献血センター(献血ルーム)の看護師の仕事とは?メリット・デメリットまとめ

献血センターの仕事は病棟勤務よりもゆったりと業務ができるようなイメージがありますよね。

プライベートを優先したい看護師さん、緊張感のある病棟勤務に少し疲れを感じている看護師さんは、献血センターでの仕事に興味があるのではないでしょうか。

今回は、そんな献血センターの仕事について詳しく紹介していきますよ。

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献血センターでの仕事とは?

献血センターで働く看護師の仕事は、献血に協力してくれる人から”善意による”血液の提供を受けることです。問診や検診の結果から、医師が献血の可否を判断し、可能であれば看護師が採血を行います。

具体的な仕事内容

  • 献血会場での受け付け
  • 問診
  • 検診(献血できるかどうか)
  • 採血(採血キットの穿刺)
  • 採血中(献血中)の献血者の状態観察
  • 採血後の抜針
  • 献血者へ水分補給を促す など

献血事業を行えるのは日本赤十字社のみ

献血事業は、日本赤十字社のもと運営されています。細かい話ですが、日本で献血事業が遂行できるのは、現在のところ日本赤十字が運営する施設だけなのです。

法律から見ていくとちょっとややこしいのですが、法律上は『血液製剤等の原料とする目的で、業として、人体から採血』することは、厚生労働省が認めたところだけがやっても良いことになっています。

結果、厚生労働省は、日本赤十字社からの申出しか受け付けませんので、結果的にその他の組織や事業者が行うことができません。

ただし例外として、「病院又は診療所における診療のために用いられる血液製剤のみの原料とする目的で採血」することはOKです。分かりやすく言えば、自己血輸血用の採血とか、生血輸血用の採血はOKということです。

 

献血センターの仕事=日本赤十字社が運営する献血センターの仕事ということになりますが、実際のところはどうなのでしょう?

まずは献血センターの仕事のメリット・デメリットを看護師として気になるポイントに分けてまとめてみました。

献血センターで働く3つのメリット

1. 夜勤がない

夜勤がないので、病院勤務に比べ、プライベートを充実させやすいと思います。また、家庭や子育てと仕事の両立を考えている看護師の方にも最適な職場といえるでしょう。

実際の求人内容も併せて見てみましょう。
こちらは、東京都赤十字血液センターでの募集で、非常勤嘱託看護師の給料は時給計算となっています。

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常勤嘱託看護師の給料はこちらではわかりませんが、非常勤嘱託看護師の時給は1,700円となっているので、一般的な看護師のアルバイト・パートの時給としては、高めのレベルといえそうです。ちなみに、同じ東京都の大森赤十字病院の中途採用看護師(パート)の時給は1,510円~1,780円でした。(2016年1月)

2. プレッシャーが少ない?

献血を行う場所では、相手は患者さんではなく『健康な人』なので、急患などの心配もなくゆったりと仕事をすることができます。看護師の負担は軽いといえるでしょう。

緊急性の高い医療の現場特有の「プレッシャー」が苦手だという看護師の方にはオススメです。

 3. 雇用主が安定している

はじめにお話した通り、献血事業を行っているのは日本赤十字社のみなので、雇用主も日本赤十字社となります。大きな組織団体なので、安心して働くことができますね。

 

献血センターで働く3つのデメリット

献血センターの仕事は人気で、求人情報がなかなか見つからないと言われることが多いですが、無いわけではありません。つまり、辞める看護師はいるということです。

辞めていく看護師にとって、どんなことがデメリットになるのでしょうか?

1. 給料が少ないと感じてしまう

まずは、やはり「お金」ですね。夜勤のある病院で働いた経験のある看護師にとっては、夜勤がないため、給料が少ないと感じてしまうようです。

2. 質の高い”サービス”が求められる

献血センターにおいて、接する相手は『患者さん』ではなく『健康な人』です。

相手は健康な人で、しかもボランティアで献血に協力してくれるわけですから、病院よりも質の高い”サービス”を求められてしまうことが多いようです。

相手を患者さんではなく、お客様として扱わなければならないため、サービス業が苦手な方には少し難しいかもしれません。

3. 仕事に物足りなさを感じる

献血センターで働くということは、献血にかかわる業務がメインとなります。

業務の中では、成分献血用の機械の扱いに慣れるということもあるので、ある一定までは色々な勉強ができますし、覚えることもたくさんあります。

しかし、看護師としてのスキルアップという意味では、物足りなさを感じるケースも多いようです。

その理由は、看護師になった以上、やはり看護について高い志を持っていることが多いので、毎日健康な人の血を抜く、同じ作業の繰り返しにはやりがいを感じられなくなってしまうからかもしれません。

献血事業への貢献も大事な看護師の仕事であると思いますが、やはり多くの方は臨床に対する強い思いがあるように感じます。

 

献血センターでの仕事が向いている人

以上のメリット・デメリットから考えると、

  • プライベートな時間、子育て時間の確保を優先したい
  • ルーチン業務が好き(突発的な急変などの対応が苦手)
  • 接客や、コミュニケーション能力に長けている

このような方には、献血センターでの仕事が向いていると言えます。

 

では実際に、献血センターで看護師として働くには、どうしたらよいのでしょう。

献血センターに転職する方法は

それでは献血センターで働くにはどうすればいいでしょう。大きく分けて二通りの方法があります。日本赤十字社へ直接問い合わせる方法と、ナース専門転職サイトに登録する方法です。

1. 日本赤十字社へ直接問い合わせる

各都道府県にある献血センターを管轄しているのは、日本赤十字社の各都道府県支部です。求人はここから探す人が多いかと思います。

2. ナース専門転職サイトへ登録

ナース専門の転職サイトに登録し、人材紹介会社のコンサルタントに求人を紹介してもらうという選択肢もあります。

 

献血センターの求人は比較的人気が高いので、いつでも求人があるとは限りません。求人の中でも特殊な求人といえますので、そうそう出回っているわけではありません。

実際の献血センターの求人情報

2016年1月時点にマイナビ看護師さんで調べた結果、ヒットしたのは静岡県、愛知県でした。試しに静岡県の求人情報について見てみます。

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こうしてみると、確かに日勤のみ、夜勤なしです。平日の時給は東京都の時給よりは安いですが、土曜日は時給1,588円、日祝は時給1,715円と高めです。頑張れば正職員への道も開かれるようです。

 

おわりに

献血センターの求人は人気が高く、看護師転職サイトでは、献血センターの求人は非公開で募集されていることも多いため、検索してもヒットしないこともあります求人サイトや人材紹介会社への登録は必須といえるでしょう。

献血センターの求人に興味のある方は、登録後、献血センターの求人がないかどうか、一度コンサルタントに聞いてみてはいかがでしょうか。

 

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