看護師だって夜勤はつらい…夜勤を乗り切るちょっとした工夫

看護師の仕事に夜勤はつきものです。

24時間365日、入院している患者さんがいれば、必ず誰かが夜勤をしています。でも正直なところ、みんなが寝静まっている夜間帯に起きて仕事をしているのはとてもつらいですよね。

例えば、ホントの新人の頃もそうですが、年齢を重ねるごとに夜勤を「ツライ」と感じることはありませんか?これには体力的な問題もありますが、メンタル的な問題を含んでいることもあります。

今回は夜勤のつらさとその乗り越え方について考えてみます。

 

そもそも、なぜ人は眠くなるのか

人の身体には元々、体内時計というものがあります。

人の体内時計は、朝の光を浴びることで覚醒し、暗くなると自然と眠くなるようにできています。これは脳の松果体から分泌されるメラトニンというホルモンの働きによるものです。

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メラトニンは、一度起きてから14~16時間くらい経過すると徐々に分泌が始まり、その分泌量に従って深部体温が下がり、身体が「眠る」状態に近づきます

さらに、メラトニンには抗酸化作用により細胞の新陳代謝を促す疲労を回復するという働きがあると考えられています。

夜になると眠くなるのは、日中の活動で疲れて傷ついた身体を、元の状態に戻そうとしているサインなのです。

 

しかし!!

疲れた身体に鞭打って、仕事をしなくてはいけないのが夜勤です。
そんな生活を何年も続けていれば、自然と身体はボロボロになってきます。

夜勤のつらさを乗り切ろう!~体力、体調管理編~

20代のころはまだ体力もあり、なんとかこなせていた夜勤も、30代、40代になると、次第に身体が悲鳴を上げてきます。これではいつ倒れてもおかしくありませんよね。

大事なのは、自分の基礎体力をつけることです。

ではどうするか?

 

ポイント1:病気になりにくい身体をつくる

 

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ジムに通ってトレーニングをするのも良いですし、空いた時間のジョギングも良いです。
身体を動かして自分の筋肉を使い、筋力をアップさせます

また、栄養のバランスのとれた食事をし、眠れる時はサクッと眠ること。これも体力をつけるためには必要なことです。

これらは同時に「病気になりにくい身体」を作ることにも繋がります。

ポイント2:「軽い風邪をひいた」などと侮らない

たとえ軽い風邪でも、身体の方は「風邪を治すこと」と「いつも通りに仕事をすること」の2つの働きを強いられてしまうため、

どうしても体力を消耗 → 疲れがとれない → 風邪が悪化する

という悪循環になります。

ポイント3:深くて良い眠りを心がけること

看護師の夜勤は、2交代であれば16時間勤務を強いられます。
それを乗り切るために一番必要なのは、自分にとって一番疲れが取れる「眠り」を追求することかもしれません。

夜勤前には、真っ暗で静かな環境で眠れると、時間が短くても深い眠りにつくことができます。睡眠時間が短ければ体力を完全に回復するまでは至りませんが、少しは疲れが取れます。

仮眠の前に少しだけ身体を動かし、体温を上げておくこともと眠りやすい状態になるのでオススメです。

 

夜勤のつらさを乗り切ろう!~メンタル管理編~

夜勤をしていると、メンタル的にもつらいと感じることがあります。

医師、部長、師長、先輩、同僚、後輩などなど…誰しも職場でウマが合わない人間が1人はいると思います。看護師の仕事はシフト制なので、そんな人とシフトが一緒になると、仕事の前から憂うつになったりしますよね。

だからといって、いちいちそれを考慮していたら、シフトが成り立ちません。

ではどうするか?

 

 ポイント1:仕事に集中する

一番のポイントは、仕事に集中することではないでしょうか。

自分があまり好感を持っていない人と、無理に雑談をすることはありません。
ただし看護師の仕事は、投薬1つをとっても「ダブルチェック」が必要ですから、全く話をしないわけにはいきません。でもそれは、至極ビジネスライクでも良いのです。

自分の仕事に責任を持つ上で必要最低限の会話はする。
でも、無理にそれ以上に踏み込まなくても良いと思います。

もし相手が自分より上の立場で、自分のミスを大げさに言うような先輩なら、それこそ自分の仕事に集中し、隙を見せなければ良いのです。

 ポイント2:自分へのご褒美を用意しておく

あるいは、自分の働き対してのご褒美を用意しておくのも良いですね。

人は心理的に、その先のご褒美が分かっていれば、その時点での自分の力以上の働きをしようとします。

例えば子どもなら「100点とったら欲しがっていたゲームを買ってあげる」といえば、何とか100点を取ろうと努力します。

こういった心理的な頑張りは、大人になっても必要です。

この夜勤を乗り切ったら「見たかった映画を見に行く」とか「おいしいものを食べに行く」とか、何でも良いです。

この夜勤を乗り切ったら~のご褒美を自分に用意しておくと、少しは気が楽になります。

 

しかし、体力的にもメンタル的にも、どうしようもなく夜勤がつらい!もう限界!!
と感じたら、いっそのこと夜勤のない職場への転職を考えても良いでしょう。

ただし、これにはメリットとデメリットがあります。

 

夜勤のない職場に転職するメリット

メリット1:心も身体も楽になる

 

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夜勤のない職場ならば、「朝起きて夜眠る」という、人が本来持っている睡眠リズムを崩さずに済みますので、少なくとも身体は楽になります

人は睡眠のリズムが崩れると、身体のいろいろな所がおかしくなります。

例えば女性ならホルモンンバランスが崩れて月経周期が乱れることもありますし、体力をきちんと回復できないので体調を崩しやすくなります。お肌の状態が悪くなると、それだけでも憂うつになったりします。

そう考えると、日勤だけの仕事にシフトすることは、メンタル的にも楽になることも多いのではないでしょうか。

 

夜勤のない職場に転職するデメリット

一方のデメリットですが、もしかするとメリットより多いと感じるかもしれません。

デメリット1:給料が減る

まずはお給料が減る可能性が高いこと。

夜勤をすればそれなりに手当が付きます。

例えば3交代なら1回の夜勤で数千円、2交代なら1万円くらいが相場でしょうか。
アナタが2交代制の病院で月に5回の夜勤に入る場合、夜勤がなくなるとお給料は月に5万円減ることになります。

デメリット2:日中の連勤が意外とつらい

また、それまで夜勤もしていた人、いきなり日勤だけになると逆につらいという人もいます。

日勤だけになると週に5日間(勤務先によっては6日間)、日中はずっと働きっぱなしになります。夜勤前のゆっくり眠る時間が取れなくなりますし、夜勤明けでパーッと買い物に行くこともできません。

週末までストレスを発散することができないので、メンタル的にもつらいと感じることもあるようです。

 デメリット3:スキルやキャリアの向上に繋がりにくい

それからもう1つ、自分のスキルアップやキャリアアップには繋がらないというデメリットもあります。

看護師の仕事の中には、夜勤だからこそ身に付くスキルもあります。
実は「夜間の人手が無い時の急変への対応」は、いくつものスキルが必要です。

例えば、

  • 急変に気付くこと
  • その時に必要で最適な処置やケアがなにかを判断すること
  • 医師と連絡を取ること
  • 同じ病棟の夜勤スタッフに協力を仰ぐこと
  • 必要があれば他の病棟のスタッフに協力を要請すること
  • 少ないマンパワーでも日勤帯と同じレベルのケアを行うこと

などです。

 

看護師には看護技術的なスキルももちろん必要ですが、判断力とかコミュニケーション能力も必要になります。

こういった経験を積まない看護師は、自分の可能性を狭めてしまうことになるのです。

この先一人前の看護師としてバリバリ働きたいという若い看護師であれば、ある程度は夜勤を経験する時期も必要なのです。

 

おわりに

いかがでしょうか。今回は夜勤のつらさを乗り切ることについて考えてみました。

他の人が眠っている間に仕事をするのは本当に大変ですが、ちょっとした工夫で乗り切ることもできるようになるかもしれません。

大切なのは「自分に合った方法を見つける」こと。最初は誰かの真似でも良いです。
色々と試してみる中で、自分のつらさが少しでも軽くなる方法を、ぜひ探してみて下さいね!

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