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「私、異業種から看護師に転身しました!」エピソードを紹介

公開日:2014年11月10日
最終更新日:2016年12月21日
(変更日:2016年12月21日) ※

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社会人から看護師へ転身した看護師が増えています。なぜでしょうか?

近年不況の煽りから「手に職思考」が強くなっています。ここ数年で大学では看護学部が増加傾向にあります。

そんな背景からか、社会人から看護の専門学校や短大、大学の看護学部に再入学する社会人経験のある学生が増えており、異職種から看護師に転身した人も近年増加傾向にあります。

しかし看護師の離職率は新卒 7.9%、常勤 11.0%…決して低いとは言えません。

今回は社会人を経て異業種から看護師に転身した男性看護師のAさんにお話を伺ってみました。

異業種から看護師に転身した男性看護師 Aさんのエピソード

看護師になりたかった理由

私は29歳で看護師になりましたので看護専門学校、看護大学卒業後ストレートに看護師になったわけではありません。

看護師に転身した理由は不純かもしれませんが、”医療職特有の就職の安定”を第一にあげます。同じ社会人の方に聞いたことがありますが、看護師は就職の安定が第一位でした。

それまでは無事に就職できても特別なスキルがあるわけではありませんし、就職氷河期時代に就職活動をしており、雇用への不安感は就職していてもずっと付きまとっていました。

それに加えて前職のつながりで、医療の文献を読むことがあったので、医療職への関心はあり…これらの理由から看護師になろうと決めました。

異業種から、どのように看護師になったか?

看護師になると決心してから入学まで、1年程かかりました。

会社をすぐに退職し、時間に自由がきくアルバイトに切り替えて貯金しつつ、勉強時間の確保し、社会人の男子学生枠がある看護学校を探しました。

大抵は入学する男子学生に制限があり、女子生徒と1:9程度の割合ですので、入念に情報収集しました

私は26歳で看護専門学校に入学、3年後に無事に看護師になることができました。

学生時代はアルバイトと奨学金を借りて学費と生活費をやりくり…いわゆる苦学生です。特に奨学金には注意が必要でした。

単位を一つでも落とすと、すぐに打ち切りです。

奨学金がないと進学することは不可能でしたので学業とアルバイトの両立は困難で、毎日疲労困憊でした。

学生の間中、常に金銭面の心配はありました。看護師になれなかったらどうするか、食費、生活費は十分かなど、学業のみに打ち込めませんでした。

しかし、物事を要領をよく進める技術はここで身に付いたかもしれません。

看護師になった後はどう思ったか?

働き方の違いに驚きました

前職と大きく異なる点は

  • チームワーク、協力がなによりも重視されている
  • 経験年数の長いベテラン・役職と同じ仕事をして、同じように動くこと
  • 答えがない場合があり、人によって仕事のやり方が大きくことなる

看護師は24時間体制でシフト制にて患者さんを看護・管理しています。

それゆえの特性か、個人的な考え、動き方よりも統一された動きが求められているなあと実感しました。もちろん、その細部ではやり方は個人間では変わってきますが…

看護師になってから苦労したこと

前職との違いに慣れるまで苦労したことは言うまでもありません。

他には

  • 女性特有の職場であること
  • 日勤と夜勤の繰り返し
  • 体力的になれるまできつい
  • 血液が苦手でなれるまで時間がかかった

一番苦労したのは女性の職場で働くということに順応することでした。もしかすると考え方、価値観の違いはここからきているのかもしれません。

私の場合で特に苦労したのは”情報交換”です。

有力な情報交換が休憩中や勤務中にて雑談感覚でおこなわれること。
仕事だけの付き合いでは必要な情報がはいってこなくて、知らないのは自分だけみたいな場面もありました。

看護師に転職して良かったこと

看護師の仕事に転身した人に共通していることだとは思いますが、

  • 職の安定感
    : 転職、就職の強さからの安定感は大きな味方です。
  • 転職が容易
    : おそらく日本全国どこでも就職出来ると思います。もし転職する機会があれば、実家や好きな地域で働いてみるのもいいでしょうね。
  • 仕事に飽きがこない
    : 医療職は非日常的な場面の連続です。前職ではこんなこと経験できなかっただろうなって思うことが連続であるので、刺激的で飽きないですね。

異業種から転身した看護師さんへ

『手に職』という言葉にぴったりの業界です。

この業界での技術と知識は一生ものです。一度身につければずっと役に立つし転職や再就職は容易でしょう。働き方、価値観で苦労するかもしれません。

しかし、誠実に真面目に我慢して仕事をこなしていれば、しばらくしてあなたの過去の経験もきっと評価されます。

『あなたの勤務ぶり』から入って、『あなたの過去』の順番です。いつか「社会人経験のある○○さんだから、あの対応ができたんですね」って認められるはずです。

「異業種から転身した看護師」が職場にいる看護師さんへ

近年、社会人から看護師になる方も増えています。皆さんの職場にも一人か、二人程度はいらっしゃるのではないでしょうか?

新卒からずっと看護師を続けるのも大変ですが、社会人を経験してから看護師になる方も同じように苦労しています。

考え方、価値観が違うことですぐに衝突や修正せず、チーム医療のために新しい意見として取り入れて、その異なるポイントをどうかドンドン活用していってください。

おわりに

Aさんの看護師への転身のエピソード、いかがでしたか?
異業種から転身した看護師さんの事情を知って、その方々の力も大いに発揮させられますように!

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