を構成する重要成分であり、主に銅欠乏状態を疑う場合に施行する
  • 銅は造血・骨代謝などに関与しており、欠乏状態の場合、成長障害や精神運動発達遅延が現れる

注意事項

  • 器具や採血管などの汚染検査結果が偽高値となるため、清潔なものを使用する
  • 抗凝固剤(キレート剤)が添加している採血管は禁忌である
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実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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