細胞もスゴイが手術もスゴイ │ 看護師の転職相談所

看護師・椿のキャリアアップブログ

都内の眼科に勤める現役看護師が、日々感じたことを呟きます。
ナースのキャリアについても(たまに)書きます

      

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細胞もスゴイが手術もスゴイ

人間の眼って、大人であれば直径はせいぜい2.5㎝だ。
眼を覆っている瞼については、
横の長さや縦への開く長さは 人によって違うが(←特に日本人は欧米に比べて小さめ?)
眼球自体の大きさはさほど変わらない。

そんな小さくてしかも球体の内側に、 移植手術なんてことをして、視力が回復したという↓
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=53443
ES細胞使い視力回復に成功

~前略~ 同社は2010年11月から、ともに網膜に原因があって視力が低下した加齢黄斑変性症の70歳代女性と、スターガート病の50歳代女性に臨床試験を実施。ES細胞から作った網膜色素上皮細胞5万個を、片側の目に移植した

その結果、70歳代女性はそれまで手の動きしか識別できなかったが、移植の1週間後には指の本数を数えられるようになった。50歳代女性も識別できる文字の数が増えたという。手術から4か月が経過した時点でも、移植した細胞の異常増殖など、安全上の問題は見られないという。同社は、さらに多くの患者で安全性と有効性を確認する。

単純に、スゴイ!!

このニュースのポイントは、ES細胞ってスゴイぞ!なんだと思う。
確かにそれもスゴイことだ。
なにせ、ES細胞を使った治療で効果が論文として報告されたのは初めて らしいので、
色々使えるかもしれない→使えた! ということは、確かにスゴイ。
しかし普段から眼の外側と内側を相手に仕事していると、
それをどうやって移植したのか?も結構スゴイ
移植といっても、この場合は皮膚移植のように縫い付けるわけじゃなく
どうにかして(←ココがスゴイとこ)ES細胞を網膜に埋め込んだ、 ということなんだろうか?

角膜から網膜までの間には、 水晶体、硝子体があり、
水晶体をさけて眼内に入ることはできるが 硝子体をさけてさらに奥へ、
網膜に到達して埋め込むって 想像してもなんだかピンと来ない。
想像力の問題か?

まぁこういうことって、最初の1歩がとても大事なわけで。
今回の臨床試験の手順などは、
これから先 多くの臨床試験→治療法の確立へと進んでいくんだろうな。

ちなみに、スターガート病ってどんなもんか
常染色体劣性遺伝の疾患で、病気が進むにつれ黄斑部が萎縮し
網膜の広い範囲に障害が起きて視力が落ちる。
と、知識では知っているのだが、実際の患者さんに会ったことはない。
日本には、どれ位いるんだろうか?
知っている方は情報求む。

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プロフィール

椿です。

椿です。

都内の眼科に勤務する現役看護師です。年齢は30代後半。結婚を機に今の病院に転職して、手術室に配属。出産・育児休暇を経て、今は日勤だけの眼科外来に勤務中。

毎日、看護師勤務、一応は主婦もしながら4歳のミニ椿と格闘中。

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