いまさら聞けない看護技術

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感染創の管理

感染創の管理【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 創に感染徴候を認めた場合、速やかに適切な対処を行い、感染の拡大を最小限に留めることができる

創感染とは

  • 米国疾病管理予防センター(CDC)で定義されている手術部位感染(SSI)に該当する
  • 手術によりできた創(手術操作が直接及ぶ部位)への感染のことを指す

手術部位感染(SSI)の定義

表層切開創のSSI

  • 感染が切開部の皮膚または皮下脂肪に限定されている
  • さらに、下記項目の1項目に該当するものをいう
    ※ただし、会陰切開術または環状切除術部位の感染・感染のある熱傷・縫合糸にかかわる腫瘍は除外する
    1. 切開部の表層から排膿がみられる
    2. 切開部の表層から無菌的に取り出した体液・組織の培養で、病原体を含む何らかの微生物が分離される
    3. 発赤・腫脹・疼痛・圧痛・発熱のうち少なくとも1つの感染徴候があり、切開部培養が陽性(偽陽性となることもあるが、少なくても陰性ではない)
    4. 外科医または介助の医師が、切開部表層SSIと診断した場合

深部切開創のSSI

  • 感染が切開部の深層の軟部組織におよび、さらに下記項目の少なくとも1項目に該当するものをいう
    1. 切開部の深層から排膿がみられる
    2. 切開部深層の自然な離開、または外科医が切開した創で、患者に38度以上の発熱・疼痛・圧痛 の徴候のうち少なくとも1つあり、培養が陰性ではない
    3. 切開部深層の腫瘍が、放射線医学的・組織病理学的な検査でわかる
    4. 外科医または介助の医師が、切開部深層SSIと診断

臓器・体腔のSSI

  •  感染が切開部以外で、手術時に触れた臓器・腔などにおよび、さらに下記項目の少なくとも1項目に該当するものをいう
    1. 創以外から臓器または腔に挿入したドレーンから、排膿がみられる
    2. 無菌的に取り出した臓器・腔からの、体液・組織の培養で微生物が分離される
    3. 臓器・腔が関係する腫瘍が、放射線医学的・組織病理学的な検査で見出される
    4. 外科医が、臓器・腔のSSIと診断

洗浄

  • 創の離開や感染がある場合、創部の洗浄・血行促進の目的で行う
患者の状態にあわせて、シャワーで洗浄することもある

手順

  1. 準備をする
    • 防水シーツを敷く
    • 創部がよく見えるようにする
    • 二次感染を防ぐためスタンダードプレコーションに十分留意する
  2. 洗浄する
    • ガーゼ・膿盆を当てる
    • 生理食塩水に洗浄ノズルをつけて圧をかけて洗浄する
      周囲に汚染物が飛び散らないように注意し、必要に応じて周囲をドレープなどで覆う(保護する)
  3. 創を保護する
    • 滅菌ガーゼで軽く水分を拭き取る
    • 創部に滅菌ガーゼを当て
      感染創は、ハイドロコロイド製材やフィルム材などで密封しない
    • 洗浄後は一時的に浸出液が増加することがあるのでこまめにガーゼを確認する
シャワー洗浄の場合
通常よりもぬるめのお湯で行い、洗髪や体を洗う場合は最後に創部を洗浄し石けんなどを洗い流す
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