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自衛隊看護師を目指す!

公開日:2013年9月19日
最終更新日:2016年06月14日
(変更日:2016年6月14日) ※

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自衛隊看護師を目指すにあたっては、具体的にどういった準備や心構えが必要なのかをみていきます。

学生の場合は何をすべきか

今はまだ看護師免許資格を持っておらず、これから看護師免許を取って自衛隊看護を志すというのなら、防衛医科大学校看護学科を目指すのが一番の早道であり堅実な道です。

特に同校同課程の自衛官コースの場合、幹部自衛官(士官)となることが最初から確定されていますから、身分的にも待遇的にもかなり安定していますのでお勧めです。

高校を卒業するか、卒業に相当する資格をとる

現時点で、まず何よりも大事なのは無事に高校を卒業するか、卒業相当の資格をとることです。そして次に採用試験に合格することです。

自分自身が体力と気力を充実させて、健康を保っておく

もう一つ大事なのは、自分自身の健康をきちんと保っておくことです。

自衛隊というと、訓練面や隊内生活全般での体力面を心配する人も多いかと思いますが、それはそれほど心配する必要はありません。無論、体力があるに越したことはありませんが、人並みやあるいはそれ以下でも、きちんとカリキュラムを組んで体力錬成はしてくれるので、自分自身に負けることなくついていけば、最終的にはみんな揃って修業して自衛隊看護師としての道に進めます。

その代わり、途中で健康を害してしまうと勉学にしても訓練にしても、周囲についていくのが困難になってしまいますので、健康管理はかなり重要といえます。

そもそも看護師という仕事は、病気や怪我で思うように身体が動かなかったり日常のことに手助けが必要な人々を支え、それと同時に医師の片腕となって医療行為に邁進しなければならない存在です。

そのためにはまず、自分自身が体力と気力を充実させていなければ、他の人々の力になることができません。こういった面からも、健康管理にはより留意する必要があります。

看護師であると同時に、自衛隊としての自覚を持っておく

そして、自衛隊看護師は看護師であると同時に自衛官でもある、ということをきっちりと自覚することです。
目の前の職務を着実にこなすのが大事なのは、民間病院の看護師でも、また、他の仕事の人々もみな同じなのですが、「国を守り、国民の安全を守る」という自衛隊・自衛官としての任務を完遂する使命感や覚悟が求められることを、自衛隊看護師を志すにあたってしっかりと認識し、心積もりを持っておくことが大切なのではないかと思います。

すでに看護師免許を持っている人の場合は何をすべきか

看護師免許を持っている方ならば、公募陸曹に志願するのがベストかと思います。

採用試験の準備

ここに応募しようとする方々であれば、看護師としての知識技能や経験は一定程度はあるものと思いますので、やるとすれば、まずは採用試験の準備でしょう。

自衛隊といっても、採用試験でも筆記試験そのものは公務員採用試験と大差はありません。
自衛隊の諸採用試験の過去問題は、問題集がいくつか出ておりますので、それらの過去問題をみて傾向と対策を練ると良いと思います。

健康管理

体力面でも、公募陸曹がまずは求められるのは看護師としての能力ですから、そんなに気にして体力錬成に励むまではしなくても大丈夫と思われます。むしろ健康の維持管理の方がここでも大切です。

自衛隊という組織に加わる心の準備

よりギャップを感じるのは、恐らく、世間一般とはやはり少々違う自衛隊社会の生活様式や数々の規則規律、諸々の習慣や風習といったものではないかと思います。階級や役職といったものが大きな意味を持つ自衛隊という組織の特性や、それに基づくさまざまな民間との違いに、少しでも早く馴染むことができるよう、ちょっとした心の準備が必要かもしれません。

自衛隊看護師を諦めなければならない場合とは?

一般の国家公務員もそうですが、自衛官には応募できない、自衛官にはなれない場合というのが、残念ですが存在します。

年齢制限

まず、年齢制限があります。自衛隊は部隊の精強性を保つために、定年も一般公務員よりは早めに設定されています。やはりどうしても気力体力を要求される場面が多いですから、年齢制限もやむを得ないところがあります。

身体的な問題

もう一つは、身体的な問題です。健康状態が自衛隊での勤務に耐えないような状況の場合や、視力・聴力や身長体重などが基準に満たない場合などです。苛酷な条件を克服して、与えられた任務を遂行するということは、自衛隊及び自衛官にとって何よりも重要なことです。それに差し障る肉体的な問題を抱えた人は、残念ながら敢えて採用することはむつかしいということです。

社会的な問題

そして最後に、社会的な問題です。
第一に、日本国籍を有していない方は、試験が受けられません。
また、次のような方々も、自衛隊法の規定により、自衛官となることができません。

  • 成年被後見人または被保佐人
  • 懲戒免職処分を受けてから2年以内の方
  • 禁固刑の執行を受けている方
  • 日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者など

これは、日本の防衛に任ずる政府機関の一つである自衛隊の隊員が治安を脅かすような存在であることは絶対に避けなければならないためです。

おわりに

募集資格や出願方法、採用試験についての詳しい内容は各コースの募集要項をご覧ください。

(photo by sushi-paku/pakutaso.com)

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