呼吸リハビリテーションの実践 6 ADLトレーニング

呼吸リハビリテーションの実践 6 ADLトレーニング【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • ADLトレーニングについて理解を深め、適切なケアを行う

ADLトレーニングにより期待される効果

  • コンディショニングとともに、個々の患者の状況に応じて段階的に行う
  • その結果、全身持久力・筋力トレーニングに向けての「身体づくり」効果が期待できる
  • 日常生活において動作遂行能力の向上、呼吸困難の軽減を図る
  • 最終的には生活関連QOLの向上効果がある

ADLに対する工夫

  • 起き上がり→坐位→立ち上がりなどの動作から開始する
  • 患者の様子に合わせ、徐々に歩行→階段昇降へと段階をあげていく
  • コンディショニングで習得した呼吸法と、動作のタイミングが合うように指導する
  • 運動負荷の高い階段昇降や入浴、歩行をはじめ、洗面など姿勢による影響を受ける動作においても適宜指導する
  • 1つの動作に時間をかけるなど、動作パターンを工夫する
  • SpO2の低下や呼吸困難が強い場合は、労作中でも必ず休憩を入れながら姿勢や呼吸を整えて行うよう指導する
  • 必要に応じ、環境調整を行う

ADLトレーニングの例

入浴時の指導ポイント

入浴は日常動作の中でも負荷の高い動作であるため、

  • 更衣や移動の前後で休憩を入れる
  • 身体を洗う動作は息切れを助長させやすいため、洗う順番は頭、顔、片腕ずつ、腹部、背部、片足ずつなどのように部分ごとに分け、洗っている最中にもこまめに休憩を入れる
  • 余裕を持って呼吸ができるスピードで動作を行う
  • 前傾姿勢(頭や足を洗うなど)の動作は胸部を圧迫しやすく、呼吸の圧迫や息苦しさをきたしやすい
    • 動作の途中でも、こまめに休憩する
  • 入浴後の更衣などは急ぎがちになりやすいが、休みながら行なうように意識する
  • 椅子はやや高めの方が腹部の圧迫は少ない
  • 背部を洗うときは、胸よりも腕が下にあることが望ましい
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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