いまさら聞けない看護技術

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前立腺肥大患者の術前ケア

前立腺肥大患者の術前ケア【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 前立腺肥大患者の術前ケアを適切に行う

疾患の概要

  • 前立腺肥大症は腺腫(肥大結節)の閉塞によって、下部尿路症状が出現する
  • 様々な症状が見られるのが特徴である
    • 初期の段階:頻尿(夜間を含む)および尿意切迫感などの症状を来たす
    • 閉塞が強度の場合:残尿感あるいは腹圧排尿、尿勢減弱、尿線途絶などの症状を来す
    • 更に症状が悪化した場合:尿閉が起こる
  • 残尿が多い状態が続くと溢流性尿失禁になったり、腎不全が起こる場合もある

治療

  • α交感神経の緊張を弱めることで症状を改善させる目的で、αブロッカーによる薬物療法を行う
  • 大きな前立腺肥大症で用いられる5a還元酵素阻害薬は、前立腺を小さくして症状の改善を図る効果がある
    ※ただし、過活動膀胱症状が残った場合は残尿に気をつけながら抗コリン薬の追加を行う
  • 薬物療法で十分な改善が見られない症例に対しては、手術適応となる
  • 経尿道的手術には、主に経尿道的前立腺切除術(TUR-P)が行われることが多い
  • その他の術式として、光選択的前立腺蒸散術(PVP)やホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)があり、TUR-Pと比較した際、出血が少ないことが特徴である
  • PVPは極めて出血が少なく安全性に優れており、入院期間が一番短い手術である

看護のポイント

  • 術前検査により手術適応かの評価を行う
  • 手術は出血の危険性があるため、抗凝固薬内服中の場合は一時中止が可能であるかを確認する
  • リスクが考えられる疾患がある患者(抗凝固薬の内服など)が手術を行う場合、術前に専門医の診察を受け、手術可能の判断、手術に際しての特別な指示などについて確認する
  • 手術が決定した場合、症状が悪化しないような生活指導を行うことが必要である
  • 術前に尿閉が起こった場合は、必要に応じて尿留置カテーテルを挿入するため、カテーテル管理についての指導を行う
  • 基本的に手術までは内服を継続する必要があるため、患者に説明を行う
  • 入院後、術前オリエンテーションを施行し、患者や家族の理解度を確認し、不安の軽減に努める 前立腺肥大症の患者には高齢者が多いので、十分に理解度を確認する
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