肺炎の看護の基礎 5 急性期の看護

肺炎の看護の基礎 5 急性期の看護【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 急性期の肺炎患者に対する看護について理解を深め、適切なケアを行う

気道の清浄化を図る

口腔ケア

  • 定期的に口腔ケアを行うことにより、肺炎の重症化を防ぐ
    • 口腔内の細菌は夜間~朝方にかけて繁殖する
    • そのため、起床時は一日の中で最も細菌繁殖数が多い
    • 就寝前・起床時の口腔ケアは特に念入りに行う必要がある

口腔・気道内の保湿

  • 加湿や人工唾液、口腔内保湿ジェルなどを用いて保湿する
  • 気管切開の患者には人工鼻を使用する
  • 室内に加湿器を設置する
加湿器を使用する場合、最低1回/日は洗浄・加湿を行い、カビや細菌繁殖を防止する

吸入

  • 清潔な手で機器を取り扱う
  • 適切に器材の洗浄・消毒を行う

吸引

  • 吸引を行う際は、手指衛生を行い、ディスポーザブル手袋を装着する
  • 清潔な吸引チューブで吸引後、しっかりと手洗いを行う
肺炎の患者に対し手指衛生を徹底することは、その患者の病状の悪化や二次感染の予防につながるだけでなく、他の患者に対する”院内感染予防”の観点からも非常に重要である

栄養状態の改善

  • 咳嗽や呼吸困難など身体的苦痛が強い場合、エネルギーの消費量が高くなるため、十分な栄養補給を行う
    • 食事摂取量が少ない場合や栄養状態が悪い場合は、栄養士と連携する
    • 食べやすい食事の工夫、少量でも高カロリーの食品や高栄養流動食の追加などを検討する
十分に経口摂取ができない場合は、経管栄養や高カロリー輸液なども検討する
急性期はエネルギー消費量が多いため、できるだけ安静を保ち、十分な栄養が摂れるようにする

苦痛や不安の緩和

呼吸困難

  • 安楽な体位の工夫(ファウラー位)
  • 吸引
  • 必要時、酸素吸入
  • 呼吸訓練
  • 体位ドレナージ

発熱

  • クーリング
  • 解熱剤の使用
  • 掛け物による調節
  • 室温調整
鎮痛剤の乱用は、逆に発熱を長引かせる場合があるので注意する

不安

  • 訴えに対し、傾聴する
  • 必要時、医師からの説明の場を設ける
  • 睡眠が十分に取れるよう睡眠薬などの調整を行う
  • 処置などの際は、適宜、声掛けを行う

アセスメント

  • 急性期の肺炎を脱するためには、一般状態の改善が重要であることを理解しているか
  • 急性期の肺炎に対し、必要なケアを把握できているか
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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