輸血の基礎 2 輸血とは

輸血の基礎 2 輸血とは【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2016年5月24日
最終更新日:2018年06月10日
(変更日:2016年4月1日) ※

目的

  • 輸血とは何かについて理解を深め、適切なケアを行う

輸血とは何か

  • 成分製剤や血漿分画製剤を用いる成分輸血や、自分の血液を用いる自己血輸血などがある
  • 輸血療法を行う際、法律で決められていることもある
    • 特定生物由来製品を使用する際には、原材料に由来する感染のリスク等について、特段の注意を払う必要があることを十分認識する必要があること(「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」第9条に基づく「血液製剤の安全性の向上及び安定供給の確保を図るための基本的な方針」第六及び第七)
    • 血液製剤の有効性及び安全性その他当該製品の適正な使用のために必要な事項について、患者又はその家族に対し、適切かつ十分な説明を行い、その理解を得るように努めなければならないこと(薬事法第68条の7)
    • 特定生物由来製品の使用の対象者の氏名、住所その他必要な事項について記録を作成し、保存(20年)すること(薬事法第68条の9第3項及び第4項)

輸血を行う目的

  • 血液中に含まれる細胞成分(赤血球など)あるいは凝固因子などの蛋白質成分の機能低下または量が減少したときに使用する
  • 必要な成分を補充することにより臨床症状の改善を図る目的がある
患者の取り違えや血液製剤による副作用など、重大な医療事故を起こすリスクがある
リスクを上回る効果が期待できるかどうかを十分に考慮し、輸血療法を行う必要がある

輸血の種類

自己・他者の血液選択

自己血輸血

  • 自分の血液を用いる

同種血輸血

  • 他人の血液を用いる

血液製剤の選択

全血輸血

  • 全血液製剤を用いる
現在はほとんど使われていない

成分輸血

  • 成分製剤あるいは、血漿分画製剤を使用する
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