希望の転職先が見つかったら、次は履歴書の準備です。いざ準備をしようとしても、履歴書の書き方がわからない、書き方に自信がないという看護師も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな看護師に、正しい履歴書の記入方法をご紹介します。
履歴書を書く際のポイント
記入する前に…
シャーペンや鉛筆での記入はNGです(下書きは可)。履歴書は、時間をかけて、読みやすい字を心がけて丁寧に記載しましょう!
日付
履歴書を書いた日ではなく提出する日付を記入しましょう。面接の場合は面接日、郵送の場合は投函日を記入してください。
証明写真
3ヶ月以内に撮影した証明写真を貼ってください。プリクラやスナップ写真は使用できません。服装については、ジャケット類を着用して撮影してください。
写真のサイズは、タテ3cm×ヨコ2.4cmまたはタテ4cm×横3cmが一般的です。好印象になる様、明るい表情を心がけて。
氏名・ふりがな
氏名は自信が表れる様大きく書くと良いでしょう。「ふりがな」はひらがなで、「フリガナ」の場合はカタカナで記入となります。
現住所
都道府県名・アパート・マンション名・号室を全て省略せずに記入してください。
TEL・携帯電話・FAX・E-mail
TELは自宅の固定電話を記入してください。携帯電話欄に携帯の番号を記入。
連絡がつきにくい場合等は都合の良い時間帯等を記入しておくと良いでしょう。
FAXは持っていなければ記入する必要ありません。
EmailはPCのメールアドレスを記入してください。混同しやすい文字に気をつけて丁寧に記入しましょう。PCがないのであれば空欄でかまいません。携帯のメールアドレスは記入する必要ありません。
経歴
学歴は高校以降の入学・卒業を記入。職歴は現在までの入職・退職を記入してください。
一般企業での職歴がある方はそちらの記入も忘れずにしましょう。「高等学校」を「高校」と略したり「株式会社」を「(株)」と省略せず、全て正式名称で記入する様に気をつけてください。
短期間で辞めた病院の経歴を略したり、経験のないことを書くのは絶対にやめましょう。
免許・資格
取得した時期の古い順に、ここでも略称ではなく正式名称で記入してください。
ここはアピールポイントですので可能な限り多く記入してあると良いでしょう。とはいっても、全く仕事と関係のないものや級位が低すぎるものは記入を控えた方が良いかもしれません。業務に役立ちそうな資格を有する場合は積極的にアピールしていきましょう。
長所・短所
長所は、応募先に求められているものを意識して、アピールできるものがあれば積極的に記入してください。看護に大事なコミュニケーション能力をアピールするのは大変有利です。
短所には、当たり障りのない内容を記入するのが無難でしょう。また「短所を克服する様努力している」等、ネガティブな印象にならない様な工夫をすると心象も良くなります。
趣味
最低でも1つは記入しておきましょう。面接で聞かれてもきちんと返答できる様、あまり嘘は書かないほうがよいでしょう。
志望動機
書類選考時点で最も合否を分ける部分となります。前職の退職理由に触れる場合、愚痴っぽくなってネガティブな印象にならない様に気をつけてください。
“何故、応募した病院に決めたのか”は、アピールポイントにもなりますので熟考してしっかり記入してください。客観的に自身の経歴・キャリアを分析し、できる限り事前に病院の下調べをし、どこに魅力を感じて志望したのか熱意が表れるよう、しっかり記入することが大切です。
志望動機欄は決して空欄で提出することないように。
その他特記事項
人材紹介会社の履歴書の添削サービスを利用しよう
また、一部の人材紹介会社では、履歴書の添削サービスを行っている場合があります。お仕事の紹介だけではなく、看護師のための履歴書の書き方アドバイスのサービスもあるようです!
転職のプロに相談して、“理想の転職”に近づけるといいですね!
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