いまさら聞けない看護技術

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上部消化管内視鏡の介助

上部消化管内視鏡の介助【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 上部消化管内視鏡の介助について理解を深め、適切なケアを行う

検査の概要

  • 経口あるいは経鼻から内視鏡を挿入し、胃・食道・十二指腸の病変部分を観察する
  • 胃炎、胃潰瘍、胃・食道・十二指腸癌、食道裂孔ヘルニア、食道・胃静脈瘤、上部消化管の狭窄や通過障害の有無などの診断が可能である
  • マーキングの施行、切除や止血などの治療的処置も可能である

必要物品・準備

  • ガーグルベースン
  • 処置用シーツ
  • バスタオル
  • マウスピース
  • 検査着
  • ディスポーザブル手袋
  • エプロン
  • マスク
  • ゴーグル
  • カテーテルチップ型シリンジ
  • 2.5ccシリンジ
  • 23G注射針
  • キシロカイン®スプレー8%、キシロカイン®ビスカス2%(リドカイン塩酸塩)
  • 必要時にすぐ使用できるように以下の薬品も準備しておく
    • アネキセート®注0.5mg(フルマゼニル)
    • ホリゾン®注射液10mg(ジアゼパム)
    • ブスコパン®注20 mg(ブチルスコポラミン臭化物)

方法

 病棟(外来)にて

  • 検査日の朝より禁食とする
  • 検査同意書の確認を行う
  • 内服薬、中止薬の有無の確認(血糖降下薬などは禁食となるため中止となる)
  • 上部のみ術衣に更衣してもらう(下着・ズボンの着用は可)
  • 義歯などの付属物も可能な限り外しておく
  • 車椅子にて検査室まで移動の介助をする(点滴がある場合は指示簿も持参する)

検査室にて(経口で行う場合)

  1. 消泡剤の内服を行い、キシロカイン®ビスカス(リドカイン塩酸塩)を5分間咽頭にためた後、ゆっくりと飲み込む(咽頭の麻酔)
  2. 咽頭麻酔中は口から唾液が垂れてくるため、専用シートを患者の襟元に入れ込み、
    患者のそばを離れないようにする
  3. 検査台に上がってもらい、左側臥位になった状態で横向きになるよう促す
  4. 全身の力(特に首や肩、喉の力)を抜くよう声をかける
  5. キシロカイン®スプレー(リドカイン)にて咽頭麻酔を追加し、マウスピースをくわえてもらう
  6. 唾液は飲み込まず、適宜、吐き出してもらうよう促す
  7. 定期的にバイタルサインを測定する
  8. 内視鏡を挿入し、検査を開始する(5~10分程度)

検査後

  • 消化管出血や穿孔などの合併症が稀に起こることがあるので、全身状態の観察を行なう
  • 処置の際に鎮静薬を用いた場合は、覚醒状態の観察を行い、ふらつきによる転倒に注意する
  • 帰室後はバイタルサイン、消化器症状、腰痛・腹痛の有無・ 咽頭麻酔の覚醒状況を観察し、医師へは飲水・食事開始時期の指示をもらう

アセスメント

  • 経口で行う場合、検査中は会話をすることが難しいため、患者の表情なども観察する
    • 辛い時は手を挙げてもらうなど、予めサインを決めておくと良い
  • 経鼻から行う場合は、前処置や必要物品が変わるため注意が必要

注意点

  • 抗凝固薬内服中の患者や食道癌術直後の患者には禁忌である
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