いまさら聞けない看護技術

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呼吸器外科手術の介助のポイント

呼吸器外科手術の介助のポイント【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 呼吸器外科の概要を理解し、手術の準備・介助を行うことができる

概要

  • 呼吸器外科手術の範囲は、肺・縦隔などである
  • 麻酔方法は、主に全身麻酔および硬膜外麻酔である
  • 術式によっては、術後にICUなどへ帰室する場合がある

手術部位と主な術式

  • 肺部分切除術
    • 適応  原発性肺がん・転移性肺腫瘍・良性腫瘍・自然気胸など
    • 手術の概要
      • 病変部のみ切除する
  • 肺区域切除術
    • 適応  原発性肺がん・転移性肺腫瘍
    • 手術の概要
      • 部分切除では、病変を切除できず、肺葉切除まではする必要がない場合に適応となる
      • 肺動脈・肺静脈・気管支をそれぞれ区域レベルで処理する
  • 肺葉切除術
    • 適応:原発性肺がん・転移性肺腫瘍・肺腫瘍・肺真菌症
    • 手術の概要
      • 肺がんなどの悪性腫瘍にたいする標準術式
      • 肺動脈・肺静脈・気管支をそれぞれ肺葉レベルで処理する
  • 肺全摘術
    • 適応:原発性肺がん・転移性肺腫瘍
    • 手術の概要
      • 病変が肺門側に存在し、肺葉切除術では病変を切除できない場合に適応
      • 肺動脈・肺静脈を心分枝部レベルで処理する
      • 気管支を左右分岐部レベルで処理する

縦隔

  • 縦隔腫瘍摘出術
    • 適応:縦隔腫瘍
    • 手術の概要
      • 胸腔鏡か正中切開アプローチ
      • 胸腺腫に対しては、腫瘍と胸腺を切除する

手術介助のポイント

直接介助(器械出し)のポイント

  • 器械は開胸セット・胸腔鏡セットなどがある
  • 肺切除を行う場合は、各種自動吻合器を使用することが多いため、予め使用する自動吻合器を確認し、すぐに使用できるように準備しておく
  • 針糸に関しては、閉胸用のものの他、自動吻合器が使えない場合や補助的に使用するものを予め準備しておく
  • 術後にドレーン挿入を行う場合は、予め準備しておく
  • 針・器械・ドレーンの切れ端などの体内異物遺残の予防が重要となる

間接介助(外回り)のポイント

  • 術式に合わせた麻酔の準備、体位固定の準備を行う
    • 術式により片肺換気とするため、専用の挿管チューブ(左右の区別がある)を使用することが多く、その場合は気管支鏡なども併せて準備しておく
    • 体位は仰臥位だけではなく、側臥位とする術式もあるため、予め確認し、必要物品を準備しておき、体位変換時は他のスタッフの協力を得る
  • 手術の流れを理解し、術中に必要となる器械や医療材料を、清潔野へ追加する
  • 予め患者情報を収集し、考えられるトラブルに対する用意をしておく
  • 手術中は、出血量のカウントを行い、患者のバイタルサインの変化に留意する
  • 手術中に器械出し看護師と協力し、ガーゼカウント、針カウント、器械カウントなどを行う
  • 術後の申し送りなどに必要な情報は術中にまとめておく
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