当サイトは一部アフィリエイト広告を利用し運営しています※提携企業一覧

再生医療

再生医療【いまさら聞けない看護用語・略語】
公開日:2013年1月24日
最終更新日:2013年1月24日
(変更日:2013年8月2日) ※

用語解説

用語の読み

さいせいいりょう

用語の意味

再生医療とは、事故や病気によって失われた身体の臓器や組織の再生、機能の回復を目的とした医療です。広い意味での再生医療には、リハビリテーションや義手、義足、人工関節、または皮膚や骨髄、臓器の移植なども含まれます。

しかし、細胞移植による治療には、ドナー(臓器提供者)の不足や臓器移植後の拒絶反応など様々な課題が残されていました。これらの課題に対して、近年は最先端医療として、世界で新たな再生医療の研究が進められています。そのひとつとして注目を集めているのが、幹細胞移植という再生医療の方法です。胚性幹細胞(ES細胞)は万能細胞とも呼ばれ、身体のほとんどの細胞に分化できることが明らかとなりました。幹細胞の研究によって、失われた臓器や細胞を本人の細胞を使って再生させたり、機能を回復させることができるようになれば、免疫的な拒絶反応や倫理上の問題も克服することができます。

わが国でも2000年以降、患者の血管細胞と人工材料でつくった再生血管移植手術や骨髄細胞の培養による皮膚の再生などが行なわれ、東京医科歯科大学などが共同で骨髄細胞からのあごの骨の再生という臨床試験も実施されました。さらに、2007年には、京都大学再生医科学研究所の山中伸弥教授らが、人の皮膚細胞から万能細胞のひとつである人工多機能性幹細胞(iPS細胞)を生成することに成功しました。このiPS細胞は、ほぼ無限に増殖して人間の神経、筋肉、骨などあらゆる臓器や組織の細胞に変わることが可能で、新たな再生医療として世界中から注目されています。

また、幹細胞による再生医療は美容外科の分野でも応用されており、皮下脂肪組織に存在する体性幹細胞の移植による豊胸術やアンチエイジング療法、乳房再建などが効果や安全性の高い医療として提供されています。

本コンテンツは、看護師監修のもと、ページ公開時の調査、情報などに基づき記述されたもので、正確性や安全性を保証するものでもありません。実際の内容は各専門機関の最新情報をご確認いただきますようお願いいたします。
本コンテンツの情報により発生したトラブル、損害、不測の事態などについて、当社は一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。
※コンテンツの日付け表記ついて「公開日…ページを公開した日」、「最終更新日…情報を更新した日」、「変更日…システムやデザインの変更を行った日」をそれぞれ指します。
「ナースハッピーライフ」の最新情報をチェックしよう

当サイトは、「あした仕事で使う知識を学べる」ナース専用のハウツーサイトです。
Facebook または Twitter で最新情報をチェックして、職場の同僚と差をつけよう!

ナース転職サイト おすすめ 3サイト

転職しようかな…と考えている看護師の方には、以下の転職支援サービスの利用がおすすめです。

  • 看護roo!(カンゴルー)
    ● 累計利用者数50万人以上
    ● 求人数トップクラス
    ● 東証プライム市場上場企業
    ● 資格が活かせる病院以外の求人も豊富
    公式サイト 口コミ・詳細
  • レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
    ● 求人数トップクラス
    ● 累計利用者数は40万人突破!
    ● 病院求人多数
    ● がっつり働きたい人におすすめ
    公式サイト 口コミ・詳細
  • マイナビ看護師
    ● CM多数!大手転職支援サービス
    ● 全国各地の求人をカバー
    ● ブランク・未経験OK求人が多い
    公式サイト 口コミ・詳細

もっと詳しく知りたい方は、「ナースの転職サイト比較ランキング」をご覧になり、自分にあった転職サイトを探してみてください!

ナースハッピーライフを通じて転職支援サービスに登録いただくと、売上の一部がナースハッピーライフに還元されることがあり、看護技術の記事作成や運営費に充当することができます。応援お願いいたします。

いまさら聞けない看護用語・略語
コンテンツ一覧
いまさら聞けない看護技術が本になりました↓
いまさら聞けない看護技術が本になりました
ナースハッピーライフ総合トップ
総合トップに戻る
当ウェブサイトではサイトの利便性の
向上のためにクッキーを利用します。
We use cookies to enhance your visit to our site.
同意して閉じる
ACCEPT & CLOSE