加齢黄斑変性症の診断と治療の流れ

加齢黄斑変性症の診断と治療の流れ【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 加齢黄斑変性症の診断と治療の流れについて理解する

疾患の概要

  • 加齢黄斑変性症(AMD)は、加齢に伴い黄斑部に異常が生じ、変視(物が歪んで見える)や中心暗点(視野の中心付近の見にくさ)を訴えることが多い病気である
  • 診断には視力検査や、アムスラーチャート、眼底検査、光干渉断層計検査も網膜や フルオレセイン蛍光造影、インドシアニングリーン蛍光造影などが用いられる
  • AMDの治療目的は、いずれも視力維持であるが、主に治療の対象となるのは、滲出型AMOと呼ばれる病型であり、検査などで病態や病型を把握することが重要である

滲出型AMD

  • 滲出型AMDとは、黄斑部に異常血管(脈絡膜新生血管)が発生することにより、変性病変をひき起こす病態である
  • AMDの活動期には、浮腫や出血、網膜色素上皮剥離漿液性網膜剥離と呼ばれる所見が見られ、変視や著明な視力低下の原因となる
  • 滲出型AMDの主な治療目的は、滲出性変化の消失、もしくは軽減であり、その方法には、「光線力学的療法」や「抗新生血管薬治療」などがある
  • 滲出型には特殊型として、網膜内に新生血管が生じる網膜内血管腫状増殖や脈絡膜の血管が瘤状に拡張するポリープ状脈絡膜血管症と呼ばれる疾患も含まれている

治療

抗新生血管薬治療

  • 抗新生血管薬治療とは、注射によって血管内皮増殖因子を阻害する薬物を硝子体内に投与する方法である

光線力学的療法(PDT)

  • 光感受性物質を静脈内投与し、その物質に対して感受性の高い波長の光を病変部に照射する方法である
  • 通常のレーザーを黄斑部に照射した場合、正常の視細胞も障害されるが、光感受性物質の場合は、正常血管よりも新生血管に分布しやすく、新生血管のみを選択的に照射することが可能である
  • これらの治療法は、どちらか片方のみ施行する場合もあれば、併用・追加治療を行う場合も多々ある

アセスメント

  • AMDに対する治療は、近年大きく変化しているので、どの治療をいつ実施するかを適宜、見極めることが必要である

看護のポイント

  • 患者には事前に、大幅な視力改善は難しいことを説明する必要がある
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