いまさら聞けない看護技術

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脳梗塞患者への対応

脳梗塞患者への対応【いまさら聞けない看護技術】

目次

  1. 目的
  2. 疾患の概要
  3. 治療
  4. 観察項目
  5. アセスメント
  6. 合併症予防
  7. 注意点

目的

看護ケア上の目標としては、寝たきりの予防、早期リハビリテーションによるADLの向上を図り社会復帰を目指す

疾患の概要

発症リスク

  • 中高年で動脈硬化のリスクがある人
  • 心疾患のある人
  • 高齢で高血圧がある人

パターンとして、動脈硬化などにより血管が徐々に狭くなる脳血栓症と、脳以外で出来た血栓が飛んできて脳を栄養する血管を詰まらせる脳塞栓症、高血圧が続くことで血管壁の変性が起きて閉塞するラクナ梗塞などがある

臨床症状

  • 梗塞が起きた部位によって症状が変わる
  • 主な症状は、片麻痺、感覚障害、構音障害、失語失認、意識障害など
  • 中大脳動脈の梗塞の場合、梗塞部位と逆側に片麻痺がみられる

検査から分かること

  • 超急性期:CTでは正常かearly CT sign、MRIでは拡散強調像で高信号域がみられる
  • 急性期から慢性期:CTでは低吸収域、MRIではT2強調画像やFLAIR像で高信号域がみられる

治療

全身管理、合併症対策、梗塞巣に対する治療

  • 急性期:血栓溶解療法、脳保護療法、抗血小板療法、抗脳浮腫療法など
  • 慢性期:危険因子の管理、抗血小板療法、外科的治療など

観察項目

  • 脳梗塞急性期は、呼吸、循環、代謝や栄養、体温などで変化が起こりやすい
  • これらの変化を見逃さず、正確なバイタルサインのチェック、必要に応じた看護ケアが必要
  • 具体的な観察項目としては、血圧、体温、呼吸、意識レベルの確認、水分出納量の確認が重要
  • 麻痺がみられる場合、麻痺の部位と内容、麻痺の強さなども合せて観察する
  • 時に、けいれん、頭痛、不穏などもみられ、対症療法が必要となる

脳梗塞患者 観察のポイント

nokosoku

アセスメント

  • 患者の主訴や観察結果から、おおよその梗塞部位を推定できることもある
  • 画像検査結果や血液検査の結果などから、患者の病状を正確に把握する
  • 患者の病状から考えられる合併症を見極め、予防につとめる

合併症予防

  • 良く見られる合併症として、肺炎、尿路感染、消化管出血、深部静脈血栓症(DVT)、褥瘡や関節の拘縮の他、心血管系合併症もある
  • 予防策として、心電図モニタの管理、抗菌薬投与、ヘパリン投与などがある
  • 合併症予防に向けた看護ケアには、良肢位の保持と体位変換、弾性ストッキング着用なども有効
  • ベッド上での早期リハビリテーションとして、関節可動域訓練などの他、意識レベルに応じた早期のADL訓練などがある

注意点

  • 発症から4.5時間以内であれば、t-PA(遺伝子組み換え組織プラスミノゲンアクチベーター)を静脈投与する治療法が選択されるケースがある
  • これは有効性の高い治療といわれているが、発症からの時間経過が重要なカギになる
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