褥瘡

褥瘡【いまさら聞けない看護用語・略語】

用語解説

用語の読み

じょくそう

用語の意味

褥瘡(じょくそう)とは、いわゆる”床ずれ”のことです。

寝たきりの状態が長く続くことにより、体重のかかる骨の突出している部位で、脂肪や筋肉の薄いところの皮膚がすりむけ、潰瘍などの症状がみられることを言います。

 

褥瘡が起きる原因は、皮膚の長時間圧迫です。

  1. 圧迫により血流が滞り、必要な酸素や養分の供給が絶たれる。
  2. すると細胞は死滅し、微小血管も血栓により閉塞。
  3. 組織の壊死が起き、それに伴い炎症が発生。

これが褥瘡となります。

 

褥瘡が発生する部位は主に仙骨あたり、次に腰骨あたりに多く見られます。

人や体位によって異なりますが、骨が突出している部位なら、褥瘡の発生する可能性は十分にあります。

 

褥瘡予防には、頻回の体位変換が重要です。同じ部位の皮膚が続けて二時間以上圧迫されないようにします。

また、マッサージ等の皮膚ケアや、日に数回のリハビリも必須です。

 

褥瘡の症状は3段階に分けることができます。

第1段階:まず骨のでっぱり上の皮膚が赤みを帯びてくる
クリームを用いた皮膚マッサージなど、早期の処置を行えば、症状の進行を防げます。
第2段階:皮膚が白くなり、やがて黒ずんで壊死に至ります。
死んだ皮膚が脱落すると、跡は深くえぐれ、脂肪層、黄色の皮下脂肪が露出します。
第3段階:さらに症状が進行して、骨が露出する

 

褥瘡の処置としては、壊死組織を切り取り、洗浄・消毒を施し感染を抑えます。再発を繰り返したり、創傷が広範囲に及び、自然治癒が望めない場合は、形成手術が必要となります。

 

褥瘡は誰にでも起こりうる疾患ですが、全国にどれくらいの患者がいるか、正確な統計がありません。全国的な集計が行いにくいことと、医療機関での褥瘡を看護の恥だと捉え、実数を隠されてしまうことが原因と考えられます。

しかし、社会の高齢化が進み、寝たきりの老人が増加すると考えられる中、今後は褥瘡対策をきちんと講じる必要があります。

看護師・椿(つばき)の一言コメント

看護師・椿(つばき)

褥瘡(じょくそう)…看護師ならデクビ(ドイツ語でDecubitus)なんて言い方をしますよね!!
以前から「褥瘡(じょくそう)は看護の恥」とか言われたものです。

ある場所に長時間、一定の圧力が掛ることによって、皮膚の毛細血管が圧迫され、血流が少なくなってしまった所の皮膚が死んで(虚血性壊死)しまうのが褥瘡です。
確かに定期的な体交を行えばデクビを予防することは可能でしょう(これが一番基本だね!!)後は栄養管理も重要ですよね。
また、最近はエアーマットも良いものが増えましたよね…中には定期的に除圧してくれる機能が付いたものや自動体位交換機能が付いたエアーマットまでありますから。

褥瘡(じょくそう)ケアは、看護師の仕事ですから正しい知識と正しいケアを行っていきましょう!!

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