看護師として知識がない…という人が転職までに最低限やっておくべきこと

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椿のお悩み相談にも時々、「勉強することばかりで大変」「慣れない職場についていけない」「転職したが前職までの知識が役に立たない」という主旨のお悩みを頂くことがあります。
今回は、転職するまでに最低限やっておくべきことについて、ケース1~3の例をもとに考えてみましょう。

ケース1: これまでに経験のない職場への転職

クリニックから病院への転職を考えています。どんな心構えが必要でしょうか?
– ななこさん からのお悩み –

こういったケースでは、まず第一に基本的な看護技術を見直しておく必要があります。

私自身の経験では、10年も病院から離れてしまうと、昔の常識は今の非常識になっていることが多々あります。基本的な看護技術、例えば私の場合は手洗いのやり方1つでも、10年前とは違うやり方でしたので、最初は戸惑いました。

ですので、今の常識とは何かを予め勉強しておくと良いと思います。例えば最新の看護技術に関する書籍を読むとか、病院が行っているブランクがある人向けの看護技術講習を受講する、などです。

それから、クリニックから病院への転職の場合、現在勤めているクリニックの標榜科以外に配属されることも考えられます。

そんなときには色々な科の基本的なこと、病態生理や必要な看護ケア、現在使われることが多いお薬など、最新情報を頭に入れておくと、いざ新しい職場で働き始めた時に、きっと役立ちます。

勤務初日まで配属先が分からない場合は、その病院が標榜している科について、最新情報ななめ読みくらいはしておきたいですね。

ケース2: 電子カルテや病院のやり方に慣れない

都会の病院に憧れて転職したのですが、電カルや病院のやり方に慣れず失敗ばかりです
– もものいちさん からのお悩み –

この方は確か、地方の病院で2年間勤務し、都会の病院に憧れて転職された方で、都会の病院は進んでいる、そこについていけない、というお悩みでした。

これは必ずしも地方→都会だけにみられることではありません。現在のようにインフラが整備された日本では、地方の大病院の方が進んでいるところもあります。逆に、都会でも規模がそれほど大きくない個人病院などでは、未だにカルテはすべて手書きのところもあります。都会→都会でも、地方→地方でも同じことです。

では、具体的にどうするか。
まずは、転職先の病院のホームページを隅々まで読みましょう。病院のホームページには、病床数や標榜科だけではなく、実に様々なことが書かれています。

ここでは2つの例を挙げてみます。「電子カルテを導入しているか」と「看護部より」のページです。

電子カルテを導入しているか

転職先が電子カルテを導入していて、現職場には導入されていない場合、かなり戸惑うことは多いと思います。この場合は、電子カルテのことが分かる書籍や、Webサイトなどで、予備知識を勉強しておくと良いでしょう。

Webで「電子カルテ」「困る」「悩み」などで検索すると、色々な情報が見つかります。
看護師さんが書いているブログなどでも良いですね。みんながどんなことに戸惑ったか、どうやって慣れていったかが分かると、少しは前向きに捉えられるのではないでしょうか。

「看護部より」について

まずは看護体制。3交代なのか2交代なのか、病床数との比率はどうなのか(10:1とか7:1とか)。

3交代制から2交代制の病院へ転職すると、最初は夜勤時間の長さに辟易しますので、心構えが必要です。

病床数との比率ですが、10:1とは病床数10に対して看護師1人、7:1は病床数7に対して看護師1人です。病床数が少なくなるほど重症度(手間がかかる度)が高くなります。これまでと比較して忙しそうか、重症度が高そうか、だいたいの予想ができると思います。

あとは教育体制。転職するのであれば継続教育、キャリア教育などを読んでおくと、看護師の業務以外でどのような研修があるのか、何となくの予測ができそうです。この辺は面接の時に詳しく聞いておくことも必要ですよ。

ケース3: これまでの勤務経験が役に立たない

これまでの外科での6年間の勤務経験が役に立たず、逆に自分の首を絞めています
– Kameさん からのお悩み –

これもよくあるお悩みのようです。特に、病院→これまでよりも規模が大きな病院、という場合は、今までのワタシのキャリアは何だったのー!!となるかもしれません。さてこうならないためにはどうすれば良いか。

ここには多分、正解はありません。ただ、椿の経験上でアドバイスするならば、「過去の経験はプライドとして胸に秘めておく」です。

確かにある程度経験を積み、病棟でリーダーを任されるようになれば、自分自身の良い意味でのプライドになります。でも転職したら違う科の病棟に配属されることもあるし、病院自体のやり方も違い、戸惑うことも多いでしょう。ここはひとつ「(年は取っているけど)新人です!新しいことをどんどん覚えます!」という心構えで臨んで頂きたいです。

転職先からみれば「●年分の給料をもらっているのだから」という心境ではありますが、これまでの経験でできることはコレ、ここは経験がないから分からない、という線引きを自分自身でしっかりと行い、経験が足りないところは年下の先輩にでもどんどん質問し、自分のモノにしていく努力が必要です。

その時に邪魔になるのが過去の経験によるプライドです。「こんなことも分からないと思われたくない」というのは間違い。分からないのは事実なのですから、どんどん聞いて勉強して、分かるようになる必要があるのです。

「そんなことも分からないの!」と言われても、相手の小言は右から左へ受け流し、きちんと分かるまで説明してもらいましょう。その代り、同じことを何度も聞かないこと。ここはプライドの出番になります。上手く使い分けることが必要ですよ。

おわりに

いかがでしょうか。転職は自分を取り巻く環境が劇的に変化することもあります。働き始めて悩むよりも、働く前にある程度悩んでおいた方が、ずっと気持ちが楽になると思いますよ。

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