呼吸リハビリテーションの実践 1 運動療法の適応と禁忌

呼吸リハビリテーションの実践 1 運動療法の適応と禁忌【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 呼吸リハビリテーション(運動療法)の適応と禁忌について理解を深め、適切なケアを行う

運動療法により期待できる効果

  • ガス交換能や呼吸機能を直接的に改善するのではなく、呼吸器障害に関連したさまざまな病態の改善が期待できる
    • 呼吸困難の増強
    • 生活の質(健康関連QOL)の低下
    • 骨格筋機能の低下(運動耐容能の低下)
    • 不安や抑うつなど
労作時に低酸素血症がある患者の場合、酸素投与を行いながら運動療法を行うことで同様の効果が期待される
重症な呼吸不全患者の場合、非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)を行いながら運動療法を行うこともある

適応患者の基準

  • 呼吸器障害などの症状を伴う慢性呼吸器疾患の患者で、疾患に対する標準的な治療によって、病状が安定していること
  • 呼吸器疾患により、何らかの機能的な制限がある
  • 患者自身に積極的な意志がある
  • 不安定な合併症など、呼吸リハビリテーションの妨げになる因子がない
運動療法はほとんどの呼吸器疾患患者で適応となる
肺機能の数値のみ、あるいは年齢制限など、1つの指標からの判断は行わない

禁忌

  • 発熱している
  • 急性全身性疾患を発症している
  • 心疾患の合併がある:発症から日が浅い心筋梗塞、不安定狭心症、急性肺性心、非代償性うっ血性心不全、重篤な大動脈弁狭窄症、活動性の心膜炎、コントロール不良の不整脈、心膜炎、重度の肺高血圧症など
  • 肺塞栓症あるいは急性肺性心を発症してからの日が浅い時
  • 運動を妨げる程度の重篤な整形外科的疾患を合併している
  • 高血圧症でコントロール不良な状態にある
  • 重篤な肝機能障害・腎機能障害を合併している
  • 重度の精神疾患、高度の認知障害を合併している
運動中の危険性が増大するような合併症や併存症など、運動療法の妨げになる要因や、病状悪化につながる要因がある場合は、禁忌となる
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