23.企業で働く看護師 │ 看護師の転職相談所

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23.企業で働く看護師

今回は、治療や介護の現場以外、一般企業などで働く看護師のお話です。

最近、企業における看護師の求人が増えています。一概に企業といってもその分野はいくつかありますので、今回はそれをご紹介。

企業で働く看護師

【治験受託事業者】
文字通り、治験に関する業務を受託する企業です日本で医薬品等を販売するには、厚生労働省の認可が必要となり、それには一定の手順や基準があります。本来は製薬会社が独自で行うものでしたが、およそ20年くらい前から、日本でも治験業務を専門に受託する企業が出てきました。
治験に関する言葉でCRO(受託臨床試験実施機関)とかSMO(治験実施施設管理機関)という言葉を聞いたことはありませんか?同じ企業内には薬剤師さんなどが居る場合が多いのですが、治験に協力してくれる患者さんと直に接することも多いためか、看護師の仕事としては、SMOにおけるCRC(治験コーディネーター)などの仕事が多いようです。
仕事の内容として、治験にご協力頂く医療機関へ出向き、ご協力頂く患者さんとの折衝や診察時の記録などが中心です。基本的には全国的なデータが必要な場合が多く、国内での出張もあります。また、求人の条件には書かれていないことも多いのですが、海外からの医薬品を輸入する場合にも日本での治験が一定以上は必要となるため、文献を調べたりする場合には、英語が出来た方がより良いようです。

【企業の保健室】
ある程度の規模の企業になると、保健室(名称は医務室や保健管理室など様々)を設け、社員の健康管理健康増進安全管理などを独自で行います。ある一定以上の事業場には、第1種衛生管理者免許などをもった保健師や医師を配置することが義務付けられています。
かつては「どれだけ安全・健康的な職場環境を維持するか」などが課題であった時期もありましたが、ここ数年は「職場のメンタルヘルス」に重点を置く場合が多く、また特定健診・特定保健指導制度のスタートも相まって、企業の中の健康増進やメンタル面での手厚いケアが求められる傾向にあります。この流れを受けてか、数年前から産業看護師という言葉も聞かれるようになりました。日本産業衛生学会には「産業看護部会」というものがあり、衛生管理者の免許と2年以上の実務経験があれば登録できるようです。
さらに特定保健指導を行う専門の看護師を募集している場合もあります。社会保険事務所などに所属し、基本的には在宅勤務、必要な場合に保健指導を行うために対象者の自宅などへ伺う、という仕事です。

【保育園(所)】
もう一つ看護師の働く場所として挙げられるのが、保育園(所)です。法律(児童福祉施設最低基準)上は、保育園(所)への看護師の配置は義務付けではありません。しかし0歳児保育を行う保育園(所)では、地方自治体ごとに配置基準を設けているところがあります。例えば東京都は、0歳児を9人まで預かる場合に保健師・助産師・看護師を一人配置すること、となっていますので、0歳児保育を行っている認可保育園には1人以上の看護師がいます。地方自治体(大抵は都道府県単位)により基準は違うようですが、24時間保育でなければ夜勤もありませんので、子供が好き、小児科病棟にいた、という看護師の就職先として有望です。

いかがでしょうか。治療や介護といった分野だけではなく、看護師の職場はどんどん拡大しています。他にも、製薬会社や医療機器メーカーでの営業職や、医療者や患者さんへ機器等の使い方を指導するという仕事もあります。色々探してみると、自分にあった職場が見つかるかもしれませんよ。

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