輸血の基礎 3 血液製剤の種類 概要

輸血の基礎 3 血液製剤の種類 概要【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 血液製剤の種類に関する概要について理解を深め、適切なケアを行う

血液製剤とは

  • 血液製剤とは、血液保存液が添加されている血液であり、輸血などに用いられる
  • 血液製剤は大別すると
    • 赤血球製剤
    • 血漿製剤
    • 血小板製剤
    • 全血製剤  の4つに分類される
現在は、患者に必要な成分のみを輸血する「成分輸血」がほぼ100%を占めており、全血製剤はほとんど使用されていない
輸血後GVHDを予防する目的で、新鮮凍結血漿以外の全ての成分製剤に放射線照射が施されたものが多く使われている(放射線照射血液製剤)

血液製剤の種類

赤血球製剤【赤血球濃厚液-LR(RCC-LR)】

目的

  • 循環血液量の維持
  • 末梢への酸素供給

適応

  • 慢性貧血
  • 急性出血など

保存方法

  • 冷暗所にて2~6℃で保存
  • 血液採取後、21日間有効

注意点

  • 赤血球輸血セットを使用
  • 基本的にはそのまま輸血を行う
    急速に大量の輸血を行う場合、体温低下のリスクがあるため、専用の加温器で37℃まで加温し、使用する

血小板製剤【照射濃厚血小板-LR(PC-LR)】

目的

  • 出血予防
  • 止血

適応

  • 血小板の機能異常
  • 血小板の減少

保存方法

  • 振盪保存で20℃~24℃を保つ
  • 血液採取後、4日間有効

注意点

  • 血小板輸液セットを使用
    手に入り次第、速やかに使用する

血漿製剤【新鮮凍結血漿-LR(FFP-LR)】

目的

  • 出血傾向の是正
  • 複数の凝固因子を補充

適応

  • 凝固因子異常が疑われる疾患

保存方法

  • -20℃以下で保存
  • 血液採取後、1年間有効

注意点

  • 赤血球輸血セットを使用
  • 30℃~37℃の恒温槽で急速融解
  • 融解後、3時間以内に使用
恒温槽で融解する場合、ビニール袋に入れる
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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