認知症ケアの基本 4 関係は”接し方”で変わる

認知症ケアの基本 4 関係は”接し方”で変わる【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 認知症ケアの基本(接し方による関係性の構築)について理解を深め、適切なケアを行う

本人の気持ちにあった行動を促す

  • ケアする側の都合を優先するのではなく、認知症の人が思っていることや行動の意味を理解しながら、適切な行動へと自然に誘導をうながす
  • 行動変容を促すケアは、ケアする側の言動・表情、周囲の環境、評価まで、全方位を意識しながら誘導することが大切である

行動変容ケアの5つのポイント

明るい表情で接する

  • ケアする側の表情が無表情や威圧的な印象を与えると行動を促しても断られる場合がある

相手が納得できるような伝え方をする

  • 相手を制したり、たたみかけるような伝え方ではなく、ケアする側の意向をゆっくりとていねいに伝え、相手を尊重する伝え方をする

行動に対しての評価を行う

  • 行動に変容が見られた場合、「すごいですね」という抽象的な言葉がけではなく、「ほかの方のことも大切にされていて素敵ですね」などのように具体的な言葉がけをする

日ごろから親しんでいるものが目に入るよう配慮する

  • 移動先に、日ごろから本人になじみのあるもの(道具や食べ物など)を置き、安心感を持てるよう配慮する

日常の生活パターンを把握する

  • 空腹や尿意などの生理現象による不穏が起こらないよう、日常の生活パターンを事前に把握しておき、トイレ誘導などを行う

気分や状況の切り替え

  • 言葉がけひとつに対しても、認知症の人が気分を害さないよう適切な声かけや状況把握、相手の表情を意識した関わり方が重要である

声かけのポイント

  • 食事やお茶、おやつ、アクティビィティケアなどに誘う
  • 声の調子や話かけるタイミングに注意する
  • 本人が何に関心があるのかを知り、活用する
本人の不安や心配事に対し、ケアする側が不安感を与えないよう興味・関心のあることへさりげなく誘導をする→不安感や心配事が一時的に頭を離れ、ケア提供者の話に意識を集中するようになる
気分や状況の切り替えを試みる際、ケア提供者自身が「とりあえず」という気持ちで気分転換を促すと、相手も当然「とりあえず」という受け止めをするので、のちに落ち着かなくなる場合があるので注意が必要

アセスメント

  • 無理に相手の気持ちを変えようとしていないか
  • 本人の気持ちが自然と切り替わるような関わり方を意識できているか
  • ケアする側の言葉がけ、表情などは適切に行えているか
  • 相手に関心をもち、相手の立場になって考えることができているか
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
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