甲状腺シンチグラフィの介助

甲状腺シンチグラフィの介助【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 甲状腺シンチグラフィの介助について理解を深める

検査の概要

  • 甲状腺の部分に集積する放射性医薬品を注射することにより、甲状腺の位置や大きさ、形態、内部の構造などを知ることができる
  • 甲状腺ヨード摂取率を導き出すことにより、甲状腺機能の評価が可能である
  • 甲状腺がん、バセドウ病、甲状腺機能亢進・低下症、亜急性・無痛性甲状腺炎などのの診断に有用である

方法

ヨードカプセルを経口投与する場合

  1. 検査の1週間前からヨードの制限を行う
  2. 指定日に来院してもらい、ヨードカプセルを内服してもらう

形態などを調べる場合

  • ヨードカプセルに含まれているヨードが甲状腺に集積するまで3~6時間待つ
  • 待機時間終了後、撮影を行う

甲状腺摂取率を調べる場合

  • ヨードカプセルを内服してから3時間後に一度目の撮影、24時間後に2回目の撮影を行う

注射施行の場合

  1. 放射性医薬品を静脈から投与する
  2. 数十分から数時間経過後、撮影を行う(薬剤によっては2回撮影を行う場合もある)
撮影中は身体を動かさないように説明する

アセスメント

  • 甲状腺にヨウ素が集積し、検査用薬剤が体内に取り込まれなくなるのを防ぐため、ヨード(ヨウ素含有の食品・薬剤)の制限を行う必要がある

ヨードの種類

  • 昆布類(こんぶだしも含む)、わかめ、海苔、ひじき、もずく、寒天、だしの素など
ルゴールなどの含嗽薬にもヨウ素剤が含まれているため使用を中止する
  • 甲状腺シンチグラフィで使用する放射性医薬品は2種類あるため、どれを使用するのかを事前にしっかり確認する
    • 放射性医薬品の種類:Na123I(ヨードカプセル)、99mTcO4
    • Na123Iを使用する場合は、1回目の撮影まで、3~6時間程度の時間が必要となることがある

注意事項

胎盤から放射性ヨードが通過するため、妊婦あるいは妊娠の可能性がある方にヨードカプセルの使用は禁忌である
  • 事前(予約時)に薬剤アレルギーの有無を確認する
  • 授乳中の女性に検査を行う場合、母乳に放射性医薬品が分泌されるため、授乳は数時間~数日間中止することを説明する
  • 撮影時、検査をする部位にピアスやイヤリング、ネックレスなど金属製のものがあれば外してもらう
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
また、本コンテンツの情報により発生したトラブル、損害、不測の事態などについて、当社は一切の責任を負いかねますので、予めご了承いただきますようお願いいたします。
「いまさら聞けない看護技術」の最新情報をチェックしよう

当サイトは、「あした仕事で使う知識を学べる」ナース専用のハウツーサイトです。
Facebook または Twitter で最新情報をチェックして、職場の同僚と差をつけよう!

公式Twitterアカウント
ナースの転職サイト比較ランキング ベスト5

ナースハッピーライフ管理人が考える、一番おすすめの転職サイトをご紹介します。
「そろそろ転職かも・・・」とお考えのあなた、下記の転職サポートサービスを利用することをオススメいたします。

看護roo!(カンゴルー)
関東・関西・東海エリア専門
詳細はコチラ
看護のお仕事
求人数は業界トップクラス
詳細はコチラ
マイナビ看護師
全国の求人ならこちらもオススメ
詳細はコチラ
4位 ナースフル 詳細はコチラ
5位 ナース人材バンク 詳細はコチラ

もっと詳しく知りたい方は、「ナースの転職サイト比較ランキングBest5」をご覧になり、自分にあった転職サイトを探してみてください!