現役看護師さんに聞いてみた-なぜ転職に失敗したのですか?

看護師が転職するには、色々な理由があります。

やりがいを求めたり、スキルアップを実現するための転職から、職場の人間関係やお給料に不安や不満をもっているから改善したい・・・などなど。

このようにさまざまな理由から実際に転職をした方の中には、転職したものの「やっぱり失敗だったなぁ」と思っている人もいるようです。

そして、転職を失敗したと思うポイントは

「もっとこうしていればよかった」という転職前のケース

「働いてみてから失敗だったと気づく」という転職後のケース

があります。

せっかく転職するなら、やはり「成功する転職」をしたいですよね!

そこで、転職に失敗したと感じた、実際の看護師の例を見ながら、なぜ転職に失敗してしまったのか?その転職理由と対策について考えてみたいと思います。

また、転職を成功させるために転職サイトごとの特徴を確認したい方はコチラからページ下部へ移動できます。

 

目次 ~やってはいけない転職理由10のケース~

転職前にもっとこうしていればよかった転職理由のケース

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転職後に働いてみてから失敗だったと気づく転職理由のケース

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▼ 転職を優位に進めるための転職サービス活用のポイント

 

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>>転職前にもっとこうしていればよかった転職理由のケース<<

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1. 情報収集不足で失敗するケース

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看護師・大久保千尋さん(仮名)の例

■30代・女性
400床以上の病院→特別養護老人ホーム→185床の病院

看護師として働き始めてから、2回転職を経験しました。

はじめての職場は、付属の学生を受け入れる400床以上ある大病院。

病棟は若い看護師ばかりで、わからないことを聞いても怒られ、検査出しやオムツの交換まで看護師がすべてやっている職場でした。

さらに、定時ではあがれず、19時までは当然のごとくサービス残業。

社会人としての自覚が足りなかった事もありますが、妊娠を申し出てもありえないくらい責められるような職場でした。

結局、人間関係・職場環境に疲れ、出産を機にその病院を辞めることに。

次の職場は、大病院での失敗経験から、特別養護老人ホームに切り替えました。

しかし、看護師の仕事ぶりがあまりにいい加減で、私の正義感が許しませんでした。

患者を人間と思わない様な言動も見受けられ、患者を看る気がまったく感じられず、その雰囲気がとても苦痛になり退職。

3度目の職場は185床の病院で、ママナースを募集していたところに応募しました。

看護部長の人柄もよく、一緒に働く看護師さんたちもママナースが多く、色々な経験をもった人ばかりで、悩みや今までのツライ経験の痛みが共感できます。

また役割別で処置をするため、定時であがれています。

今までよりもやりがいを感じ、今では楽しく働くことができています。

 

大久保さんは、なぜ転職に失敗したのか?

大久保さんの場合、最初の職場の「嫌なところ」と逆の職場を選ぶ、という方法で転職したようです。

たしかに、大病院から特別養護老人ホームでは、同じ看護師とはいえ、仕事の内容や求められるスキルはかなり違います。

大久保さんは、とにかく嫌な部分だけ基準にして、転職先を選んだのが失敗の原因でした。

実際に働いている看護師の人柄や仕事ぶりに注目しなかったことが、裏目に出てしまったのかもしれません。

2回目の転職は、まず自分がママナースであることから、「ママナースが働きやすい職場」「働いている人の人柄」に注目して探したことで、うまくいったようです。

 

「情報収集不足」で転職に失敗しないためのポイント

転職活動は、情報取集から始まると言っても過言ではありません。

勤務体制はどうなのか?休暇は?給与は?福利厚生は?

こういったことは、求人広告を見るだけでもなんとなくはわかります。

でも、実際に働くとなったら、普通に求人広告を見るだけでは足りないこともあるのです

たとえば、実際に働いている看護師の人柄や人間関係、看護師に求められる仕事の内容

これって、看護師として働く上ではもっとも重要なことかもしれません。

働く前から知りえる情報は、しっかりと集めることが大事。「たぶんこうだろう」という思い込みで行動しないこと。

 

情報収集を行うための方法注意点

ハローワークや看護系雑誌・新聞の求人欄をみたら、直接問い合わせてみましょう。

ただし、直接問い合わせてみても、病院の職場の雰囲気など突っ込んで聞けるかというとハードルも高いですし、本当のことを電話口で教えてくれるのかどうかも微妙な感じだと思います。


掲示板・SNSなどを使って、情報を得ることもできます。

サイトによっては活発な情報交換をされているものもありますが、匿名でのやりとりのために、100%鵜呑みにすることは危険かもしれません。


やっぱり頼りになるのはリアルなつながりということで、同期や先輩看護師からの情報を得られる状態にある看護師は聞いてみてください。参考になることがたくさんあると思います。

ただ、担当業務が違ったり、病棟が違ったりすると「たぶん○○らしい」といった、あいまいな情報もでてくる可能性もあるでしょう。


これ以外に、入職しないとわからない内部情報を事前に得るためには、看護師転職サイトを利用してみる方法があります。

たとえば、関東・関西・東海地方で求人を探している看護師なら看護roo!です。

7万件以上の求人数の中から、気になる職場の雰囲気をはじめ、年齢構成や人員構成、看護部長の性格や看護観、経歴、さらに離職率と看護師さんの主な退職理由までも、事前に気兼ねなく教えてくれます。

このような、入職前のミスマッチを防げるサービスが充実しています。

また、全国できちんと相談しながら求人を探したいなら、全国17ヵ所の相談会場があり、直接キャリアアドバイザーに相談もできるマイナビ看護師を利用してみては。

最近では、情報収集の手段と割り切って、看護師転職サイトを上手に使っている看護師も多いようです。

複数の転職サイトに登録してみることで、効率よく転職活動ができるでしょう。

 

 2. 求人情報の分析不足で失敗するケース

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看護師/助産師・上野貴子さん(仮名)の例

■40代・女性
看護師歴12年→助産師の資格を得て総合病院(産科病棟)→元の病院

看護師として12年働き、その間に結婚・出産も経験しました。

結婚後、勤務先から少し遠いところへ引っ越したため、通勤に片道1時間かかります。

子供のことや将来の事も考え、それまでの勤務先を退職し、大学へ通って助産師の資格を取り、30代後半で助産師に。

せっかく資格も取ったので、現在の家から一番近い総合病院へ就職し、産科病棟へ配属されました。

でも、ここからが地獄でした。

まず、助産師としての勤務経験がないため、ひとりでは出産に立ち会えません。

その代り、先輩助産師について立ち会った出産や、書籍・論文などからのレポートを書くようにとのこと。

もちろん、勤務時間外=宿題としてです。

自分の経験値がないから仕方のないことかもしれませんが、家の事、子供のこと、何も自分で出来なくなりました。

ノルマとされるレポートの量が半端なく多いのです!

結局、その職場は3ヵ月で退職し、元の古巣の病院へ再就職。

通勤時間はかかりますが、職場環境も分かっているので、働きやすくなりました。

 

上野さんは、なぜ転職に失敗したのか?

助産師=産科病棟(産科外来)に配属されるのは、当然といえば当然なのですが、そこではやはり「その道のプロ」であることが求められます。

上野さんは、助産師としては新人。まだまだ勉強すべきことがたくさんありました。

それにも関わらず、転職した先は、実は地域唯一の救急病院であり、超ハイリスク出産も多い病院だったのです。

当然、助産師としての高いレベルも要求されるでしょう。

上野さんの場合、求められる範囲を視野に入れておらず、資格を活かすことを前提としたこと。

さらに、家から一番近いという条件で選んでしまったことが、失敗の原因だったのかもしれません。

 

「求人情報の分析不足」で転職に失敗しないためのポイント

上野さんのように、自分の理想と現実のギャップから転職失敗…と感じるケースです。

こういった失敗をしないためには、転職時の自分の知識やスキルはどうなのか、自分自身で正しく理解する必要があります。

同時に、転職後はどんな働き方が想定されるのかを事前に確認しておきましょう

現在の知識やスキルを把握し、転職後に想定した働き方ができるのかまで事前にイメージしてみましょう。

 

3. 自己分析不足で失敗するケース

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看護師・大崎莉桜さん(仮名)の例

■20代・女性
300床の病院(循環器科)→循環器専門病院

働き始めて5年目のナースです。

1度転職したのですが、最近、勤めていた病院を辞めたことに後悔しています。

以前は300床ほどの総合病院の循環器科に勤務しており、月60時間以上の残業が当たり前。

それでも、教育や看護体制はしっかりとしていて、人間関係もいいところでした。

仕事の内容は楽しいし、人間関係も良かったのですが、だんだんと「日々の業務に追われること」が嫌になってきました。

そのうち、体力的にも精神的にもきつくなり、その病院を辞めてしまいました。

その後1ヶ月ほど休養して、別の循環器専門病院に転職。

今の病院では、以前の病院よりも高度な医療を提供していますが、看護体制に戸惑っています。

夜勤の人数も少なく、点滴のダブルチェックはしない…など、医療事故が起こるのではないかという不安を感じることもあり、前の病院とのギャップを感じていて働いていてツライ状態に。

勤務日程もなかなか希望通りに休みが取れず、ハードな日程のため、この病院を辞めて以前の病院に戻ろうかと悩んでいます。

 

大崎さんは、なぜ転職に失敗したのか?

大崎さんは転職前の病院での仕事内容や、人間関係はいいと感じていました。

そういったよいところから目をそらし「忙しい」という悪い部分だけに目がいってしまったところに、失敗の原因があるかもしれません。

転職先ではたしかに高度医療を提供していましたが、大崎さんが本当に求めていたのは、そこでは無かったのです。

このケースでは、自分の理想とする働き方は何なのか、気が付いていなかったことが原因として考えられます。

つまり、自己分析がしっかりと出来ていればこのような事は起こらなかったかもしれません。

 

「自己分析不足」で転職に失敗しないためのポイント

「今の仕事がきつい、ツライ、だから辞めたい」というのは、その後の転職にも大きな影響を及ぼすことがあります。

転職を考えるなら、自分が絶対に譲れないポイント、妥協できるポイントなど知っておくことで、より希望に近い職場を見つけられるでしょう。

「自分はどういう働き方をしたいのか」という軸をブラさずに、正しい自己分析をしておくことが重要です。

 

自己分析の方法

自己分析の方法はいろいろありますが、シンプルにできて、転職活動にも応用できる方法をお伝えします。

  • まず、ノートを用意します
  • 真ん中に1本線を引きます
  • 左側に好き(やりたいこと)、右側に嫌い(やりたくないこと)を、思いつくままにどんどん書き出します
  • 書き出したら、別ページに同じような項目をグループ分けしましょう
    (どんなことに関心があるのか傾向がみえてきます)
  • さらに、好き(嫌い)なのかの理由、どうしてそうなったのか原因や出来事を合わせて書いてみましょう
  • 最後に、したいこと、したくないことをまとめ、その中でどうしても譲れないことを1~3つ程度決めてみましょう

 

客観的に自分の得手・不得手の項目を書き、さらにどうしてこの項目が好き(嫌い)なのかを掘り下げることで、自分が望む働き方のポイントを見つけることができます。

 

それでも、自分一人で自分自身を掘り下げることが、どうしても苦手だと感じる方は看護roo!などの看護師転職サイトを利用して、キャリアアドバイザーによるカウンセリングを受けてみてもいいですね。

第三者の視点でアドバイスをもらうことで、自分自身に自信を持てたり、これって強みになるんだという気づかなかったポイントまでみえてきますよ。

 

 

4. 転職理由があいまいなために失敗するケース

看護師・佐藤礼美さん(仮名)の例

■20代・女性
脳外科病棟→脳卒中ケアユニット(SCU)がある病院

佐藤さんは看護師4年目。以前は脳外科病棟で働いていました。

看護師3年目の終わりころ、同期で転職する人が数名でてきました。

「一通り業務を覚えたところだったので、他のところで勉強してみたいという気持ちがでてきました。どうせなら若いうちに、より急性期で高度な医療を行っている大きな病院で働きたいという憧れもあったからです。」と佐藤さん。

脳外科で病院を県内で探していると、手術件数がトップクラスの有名な病院がありました。

そこでは脳卒中ケアユニット(SCU)があるほどだったので、きっと脳外科に力を入れているのだと思ったのです。

実際に応募をして見学をしたときには、最近建て替えをしたばかりで病院も新しく、最新設備が整っていて、モチベーションが上がりました。

病棟での平均残業時間は5時間以下で、プライベートと仕事を両立できるように頑張っているとのことでした。

有給も積極的に使ってもらうようにしているとのことで、働きやすさを重視していた私にとってとても理想的だと感じました。

しかし、いざ入職してみるとそこには大きなギャップが。

まずは今までみてきた脳外科病棟と疾患がまったく違う点。

しかも、内科病棟で入りきらなかった患者さんが一部入院しているという、混合病棟に近い状態だったのです。

また、残業も毎日2~3時間くらいあり、実際に残業申請している人はほとんどいません。

有給も取っていいとは言われたものの、先輩で誰も取っている人がいないので、若い看護師では誰も言い出すことができない状況でした。

結局、以前の職場よりも環境が劣悪ということで、半年で退職することに。

 

佐藤さんは、なぜ転職に失敗したのか?

まずは、脳外科というキーワードだけで病院を探していました。

一言に脳外科といっても扱っている疾患や患者層が違うこともあり、病院によって看護内容はかなり違ってきます

また、脳卒中ケアユニット(SCU)があるから、脳外科もきちんとしているというイメージで決めてしまったことも影響しているかもしれません。

しっかりと求人情報と実際の現場を見比べて、ギャップがないかどうかを確認しなかったのが、今回の一番の要因だと思います。

 

「転職理由があいまい」なために失敗しないポイント

現在の環境にそれほど不満はないけれど、「隣の芝生は青く見える」ように、良さそうなところがあったから、飛び込むという転職感は大きな問題です。

そもそも、あまり不満がない職場というのは看護師にとって多くはないので、とても貴重かもしれません。

ただでさえ、転職後も以前の職場と比べてしまうことは多いので、余計にギャップを感じやすいでしょう。

また、先輩や同期が転職したからといって焦ってしまったり、とくに理由はないのに転職をするのは危険です。

自分のやりたい看護や働く上で何を重要視しているかなどの整理ができないまま転職活動をすることは、賭けに出るようなものなので、オススメしません。

「なんとなく」をはっきりさせることで、理想と現実のギャップに悩む確率は減らせることができます。

 

転職の目的を明確にするには

転職するきっかけはいろいろとあるかもしれませんが、今以上に満たされる条件で転職できなければ、転職した先でもすぐに悩んでしまうことになるかもしれません。

なんとなく転職しようかと思った場合、まずは自分が重要視することをはっきりさせてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、看護師転職サイトのキャリアアドバイザーへの相談は、あいまいな段階でも対応してくれますよ。

  • キャリア重視型
    自分の経験や看護観を活かすために、さらなるキャリアアップ・スキルアップを求める方。
    マイナビ看護師では、管理職転職の求人や治験関連企業の求人が充実しています。

 

  • 収入重視型
    激務のわりに給与が少ない、子供の学費や養育費がかかるので、どうしても給与を上げていきたい方。
    看護のお仕事では、高給与の求人も豊富に扱っています。

 

  • 生活重視型
    自分のライフスタイルに合わせて勤務体系をこだわりたい。結婚・旦那さんの転勤・親の介護などで働き方を変えなければいけない方。
    看護roo!では、訪問看護や検診・健診求人をはじめ、保育園や学校での看護師求人も扱っているため、働きやすさを求めたい方には最適です。

ここでは3つのタイプを挙げました。

ただ、わりと収入面はキャリアとリンクできると思うので、キャリアアップを目指しながら、できれば収入が高い病院といった要望なども相談してみてもいいでしょう。

要は、現状の不満からではなく、前向きな理由のために転職すると決めることで、どんな病院がいいのかが絞れてきます。

また、考えた結果、とくに現状に不満はないという結論になれば、今の病院でさらにパフォーマンスを発揮してくださいね。

 

 

5. 優先順位がつけられず失敗するケース

看護師・豊田麻奈美さん(仮名)の例

■30代・女性
総合病院(消化器内科)→個人病院(療養型に近い)→総合病院(急性期)

豊田さんは、看護師5年目で総合病院の消化器内科から個人病院に転職。

前の病院では残業も多く、有給も使えない。

慢性的にスタッフ不足で業務多忙、夜勤の回数も多く、身体的にも精神的にも疲弊していました。

そんなときに友人が転職をして成功した話を聞き、転職することに。

とにかく前の病院で苦痛に感じていた部分を改善できるような職場ということで、業務量や残業が少なく、有給が使えて、夜勤も多くないところを探そうと決めました。

他にも住宅手当があるところや賞与昇給があるところ、通勤は20分以内・・・と看護師の転職サイトの検索機能を使って調べたところ、出てきた病院は1件だけでした。

写真でみた感じも募集内容や条件も希望に沿っていたので、応募することに。

実際に見学・面接の際にも総合病院のようなバタバタ忙しそうな雰囲気もなく、落ち着いた雰囲気で気に入ったので、入職しました。

実際に働いてみると、以前とは比べ物にならないくらい体は楽でした。

急患がほとんどいないことや急変などもなく、落ち着いていたからです。

治療というよりも、療養型に近い病院だったので、現状維持ときどきリハビリといった感じで、医療行為も多くはありませんでした。

残業もほとんどなく、定時で上がることができたのも嬉しかったです。

しかし、一番気になったのは、今まで急性期の病院でやってきた技術などがあまり生かされることがないことでした。

そのため、どんどんスキルを忘れてしまいそうという焦りとともに、看護師として働いている感覚が無くなってきたのです。

そこで、ようやく自分は忙しくても急性期で看護師として働いているときの方が楽しかった、やりがいを持てていたと気づきました

その後、別の総合病院に転職し、看護師としてのやりがいを取り戻しています。

 

豊田さんは、なぜ転職に失敗したのか?

現状の不満ばかりに目がいってしまい、自分が働く上で大切にしていることや優先順位についてまったく考えていなかったことが原因です。

今回のようにあれもこれもと、いろいろな条件を探していれば選択肢は狭まってしまい、本当に自分が働きたいところへ働ける確率は低くなってしまいます。

 

「優先順位がつけられない」ために失敗しないポイント

自分にとってこれだけは外せないという条件を最低3つ程度にまで絞っておくことです。

さまざま希望する条件はあると思うので、まずは箇条書きにして全体を把握します。

そこから、支障にならないものから消去法のように整理していくのもいいですし、自分はこの中でこれが大事!とピックアップするのもいいでしょう。

自分にとってこれだけは外せない条件を明確することで、複数の病院で迷ったときにも、自信を持って選びやすくなります。

 

 

 

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>>転職後に働いてみてから失敗だったと気づく転職理由のケース<<

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転職を優位に進めるための転職サービス活用のポイント

6. プライドが邪魔をして失敗するケース

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看護師・神田陽菜さん(仮名)の例

■20代・女性
地元の病院(整形外科)→地方都市の総合病院(整形外科)

新人で就職した地元の整形外科病院で5年勤務し、思い切って地方都市の総合病院に転職。

元々が整形外科だったので、新しい病院でも整形外科に配属されました。

4月の転職だったので、新人さんも一緒に勤務スタートになりましたが、私だけ指導をしてもらえません。

それどころか、「整形だけの病院に5年もいたんだから、出来るでしょ?」といわれます。

たしかに、新人からの5年間は整形外科にいました。

そこは病院規模も小さく、3次救急の病院ではなかったので、急患にはあまり慣れていません。使っている器具もいろいろ違います。

患者さんの抱える疾患や傷病も違うので、戸惑うことばかりです。

私自身、「整形に5年も居たんだし」というプライドもあり、なかなか周りのスタッフとも打ち解けられません。

こんなことなら、他の科での勤務を希望すれば良かった、と後悔しています。

 

准看護士/看護師・中野凜さん(仮名)の例

■30代・女性
眼科の病院(手術室)→総合病院(手術室)

准看護師として眼科の病院(入院施設あり)に就職、7年間、手術室勤務でした。

その間、働きながら学校へ行き、正看護師の資格を取得。

勤務先の医師に「もっとスキルアップしたい」と相談したところ、近くの総合病院の手術室を紹介してくれて、紹介状も書いてもらい、転職しました。

私自身、7年間手術室勤務という自信がありましたが、総合病院の手術室は、眼科病院の手術室とはまったく違ったのです。

まず、器械が覚えられない。麻酔の事がわからない。

つい、一緒についてくれたスタッフに「これ、全部覚えないといけないんですよね?」と聞いてしまいました。

すると「当たり前でしょ?覚えなければ、仕事にならないよ?」といわれ…

一気に自信が無くなってしまい、1週間で退職することになってしまいました。

 

神田さん、中野さんは、なぜ転職に失敗したのか?

神田さんも、中野さんも、「プライドが邪魔をした」ケースと言えます。

神田さんの場合、同じ整形外科でもかなりのギャップがあることを、周りの人にうまく伝えられれば、新人と一緒に教育してもらえたかもしれません。

中野さんの場合、「スキルアップ」を目的として転職したわけですから、仕事内容が違うことは理解していたのでしょう。

でも「またゼロからやりなおす」という心意気が、足りなかったのかもしれません。

 

「プライドが邪魔をして」転職に失敗しないためのポイント

転職すると「年下の先輩」ができます。

また転職前で経験した科などに配属されると「これがわからない」とは、なかなか言い出せなくなるのも事実です。

神田さん、中野さんのケースでも、たとえ少しでも経験があるとはいえ「ここではゼロからのスタートになる、だから周りの人に教えを乞う」という姿勢が足りなかったのでしょう。

「これくらいのこと知っているし」という態度は、口に出さなくとも、必ず周りの人に伝わりますよね。

それが周りのスタッフの気分を害し、相手からの「あなたに、ちゃんと教えたい」という感情を引き出しにくくする要因です。

仕事に不要なムダなプライドは捨てること。
そして、必要なことはきちんと教えてもらうこと。

転職するなら、たとえどこにいくとしても、この姿勢が大切です。

プライドと傲慢を間違えてしまうと、せっかく期待されたスキルもなかなか発揮できないもの。
できる人はできる人アピールをしなくても周りが認めてくれるものです。

 

7.人間関係で失敗するケース

看護師・大塚柚希さん(仮名)の例

■20代・女性
総合病院(外科病棟)→総合病院(循環器病棟)→総合病院(外科病棟)

今まで2回の転職をしましたが、実はどちらも人間関係が原因です

最初の職場では、総合病院の外科病棟に配属されましたが、主任のパワハラがひどく、新人のころから目をつけられ「仕事が遅い」「覚えが悪い」と毎日のように怒られていました。

周りも見て見ぬふりで誰も助けてくれず、なんとか我慢し続け2年経った頃に辞めました。

2回目の転職では、総合病院の循環器病棟に配属されましたが、ここでもプリセプターの先輩からのいじめがひどく、耐えられずに1年で辞めてしまいました。

看護師の友達に相談したら、そんな人間関係の悪い職場は辞めて正解!と味方になってくれました。

3回目の転職では、また総合病院の外科病棟に配属になりました。

しかし、ここでも中堅の先輩に目をつけられ、きつい言葉を言われたり、無視をされるようになりました。

つくづく運がないのだなと思っていますが、さすがに経験年数のわりに転職回数だけが増えていくため、4回目の転職は踏みとどまっています。

最近は、そもそも看護師には向いていないのではないかと考えるようにまでなってしまいました。

 

大塚さんは、なぜ転職に失敗したのか?

人間関係のトラブルには何かしら理由があります。

いじめたり、パワハラをする看護師はもちろん悪いことですが、受ける側にも何かしら原因があることがあります。

たとえば、最初の職場では「仕事が遅い」「覚えが悪い」と言われることが多かったようです。

ここから、外科病棟は手術や入退院が激しく、急変が多いためにバタバタ忙しい職場であることがイメージできます。

性格がおっとりしていて、ひとつひとつ丁寧にゆっくりやっている看護師は、他の看護師などと比べるとどうしても浮いてしまう可能性が考えられます。
そうすると、他の看護師をイライラさせてしまったり、標的になりやすいといった傾向があります。

このように、人間関係の問題を相手のせいだけにして、転職をしてしまったことが原因でもあります。

根本的な問題が、何も解決されないまま来てしまったからです。

 

「人間関係」で転職に失敗しないためのポイント

まず、人間関係のトラブルは相手のせいだけにするのではなく、自分に何か問題がなかったのかと考えることが必要です。

これは、自分を責めたり、自己嫌悪に陥ることとは違います

客観的に自分を見つめなおすことをしてみましょう。

そうすると、自分の性格や態度に何か問題があったのなら、自分も変わる努力が必要です。

もしかしたら職場自体(病棟や診療科など)が合っていないことに気づくかもしれません。

今回の場合で言えば、同じく総合病院の外科系病棟での転職が続いていましたが、内科系や慢性期の病棟などで、自分の適性を考えてみるのも必要だったかもしれません。

人間関係で悩んでいるときは、どうしてもマイナスの方向に目がむいてしまいますよね。
大事なのは、その悩みを解決してどんな状態や結果を作りたいのか。
ゴールを明確にするほど、以前と同じ問題で悩むことは少なくなっていくことでしょう。

 

8.募集時の条件と違うために失敗するケース

看護師・日野眞子(仮名)さんの例

■30代・女性
小児病院→総合病院(糖尿病内科/外科病棟)

小児科で6年の経験があり、成人の経験を積みたいと考えて転職。

元々、生活習慣病や内科系の看護に興味があり、糖尿病内科での募集があった総合病院に応募することにしました。

病院のホームページには「アットホームな職場」と記載されていました。

さらに入職祝い金があることや、看護師経験が5年以上ある人は給与が上乗せされる、という制度まで乗っていたのも魅力的でした。

面接は看護部長と院長、事務長の3人。

そこでは、糖尿病内科での看護師に欠員が出たため、そのまま入職することができるということや、ホームページに書いてあった制度の確認もしました。

面接での印象もとても良かったため、最終的にその総合病院に決めました。

しかし、入職直前の契約書をみて驚きました。

経験が5年以上ある人は給与の上乗せという話を聞いていたのに、実際にはその上乗せ分が含まれていませんでした。

確認すると看護師経験5年以上というのは該当の病棟(今回で言えば糖尿病内科)での経験という意味なので、該当しないとのことでした。

腑に落ちませんでしたが、数日後に入職日が迫っていたため、泣く泣く承諾しました。

さらに、出勤してみると、糖尿病内科への配属のはずが「外科病棟の看護師で急に欠員が出たため、一時的に外科病棟で働いてほしい」と言われたのです。

3ヵ月後には糖尿病内科に異動できるよう調整するから、了承してほしいとのこと。これには開いた口が塞がらない状態でした。

結局3ヵ月外科病棟で頑張ることにしましたが、小児科のみの経験しかない私は新人同然のようにきつい扱いを受け、心身ともに疲れきってしまい、最終的には体を壊して休職することに。

その後、糖尿病内科への異動の話はまったくなく、泣き寝入り状態で退職しました。

 

日野さんは、なぜ転職に失敗したのか?

ここまでひどい病院がいまだにあるのかと驚きは隠せませんが、まずはホームページなどの謳い文句やアピールポイントには気を付けましょう

「アットホームな雰囲気の職場」「風通しのいい職場」など、とくにアピールポイントない場合によく使われる謳い文句です。

どこかで聞いたことがあるような謳い文句には注意が必要です。

 

実際に自分の目で確認した方がいいでしょう。「ホームページに書いて書いてあるからたぶん大丈夫だろう」ほど、怖いものはありません。

また、金銭的な制度のアピールのおいしい話には、何かしら裏があることがあります。

たとえば入職お祝い金も入職から半年後としていたり、試用期間は含まないなどの条件がある場合があります。

このようにきちんと詳細を確認しないまま、契約を結んでしまうことはかなり危険です。

 

「募集時の条件と違うため」で失敗しないためのポイント

一番は実際に目で見て確認すること、金銭的な条件や契約などは書面での確認を事前に行うことが大前提です。

もし、今回のようなケースで事前に契約書などがあれば未然に気づくことができた、または契約書を証拠として訴えることなどもできた可能性があります。

とくに給与の提示などは多めに見積もりをしているケースが多いので、きちんとした内訳や就業規則などを確認することが大切です。

実際に問題が発生するとこじれるだけです。
契約時に聞くのをためらって、あとあと後悔しないためにも、その場の疑問はすべて解消しましょう。

 

9. 収入・待遇が悪いために失敗するケース

看護師・山野友紀さん(仮名)の例

■30代・女性
夜勤のある病院(内科・整形外科)→日勤常勤

山野さんは看護師として、内科や整形外科などで7年経験。

結婚を期に夜勤のある病棟勤務を辞めて、日勤常勤の募集をしていた病院に転職を決めました。

地域の評判もいい病院で、自分自身も何度か通ったことがあるのが最終的な決め手です。

以前の職場では日勤でも残業があり、身体的にハードでした。

家に帰ってから料理をしたり、家事をしたりする気力がなかったことが問題と感じていたので、もう少し落ち着いたところでと思っていました。

そのため、夜勤がなくなり、その分の給料が減ることは、夫とも相談した上でのことでお互いに納得しました。

実際に働いてみると、仕事内容の負担は減ることができましたが、看護師と医師との確執があり病棟内の雰囲気は悪かったです。

収入は10万円減と思っていたよりも下がりました。元々の見積もりが高めに設定されていたのだと思います。

さらに、夜勤の人がなるべく土日休めるようにという取り組みがあり、日勤常勤だった私は月の半分以上の土日で出勤となっていました。

これでは、家族での時間もなかなか取れず、新たな問題が生まれただけです。

生活のための時間を作るために転職したはずなのに、土日がほとんど休めず、給与も大幅に減ってしまったため、再び転職を考えることになりました。

 

山野さんは、なぜ転職に失敗したのか

夜勤手当が想像以上に減った分、日々の生活が苦しくなってしまいました。

とくに結婚して今後のために貯金をするなどの予定があれば、10万円も減るのはツライものです。

また、地元では評判のいい病院だったのですが、実際に働くのとは違ってきます。部署などによっても働きやすさは変わってくるため、イメージとのギャップが大きかったようです。

 

「収入・待遇が悪い」ために失敗しないためのポイント

評判のいい病院だからと、頑張ることもできますが、今後の家族のことを考えての転職であったのに、家族の時間がとれないのは大きな問題です。

この部分について、もっと深く調べたり、確認したりする必要があったと思います。

とくに給与に関しては、少しくらい給与が減っても大丈夫といった安易な考えではなく、月々の収入と出費や貯金額なども含めて事前にシミュレーションを行っていきましょう。

給与が減るということは、家計に大きな影響を与えます。
イメージの良さは最初だけ、日々のモチベーションはやっぱり収入や待遇によりますよね。

 

10. 能力が活かせず失敗するケース

看護師・秋葉華子さん(仮名)の例

■20代・女性
小児科の病院→NICUのある病院

秋葉さんは小児科での経験が3年あり、より急性期の分野を学びたいと考えてNICUのある病院に転職。

以前の職は、ボーナスをもらってから辞めようと思っていたので、6月末に退職し、7月頭から新しい病院で働くことになりました。

小児科の経験があったので、NICUでもその経験を生かせると思っていたのですが、入職してみたらまったく別物であると感じました。

そもそも対象年齢が違うことや、疾患なども小児科にいたときとはまるで違うのです。

ほとんどはじめての経験ばかりだったので、新人のような形でスタートすることになりました。

この時点ですでに、4月に入った2人の新人の方が動けていました。早く新人達に追いつこうという焦りもありました。

それから半年ほどしても小児科での経験が生かされる場面はあまりなく、毎日緊急の出産や搬送でバタバタと命と隣り合わせで処置に追われ、なかなか感覚がつかめないでいました。

NICUに隣接してGCUという比較的落ち着いた赤ちゃんがいる部屋があったのですが、そこで担当になるときには、可愛い赤ちゃんと触れることができてとても楽しくできました。

しかし、NICUでの業務と小児科とのギャップがなかなか慣れなかったのです。

そうこうしているうちに、体調を崩しやすくなってしまい、業務に支障が出るまでになってしまいました。

師長と何度か面談をして、NICUは合わないという結論に至り、転職するか悩んでいます。

 

秋葉さんは、なぜ転職に失敗したのか?

以前までいた小児科は慢性的な疾患の子供が多く、急性期の段階にある子供は少なかったのです。

しかも、転職時の面接では「急性期の子供をみたことがあるか?」という質問に「いいえ」というと不合格になるかもしれないと思い、「はい」と答えてしまいました。

そのため、病院側も小児科で急性期の経験があれば大きなギャップはないだろうと思ったのでしょう。

また、慢性期から急性期の病院に転職するのは、かなり勇気と努力が必要です。

なぜなら、経験として生かされることはあっても、処置内容や看護の内容が違うからです。

そこまでの覚悟が今回あったかと言われると、そうではなかったかもしれません。

さらに、転職した時期も関係している可能性があります。

4月に入っていれば、同じく新人と比べて落ち込むようなことはなかったかもしれないし、一緒に頑張って行けたかもしれないからです。

 

「能力が活かせない」ために失敗しないポイント

まず、面接でのウソは言語道断です。

面接でウソをついてしまうのは「ほんとうに自分はやっていけるのか」という不安が晴れないから、その場しのぎでやってしまうもの。

そのため新しい分野に入っていく場合には、今までの経験を生かせるかどうかだけではなく、教育体制やサポート体制がどのように整っているかを確認する必要がありました。

とくに中途採用の場合には、今までの経験を過大評価され、指導係がつかずに突然業務をふられるということもよくあります。

まずは、自分のできることとできないことをはっきりと伝え、できない部分をフォローしてくれる病院かどうかを確認しましょう。

中途採用でも指導係をつけてくれたり、技術チェックリストを使用するところもあるので、そういった病院を選ぶことがオススメです。

 

おわりに  – 転職を成功させるための重要ポイント10 –

転職を成功させるために、10の転職失敗のケースから学んだ重要なポイントを以下にまとめました。

転職を成功させるための重要ポイント

  1. 情報収集はとくに重要!見切り発車や思い込みは危ない。
  2. 集めた情報をさらに分析し、どんな働き方になるかイメージする
  3. どんな働き方をしたいかを明確にする
  4. 求人情報と実際の現場を見比べて、ギャップがないかどうかを確認する
  5. 現状の不満ばかりをみずに、自分のゆずれない条件を明確にする
  6. 転職先では過剰なプライドを捨て聞く耳をもつ
  7. 相手や環境のせいにばかりぜず、自分自身のゴール設定を行う
  8. きちんと詳細を確認しないまま、契約しない
  9. 月々の収入と出費や貯金額なども含めて、事前にシミュレーションする
  10. 今までの経験を生かせるかどうかだけではなく、教育体制やサポート体制がどのように整っているかを確認する

といったように、事前知っていれば防げることばかりです。

どれだけ自分の理想と現実のミスマッチを減らすことができるのか、その一点を妥協しないことで、満足いく転職ができるのだと思います。

そこで、転職を成功させるために、これだけは押さえてほしい!転職を優位に進めるための転職サービス活用のポイントをお伝えします。

転職を優位に進めるための転職サービス活用のポイント

転職を優位に進めるためには、まずは自分に合った病院の情報収集を行うことから始めましょう。

看護師の仕事でも同じように、まず大事なのは患者さんの観察、情報収集というほどですから、転職でも同じことが言えますね!

以下の転職サービスについての活用法を紹介します。

ハローワーク・ナースセンター

 ハローワークでは、仮に離職して就職活動中の場合には、看護師としての仕事を探しながら、失業手当をもらえる場合があります。(条件をクリアする必要があるので注意が必要です)

また、都道府県にあるナースセンターでは、都道府県の看護協会が運営し、eナースセンターとして求人求職登録や紹介が可能です。

就業相談や場合によっては研修情報がもらえたり、ヘルスケア相談にのってくれるなどの事業があります。

そのため、ハローワークよりも、看護師の就業に特化した場所だといえます。

しかし、ハローワークでは相談員が看護師経験者でないこと、ナースセンターでは求人情報の数や求人情報検索のしやすさなどが、民間の転職サイトよりも劣るなどのデメリットもあるようです。

 

雑誌・新聞の求人広告

 看護系、医療系雑誌、地域の新聞などには病院の求人が出されていることもあり、自分が希望する求人欄をみたら直接問い合わせてみるという方法です。

ただし、直接問い合わせても、病院の職場の雰囲気など突っ込んで聞けるかというとハードルも高いですし、本当のことを電話口で教えてくれるのかどうかはわかりません。

圧倒的に求人数が少ないのも懸念材料です。

 

ネットの情報(掲示板・口コミ・SNS)

 ネットの、掲示板・口コミ・SNSなどを使って、情報を得ることができます。

サイトによっては登録制で細かい情報が載っていたり、活発な情報交換がされていたりするサイトもあります。

現代社会において一番手軽な方法かもしれません。

しかし、匿名でのやりとりのために、さくらとして病院関係者がコメントしていることもあるなど、100%情報を鵜呑みにすることは危険です。

 

病院サイト

 病院サイトでは、病院の特色や実際に働いている人の写真、動画やインタビュー記事や1日体験などもあり、それぞれの病院で看護師募集に向けた取り組みはさまざまです。

民間の転職サイトではわからない、細かい院内の情報なども記載されているので、ある程度転職したい病院が絞れている場合にはとても便利です。

しかし、病院ホームページにはよいことしか書かれていないので、まだ転職したい場所などが絞れていない場合には、どの病院も同じようにみえてしまったり余計に悩む原因になるかもしれません。

 

友人や同期、先輩

 頼りになるのはやっぱりリアルなつながりですよね。友人や同期、先輩看護師からの情報は強力です。

他にもFacebookでは、本名で登録することや、現在の職場情報などを入力する欄があるので、検索機能を使って該当する人物のページを覗きにいくこともできます。

その人が仕事の愚痴ばかりを書いているか、楽しくプライベートを過ごしているかなどによって、少し雰囲気がわかることがあるかもしれません。

その中でも、一番頼りになるのは、実際に自分自身の経歴や性格を知っている人です。

とくに仲が良かったり、信頼関係のある人だとよりよいアドバイスや情報をもらえることでしょう。

実際に新人時代にお世話になった先輩が働いていた病院(診療科は別)へ転職したことがあるSさんの経験談では、そこで働いている人からの情報なので、細かい残業時間や業務内容などの突っ込んだ話もでき、入職後も大きなギャップもなくスグに馴染むことができたそうです。

それでも、友人や同期、先輩みんなが転職に成功しているわけではありません。

話をすべて鵜呑みにするのではなく、失敗経験は反面教師として自分自身に置き換えたり、考えなおすことが大切です。

 

看護師転職サイト

 これら以外に、入職しないとわからない内部情報を事前に得るためには、看護師転職サイトを利用してみる方法もあります。

転職サイトに登録すれば、給与や手当、福利厚生など看護師が知りたい情報がわかりやすくまとまっています。

複数登録すれば、情報を見比べることもできます。

しかし、実際に登録すると、結構な確率でしつこく電話がかかってきてウザいとよく聞くから、登録したくないという看護師も多いです。

しつこく電話をしてくるところは、会社ぐるみではなくて、担当者の個人プレーということがほとんどです。

「キャリアアドバイザーが合わないと感じたら、気兼ねなく変更ください」と明記している転職サイトは、自分に合ったキャリアアドバイザーに調整すればいいのです。

煩わしいことがしたくないから「最初から転職サイトは使わない」と思うことは、実はもったいないんです。

「転職サイトはウザいという気持ち=転職失敗ではない」ですからね。

転職失敗って、入職してから条件が違った、人間関係が悪い・・・など、今回紹介してきた失敗事例のような経験をして気づくものです。

ですから、そのミスマッチをなくすために、転職サイトを利用するならば、

  • 聞きにくい給料のことを代わりに質問
  • 条件の調節や交渉
  • 転職先との連絡窓口
  • 履歴書や面接対策の準備、指導

このような、転職の面倒なことをフォローしてもらうために利用するとgoodです。

転職サイトを利用するのがちょっと微妙だと感じている看護師は、転職サイトそれぞれの特徴を知り、うまく使うことで、案外あっさりと成功の道筋が見えてくるかもしれません。

たとえば

  • 関東・関西・東海地方に強く、細かい給与や福利厚生、看護婦長の性格などの内部情報を得やすいのは 看護roo!
    公開求人数:23,355件(2017年11月17日現在)

 

  • 求人検索が使いやすく、履歴書や面接対策から、入職後のフォローまできめ細かく対応してくれるのが 看護のお仕事
    公開求人数:19,143件(2017年11月17日現在)

 

  • 相談できる事業所が多いために直接キャリア相談がしやすく、大手だからこそ安心できるのは マイナビ看護師
    公開求人数:21,374件(2017年11月17日現在)

もっと詳しい情報は、ページ下部にある看護師転職サイトを比較でご覧いただけます。

を、利用してみてはいかがでしょうか。

転職サイトはそれぞれ強みがありますから、複数登録することで、1社では気づかなかったポイントを他社でカバーできるメリットもあります。

また、公開求人以外に非公開求人もあるので、条件に合った求人を紹介してもらえる幅が広がります。

もちろん、いずれも「なんとなく自分と合わない」といった理由でも、キャリアアドバイザーを変更できる看護師転職サイトです。

 

 

以上のように、情報収集できる媒体の活用方法にはさまざまあります。

まずは、ひとつに偏らずに、先輩の情報や転職サイトなどのそれぞれのいいところを組み合わせて使っていくことがいいでしょう。

そして、どんどん情報の精度を上げていけば、転職で失敗する確率は減っていくでしょう。

みなさんの転職が成功するように、応援しています!

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ナースの転職サイト比較ランキング ベスト5

ナースハッピーライフ管理人が考える、一番おすすめの転職サイトをご紹介します。
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