看護師として働くなかで結婚、ライフスタイル、キャリアアップなどそれぞれの道を選ぶなか転職は必ず生じてくる問題だと思います。
現在、看護師は全国的に人出不足のためよほどの有名な病院やクリニックなどでない限り大体の病院であれば看護師は募集しています。
しかし、自分の希望するような働き方で採用してもらうためには面接時などの際に、伝え方を工夫する必要があります。
今回は転職の場合ごとの自己PR方法について、紹介していきます。
目次
キャリアアップで転職する場合
面接用紙記入時
自分の希望する部署、理由について明確に記入。
持っている資格についても記入することを忘れずに。(例:認定看護師など)
面接時
自身の希望する部署についての理由など、質問された際にはてきぱきとしっかり答える。
希望部署についても積極的に話を聞く。
今後の自分が何を学び、何をしていきたいのかも伝える。
キャリアアップでの転職の場合は、今後自分がどのように学び活動していきたいのかよく考えたうえで面接をするのがお勧めです。
明確にしておかないと、てきぱきと答えられず相手に良い印象を与えません。
結婚で転職する場合
面接用紙記入時
自分が今回、結婚したことで働くことをきちんと記入しておく。
結婚後も夜勤をして働くのか、日勤のみで働くのかについて記入。
現在のこども人数、今後の出産・妊娠についても記入。
今後の働き方について、細かく記入しましょう。
面接時
面接用紙に記入した内容については、再度伝え確認しておきます。
また、就職する際に伝えておきたいこと(なるべく定時で帰れる部署がいい・配属について・妊娠の予定など)もきちんと伝えておきましょう。
最近では結婚しても働く方が多いので、結婚後の就職も問題はありません。
例え妊娠し産休に入っても、産後も働いてほしいという職場が多いので結婚後の転職について心配しなくても大丈夫です。
むしろ、結婚後の妊娠・産休の状況について面接時に積極的に聞いていいと思います。
ライフスタイルで転職する場合
面接用紙記入時
自分が転職するうえで重視したい内容について記入する。(定時で終わりたい、仕事のほかに習い事があるなど)
夜勤専従、日勤のみがいいなどの希望も記入する。
面接時
面接用紙に記入したことを伝えるとともに、自分が求めていることについて質問・確認する。
病院や施設などでも、最近は様々なライフスタイルの看護師を採用する病院があります。
夜勤だけの専従で働く人も増えています。「こんなこと伝えてもいいのかな?」と思うかもしれませんが、面接時に自分の希望を伝えたうえで就職することは大切です。
就職後に「こんな筈じゃなかった」なんてことがないよう、面接時に前もって伝えておきましょう。
転職する際に相手先に伝えるべきことは、主にこの3つだと思います。
おわりに
最近はどこの病院でも看護師不足が目立ちます。よほど人手が足りているクリニックや病院でない限り看護師はほぼ就職できる職業です。
そのため、逆にこちらの方から就職時に自分がどのような希望がありその病院に就職するのか…それを伝えることがポイントです。
もし、自分の希望を伝えたうえで就職たにもかかわらず、自分の希望に沿わない部署であれば異動や転職(入職し3か月以内であれば試用期間なので履歴書に記入しなくてもいい)というかたちもとれます。
自己PRとしては、ごく当たり前な内容かもしれませんがそれを恐れず伝えることが大切です。ぜひ自分の希望を伝えたうえで就職先を見つけていきましょう。
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