ツアーナースとは何か、どんな仕事か
ツアーナースは別の名を「旅行付添看護師」ともいい、小・中学校や高校の修学旅行や、企業の社員旅行などに同行し、参加者の健康管理やケガ・急病時の応急処置を行う仕事です。
また、サマーキャンプ、林間学校、旅行会社企画の国内・海外旅行、スポーツ合宿など、様々な求人があります。
主な業務内容としては、参加者の健康管理、異常の早期発見、応急処置、各種医療機関への搬送などが挙げられます。
ツアーナースとして転職するメリット
自分の好きなペースで仕事ができる
基本的にツアーナースは、仕事を選ぶことができるので、自分の好きなペースでシフトを組むことが出来ます。
旅行を楽しむことができる
参加者の中で、怪我をした人や体調不良の人がいる場合は、速やかに対応する必要があるので楽しむどころではないこともあります。
しかし、特にトラブルがない場合は、旅先でしか味わうことのできない景色や空気などの非日常的空間を感じながら 気分をリフレッシュさせることができるのが醍醐味であるといえます。また、交通費・食費をかけずに旅行気分を味わえるのも魅力の一つです。
ツアーナースとして転職するデメリット
ツアーナースのみで生計を立てるのは困難である
ツアーナースの仕事は単発であることが多く、仕事の件数は旅行の開催時期によっても大きく変動するので、この仕事のみで生活を立てることは難しい状況です。
そのため、多くの看護師は副業として行っていることがほとんどです。
また、特に冬の場合は旅行の開催は少なくなり、収入にもバラつきが生じるため、定期的に安定した収入を得たい人にとっては不向きであるといえるでしょう。
判断は全てツアーナースに委ねられるため、プレッシャーがある
旅行では急激な環境の変化に伴い、急に体調を崩してしまう参加者もいるため、ケガや急病人がいた場合には、全て一人で判断し、適切な処置を行う必要があります。
そのため、臨機応変な対応力が必要です。
また、病院などの医療機関とは違い、医師に指示をもらうことなく業務を遂行する必要があるため、その責任は大きいものであるといえます。
ツアーナースに向いている人
仕事とプライベートを両立させたい人
旅行を楽しみたい人
Wワークが可能な人
ツアーナースとして転職する方法
ツアーナースは、人気の仕事でありながらも求人数は少ないため、非常に競争率が高い職種の一つです。
また、ハローワークや求人雑誌における求人も非常に少なく、募集期間も短いのが現状です。
そのため、ツアーナースに応募する場合は、「ナース専門の転職サイト」に複数登録をするのが最も効率的です。
特に「MCナースネット」、「ナースフル」は、ツアーナースへの転職に関しては詳しい情報を持っているので登録は必須です。
今すぐに転職を考えていない人でも、今から無料登録をしておけば、様々な案件の中からじっくりと選びつつ、転職の準備をすることができます。