脳の構造と神経伝達の仕組み

脳の構造と神経伝達の仕組み【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 脳の構造と神経伝達の仕組みについて理解を深める

アセスメント

  • 脳内には何十種類もの神経伝達物質が存在し、それぞれの役割に対して記憶や運動機能、気分に関する大事な情報を伝達している
  • 脳の損傷や変性によってある種の神経伝達物質が不足すると、その神経伝達物質に関連している記憶や運動機能、感情の低下が認められる

脳の各機能

    • 大脳の表面を構成する大脳皮質には、神経細胞が集中している
    • 大脳皮質は前頭葉、後頭葉、側頭葉、頭頂葉の4つに分類され、3つの連合野(前頭連合野、頭頂連合野、側頭連合野)を構成し、高次機能を司っている
脳内で起こっている疾患の種類と部位により、症状のあらわれ方は様々である

前頭葉

  • 人間的思考
  • コミュニケーション
  • 感情や理性により行動を抑制する
  • 意思決定を行う
  • 注意を分散する
  • 意識や注意を集中する
  • 意欲のコントロール
  • 運動機能の調整
  • 記憶のコントロール など

後頭葉

  • 視覚から得た情報をコントロールする

側頭葉

  • 聴覚から得た情報をコントロールする

頭頂葉

  • 皮膚感覚
  • 空間認識

大脳辺縁系(扁桃体・海馬)

  • 情動、記憶の中枢

間脳(視床・視床下部)

  • 自律神経の調整

脳幹

  • 循環や呼吸の中枢であり、生命維持を担っている

小脳

  • 運動機能(歩行や姿勢)

脳内神経伝達の仕組み

  • 脳には多数のニューロン(神経細胞)が存在しており、他のニューロンや神経終末との間で情報伝達が行われている
  • ニューロンとニューロンの間にある、ごくわずかな隙間にシナプスと呼ばれる部位が存在する
  • シナプスで神経伝達物質が放出され、相手側のニューロンが受容することで、情報伝達が成り立っている
  • 情報伝達の役割を持つニューロンは、樹状の突起を自在に伸ばす性質がある
  • 他の神経終末やニューロンとの間で情報交換を行う隙間=シナプスを、無数に生成することにより、脳内に整備情報ネットワークを作り出す
  • 神経伝達物質は成長にとともに増加するが、ピークは20歳ごろ
  • それ以降は減少傾向となり、80歳頃までにはピーク時の2割~3割にまで下降すると推測されているが、これがいわゆる「老化」である
  • 単なる老化現象であれば、誰にでも起こり得ることであり、社会生活に支障をきたすことはない
  • 認知症を発症した場合、もともと正常に発達した記憶能力や認知機能が、非常に速いスピードで低下し、社会生活に支障をきたす
  • 神経伝達物質には、アセチルコリン、セロトニン、ドーパミンがある
  •  一概にはいえないが、それぞれの減少や増加がリスクとなる疾患が分かっている
    • アセチルコリンの減少:アルツハイマー型認知症
    • セロトニンの減少:大うつ病
    • ドーパミンの減少:パーキンソン病
    • アセチルコリンとドーパミンの両方が減少:レビー小体型認知症
    • ドーパミンの増加:統合失調症
アセチルコリンの減少を食い止めることができれば、アルツハイマー型認知症の治療効果が期待できると考えられるようになった
似た様な症状がみられていても、実際に減少や増加がみられる神経伝達物質が異なるため、不適切な薬物を投与すると、症状が悪化することがあるため、鑑別診断は重要なポイントとなる
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