基本的に、精神科病棟では一般病棟より男性看護師が重宝されてます。そして一般病棟と違い高収入求人も多くみられます。でも、どちらかというと精神科以外の病棟の方が「忙しい」印象ですよね?
今回は、精神科での男性看護師の募集が多い理由と高収入の案件が多い理由についてご紹介したいと思います。
精神科は体力が必要
精神科では、患者は精神疾患で入院しています。一般の病棟と違うところは、精神疾患の患者がいるため精神疾患のため自傷行為をしたり暴れたりすることもしばしばあります。急性期病棟では隔離病棟・隔離室などもあり、患者・看護師をともに守るための対処がされています。患者が女性であっても暴れる場合は力が強く女性看護師は力で負けてしまいます。
男性看護師募集はそのような場合を想定した上なのです。
このように精神科で働く場合は一般の病棟以上に体力勝負となるので注意が必要です。
精神科では一般病棟より危険が多い
以前も述べているように、精神科患者は精神的な発作や暴動などがあります。
急に看護師に襲い掛かってくる患者などもいるために一般病棟に比較し、精神科の看護師は危険が多いのです。「危険手当」などは他の病棟と比べ金額が高いことがあります。
よって、一般病棟よりも給料が高いこともあるのです。
精神科の、特に急性期では上記のようなことが多いです。危険も多いといわれており、夜勤も男女ペア夜勤にして男性に対応させる病院も多いので、それらのことを理解した上で働きましょう。
患者に恋愛対象としてみられることも
なかには看護職員に対して、恋愛妄想を抱く患者も少なくありません。
患者のなかには、恋愛妄想を抱く職員に抱き付いてきたりする患者もいます。男性スタッフならまだいいのですが、それが女性スタッフの場合と考えると怖いですよね。そのような場合もあるので、男性の精神科急性期隔離病棟では女性スタッフが限られている部署もあります。
女性スタッフを守る為にも、男性看護師を募集しているのですね。患者の妄想のなかでは、自分も対象になるかもしれないということも理解しておかなければなりません。
終わりに
精神科看護スタッフで、男性看護師が募集される・給料が高いことにはそれなりの理由があるということを理解しておきましょう。
そして、紹介した上記内容も理解したうえで働くことをお勧めします。
一般病棟と比較し精神科は残業が少ないので残業をしたくない方にはいいかもしれませんね。