いまさら聞けない看護技術

あした仕事でドジしないようにしっかり復習しましょう。
現在、797トピック公開中! ⇒「看護技術」の一覧を見る

頸椎前方固定術後の脱転の予防とケア

頸椎前方固定術後の脱転の予防とケア【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 頸椎前方固定術後の脱転の予防とケアについて理解を深め、適切なケアを行う
    • 脱転を予防し、移植骨を安定化させて骨の癒合を早めるため、基本的に外固定(ハ ローベストなど)や内固定(プレートなど)を併用する

 治療

  • 以下のような場合、状況に応じて再手術が必要となる
    • 脊髄や神経根を圧迫していると思われる症状がみられる場合
    • 食道の損傷、脊髄や神経根を圧迫している場合
    • 移植骨が脱転し、不安定な場合 など

アセスメント

  • 脊椎へ前方からアプローチするためには、神経根や脊髄の前には椎体や椎間板が存在しているため、これらを掘削あるいは摘出して、治療目的である神経根(脊髄)に到達する
  • 椎体や椎間板を摘出した場合には、脊柱としての機能が失われるため、手術中に骨移植や固定が必要となる
  •  頸椎前方固定術後の脱転は、以下の方法で確認する
    • 多くの場合、単純レントゲン写真
    • 下位頚椎ではCT撮影が必要な場合がある
    • 食道の損傷の診断には食道造影や胃カメラ
    • 脊髄損傷の診断にはMRIでの診断が必要となる

頸椎前方固定後の脱転

  • 移植骨の癒合には約3ヶ月間必要だが、前方固定術後は、術直後から骨癒合するまで移植骨が脱転する可能性が高くなる
  • 脱転の危険性が高いのは、特に術直後から術後約1ヶ月位である
  • 脱転した場合は以下のような問題点がある
    • 固定性の損失
    • 前方に脱転した場合は気管や食道を、後方に脱転した場合は脊髄を損傷する可能性
  • 軽度のものであれば嚥下痛、頚部痛、咽頭の違和感が生じる
  • 手術によって起こる症状と脱転の症状はよく似ているため、鑑別が難しい

看護のポイント

  • 症状が増悪する場合は、脱転が疑われる
  • 重篤な症状(喋下困難、麻痺、しびれ、筋力低下など)が出現した場合は、経過観察をせずに、速やかに医師に報告する
  • 場合によっては、緊急手術が必要となる場合がある
「いまさら聞けない看護技術」の最新情報をチェックしよう

当サイトは、「あした仕事で使う知識を学べる」ナース専用のハウツーサイトです。
Facebook または Twitter で最新情報をチェックして、職場の同僚と差をつけよう!

公式Twitterアカウント

仕事がうまくいかないナースのあなたへ

思い切って転職してみませんか?

転職をより有利にすすめるための方法や、自分にあった転職サイトの選び方などを、元・看護師、ツバキの過去の経験をもとにまとめています。

あなたの悩み、ツバキに相談してみませんか?

元・看護師として、たくさんの悩み相談や転職相談にのってきた経験をもとに、あなたの立場に立ったアドバイスを一生懸命お答えします。

ナースの転職サイト比較ランキング ベスト5

ナースハッピーライフ管理人が考える、一番おすすめの転職サイトをご紹介します。
「そろそろ転職かも・・・」とお考えのあなた、下記の転職サポートサービスを利用することをオススメいたします。

看護roo!(カンゴルー)
関東・関西・東海エリア専門
詳細はコチラ
ナースフル
転職支援実績No.1のリクルートグループ
詳細はコチラ
マイナビ看護師
全国の求人ならこちらもオススメ
詳細はコチラ
4位 看護のお仕事 詳細はコチラ
5位 ナース人材バンク 詳細はコチラ

もっと詳しく知りたい方は、「ナースの転職サイト比較ランキングBest5」をご覧になり、自分にあった転職サイトを探してみてください!