認知症ケアの実際 6 姿勢・動作

認知症ケアの実際 6 姿勢・動作【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 認知症ケアの実際(姿勢・動作)について理解を深め、適切なケアを行う

”姿勢・動作におけるケア”が必要となる理由

  • 身体の不調は姿勢や動作に現れやすい
  • 特に高齢者になると、筋肉の衰えや、姿勢・動作の崩れが顕著になる
  • しっかり観察することで、内臓や骨の不調、筋力、失行の程度までわかることがある
高齢になるにつれて動作や姿勢が崩れやすくなり、場合によっては寝たきりの状態になることもある
よりよい姿勢や動作を保ち、身体の負担が軽減されるようなケアが必要である

ケアのポイント

認知症や加齢に伴う姿勢や動作の変化を観察する

  • O脚や猫背が見られていないかの観察を行う
  • 失行による動作不十分の有無を観察する
一見すると良い姿勢に見えても、身体全体のバランスが崩れている場合がある
中等度の認知症がある場合、身体のバランスに支障が生じやすく、さらに重度になると、寝たきりになりやすい

「良い姿勢」の定義

  • 安楽で、疲労が溜まりにくい
  • 身体のバランスが保たれている
  • 合理的な姿勢は、臓器への負担が少ない など

廃用性症候群について理解する

  • 廃用性症候群とは、心身の機能を「使わない」状態が長く続くことである
  • 身体の各機能が低下する状態になることをいう

筋委縮

  • 日ごろから使われない筋組織は細くなる
  • 結果的に、筋力全体が低下する

関節拘縮

  • 関節周囲にある組織が拘縮する
  • 関節可動域の範囲が狭くなる

褥瘡

  • 同一部位が長時間にわたり圧迫される
  • 皮膚の組織が壊死する

骨粗鬆症

  • 骨形成に必要な物質が加齢とともに減少し、骨密度が低下する
  • 長期臥床に伴い、骨に重力がかからない状態となり、カルシウムも減っていく
骨は必要な成分を補うだけではなく、適度な刺激を与えることで、骨量を維持できる

起立性低血圧

  • 長期臥床に伴い、血圧の自動調節機能が上手く機能しなくなる
  • 結果的に、起立するとめまいや立ちくらみが起こる

無気力

  • 外的刺激が少ないため、精神的な活動が低下する

アセスメント

  • 姿勢と動作に関連した身体的・精神的不調や苦痛が生じていないか
  • 身体に負担がかかる動作・姿勢をとっていないか
  • 本人にとっての良い姿勢がどのようなものか、ケアする側が理解できているか
  • 廃用性症候群の防止を意識して関わることができているか
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