検体検査24 感染症(塗抹)検査のポイント

検体検査24 感染症(塗抹)検査のポイント【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2013年6月24日
最終更新日:2018年06月13日
(変更日:2013年6月24日) ※

目的

  • 感染症の原因となる病原微生物(細菌)を染色し、顕微鏡で確認する

必要物品・準備

  • 検体を採取するための器具や保管するための容器
    ※検査する検体により採取するための器具や保管するための容器に違いがある
    • 尿:専用の検尿コップなど
    • 喀痰:喀痰採取用の綿棒、綿棒専用の滅菌スピッツなど
    • 血液や髄液:採取用の針やシリンジ、専用の滅菌スピッツなど

検査の概要

  • 項目:細菌顕微鏡検査
  • 測定方法:グラム染色
  • 測定検体:喀痰、髄液、尿、膿その他の分泌物、体液など培養対象となる検体
  • 基準値:本来無菌的な材料である胸水、髄液、その他の体液などは陰性、常在細菌の混入が疑われる検体は、起炎性があると判断する菌(有意菌)を認めないこと
  • 検出限界:検体、前処理法によって異なりるが、集菌操作を施行しない場合、l mL中に10の4~5乗の菌量がなければ検出は不可能である
  • グラム染色で推定可能な細菌
    • ブドウ球菌、肺炎球菌、肺炎桿菌、インフルエンザ菌、真菌、緑膿菌、大腸菌
  • 異常値をきたす疾患と病態:全身感染症、中枢神経系感染症、消化管感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症など

アセスメント

  • 塗抹検査は顕微鏡での観察が可能となるよう、検体を抗酸菌染色やグラム染色などを用いて染め出し、検査診断を行うことで治療に役立てるものである
  • グラム染色の場合、ほとんどの全ての検体に対して施行されており、各種細菌感染症の中でも、最も早く、診断的価値が高い検査法である
  • 炎症像の有無が推定可能、菌種(菌属)の推定ができるため、抗菌薬の選択応用が可能、起炎病原体の減少や消失により、抗菌薬の効果判定に応用可能できる、安価であるなどのメリットがある

注意点

  • 原則的に保存せず、速やかに塗抹標本を作製する
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