アルツハイマー型認知症の基礎知識

アルツハイマー型認知症の基礎知識【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • アルツハイマー型認知症の基礎知識について理解を深め、適切なケアを行う

患者割合

  • アルツハイマー型認知症は、認知症全体の50~60%を占めている
  • 脳血管性認知症との混合型を含めた場合、アルツハイマー病の病理組織の存在が予測される患者は全体の62.5%にのぼるといわれている

病態生理

  • アルツハイマー型認知症は脳の萎縮と変性が認められるのが特徴である
  • 脳萎縮は広汎性(びまん性)にみられる
  • 特に頭頂葉と側頭葉の内側にある海馬部分の変化が大きい
  • 脳が萎縮している部分の血流は低下している
  • アルツハイマー型認知症は発症にいたるまでの期間が長く、いつごろから始まったのかがはっきりとしないことも多い
  • 臨床的には初期の段階であっても、病理学的には末期に差し掛かっていることも多い
  • 画像診断から予測される症状と、実際に臨床でみられる症状が、食い違うことも多い

特徴的な症状

  • 頭頂葉の機能(空間認識)、海馬の機能(記憶)が低下することにより、もの忘れが目立つ、道に迷う、などの症状が見られる
  • 病識に乏しく、比較的表情は明るい
  • 多弁な場合もある
  • 日中に徘徊することが多く、歩行はしっかりとしているが、道に迷うことが多い
  • 知能検査を受けると、前の質問に対する答えが混在して出現する(保続)
  • 立体透視法の模写をしてもらうと、重度の患者であればあるほど、立体感がない描画をする

ハイリスク患者の特徴

頭部打撲

  • 意識消失が起こるほど頭を強打したことがあるなど、頭部打撲の既往歴がある場合、発症の危険性が高まる

女性

  • 患者の男女比は2対3~4であり、女性に多い

加齢

  • 80代、90代と、高齢になるほど認知症になる人が増加し、アルツハイマー型認知症の占める割合も多くなる

その他のリスク

  • 遺伝もハイリスクの要因であると考えられているが、日本では稀であると考えられている
  • 最近の研究により、糖尿病がアルツハイマー型認知症の発症リスクを高めるのではないかといわれている
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
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