福岡県福岡市といえば、九州地方最大の都市であり、九州地方の行政・経済・交通の中心でもある地域です。しかも福岡市は大阪より西で見た場合、もっとも人口の多い都市なんですね。
医療環境としては、大学付属病院をはじめ、がんセンターや赤十字病院なども集中していることから、福岡市の病院は実に多彩です。
そんな福岡市は、九州地方の医療の中心的な都市といえるでしょう。
今回は、そんな福岡市内にある『人気のある病院』や『特徴のある病院』をピックアップ!
それらの病院の特徴、転職を考える際の気になるポイント、採用情報などをまとめました。
まずは“王道” 福岡市3つの大病院
まずは、福岡市の中でも“王道”ともいえる、大病院を見ていきましょう。
- 九州大学病院(病床数1,275床)
- 福岡大学病院(病床数915床)
- 九州医療センター(病床数702床)
“大病院”の定義はいろいろあると思いますが、今回は700床以上の病院をピックアップしてみました。
いずれの病院も、がん診療連携拠点病院であり、先進医療にも積極的に取り組む病院です。
医療従事者の人数が多く、教育体制がとてもしっかりしています。標榜している診療科も多いため、さまざまな分野の看護を習得できる環境が整っているでしょう。
まずは、福岡市内のこれら3病院を紹介していきます。
九州大学病院
所在地:福岡市東区馬出3-1-1
参照:九州大学病院
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 小児がん拠点病院であり、小児慢性疾患の患者さんが成人診療科へ移行するためのトランジショナルケア外来を大学病院としては初めて設置し、45名の小児科医師(小児科学会専門医36名)による最先端医療を提供している
- 小児医療センター、総合周産期母子医療センターをはじめ、小児歯科、心のケアなど小児に大変強い病院である
- 『看護実践力ブロッサム開花継続プロジェクト』があり、看護師が自ら学びキャリアアップするための支援をおこなっている
- e-ラーニングの導入やキャリアセンターでのシミュレーション研修により、看護実践能力を高めるためのトレーニングができるなど教育体制は非常に充実している
看護師にとって嬉しいポイント
- 育児休業復帰支援プログラムがある
- 研修会や専属インストラクターによる実技の演習、また休業中の業務内様の変化や現場の状況について情報収集を行い、職場復帰に向けた準備への支援がある
- 専門看護師を目指して、看護系大学院修士課程に進学する臨床看護師に対して長期研修制度がある
- 認定看護師支援制度があり、認定看護師教育課程受講時は、身分保障と給与保障がある。また、経費の一部(最大50万円)を助成する経済的支援もある
- 院内保育も充実
さらに九州大学病院では、専門看護師、認定看護師、院内認定看護師が活躍し、資格取得を積極的に推進しています。(2019年4月現在)
- 専門看護師4名
がん看護、慢性疾患看護、小児看護、精神看護 - 認定看護師31名
救急看護、皮膚・排泄ケア、集中ケア、緩和ケア、がん化学療法、がん性疼痛看護、感染管理、新生児集中ケア、手術看護、乳がん看護、摂食・嚥下障害看護、小児救急看護、糖尿病看護、がん放射線療法看護、透析看護、慢性心不全看護、認知症看護 - 院内認定看護師142名
糖尿病ケア、褥瘡ケア領域、呼吸ケア領域、ストーマケア領域、感染管理、救急看護、CPRインストラクター、小児救急看護、がん看護
キャリアップをしたい看護師には魅力的な環境ではないでしょうか。
九州大学病院 看護師の採用情報
九州大学病院の場合、転職サイトなどでも情報が掲載されていることがありますが、詳細情報は登録した場合のみ閲覧できるようです。
そこで今回は、病院看護部のサイトの採用情報を見てみると、2020年度看護職員の募集要項が掲載されていました(2019年4月現在)。
さすが大学病院!募集予定人員は130名です。
また、待遇についても確認することができました。
国立大学職員という位置づけになるため、採用から3年間は『特定有期看護職』という扱いになるようです。4年目以降、雇用期間の定めのない常勤職員となることができます。
また、転職を希望する看護師には、不定期ですが求人情報がアップデートされる九州大学病院職員募集ページをチェックしてみてはどうでしょうか。
福岡大学病院
所在地:福岡市城南区七隈7-45-1
参照:福岡大学病院
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 最先端医療機器(ダ・ヴィンチを用いたロボット手術、放射線治療、移植再生医療を完備)、3次救急として24時間、重症患者さんを含むすべての患者さんに対して、より的確な診断、診療をおこなっている
- 災害時のためのDMATやヘリポート、ドクターカーを保有しているほか、福岡市消防局救急ワークステーション隊が在駐。重症患者さんの元へ向かう救急車には医師も同乗し、少しでも早い処置をおこなっている
- 病棟と外来がひとつになった看護チームの体制をとっており、切れ目のない継続看護をおこなっている
- 状況に応じて柔軟に対応することができる、あるいは創造的看護実践に取り組んでいる看護師をパートナーが推薦。グッドプラクティスナースを表彰する取り組みもあり、評価されることでやりがいを持って仕事に取り組める環境である
- 看護師の教育については、キャリア開発プログラムや個人目標管理が導入されており自己の目標が明確になりやすくキャリアアップに繋げやすい
看護師にとって嬉しいポイント
- PNS(パートナー・ナーシング・システム)を採用しており、患者さんをペアで担当するため、判断に迷った時には相談しやすく、またチームとしても助け合う支援体制が整っている
- グッドプラクティスナース表彰というものがあり、看護現場においてかがやいている看護師を表彰するという取り組みで、仲間で讃えあい評価されることで、モチベーションを保つことにも繋がる
- 保養施設が完備されていて、申請すれば一泊二食無料で使用することができる
さらに福岡大学病院では、専門看護師、認定看護師が活躍。専門看護師、認定看護師を目指すための院外の教育プログラムの受講も積極的に後押ししています。
- 専門看護師
急性・重症患者看護 - 認定看護師
集中ケア、救急看護、がん放射線療法看護、緩和ケア、感染管理、小児救急看護、皮膚・排泄ケア、がん化学療法看護、糖尿病看護、脳卒中リハビリテーション看護、摂食・嚥下障害看護、認知症看護、
福岡大学病院 看護師の採用情報
福岡大学病院の場合、看護師転職サイトなどに求人情報は基本的に掲載されないようです。
今回、病院看護部のサイトの採用情報を見てみると、2020年4月1日付採用看護職員(専任)求人要項が掲載されていました(2019年4月現在)。
こちらは『看護学生』に向けた求人要項です。こちらのエントリーにはマイナビ看護学生への登録が必須です。大学病院でも、看護師転職サイトを活用するところもあるのですね。
福岡大学病院は、大学病院ではありますが、私立なので給料はやや高めです。
また、こちらも不定期ですが経験者向けの求人がありますので、福岡大学病院求人募集欄をチェックしてみてください。
参照: 福岡大学病院看護部
九州医療センター
所在地:福岡市中央区地行浜1-8-1
参照:九州医療センター
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- ダ・ヴィンチやPET/CTなどの最先端機器を取り入れ、高度な医療に対応できるスタッフの育成に取り組み、安全で的確な医療を提供している
- 出生前検査をおこなっていたり、早期認知外来(MCI外来)が併設されていたり、非常に幅広い医療を展開している
- 精神科では、精神疾患のみだけでなく身体合併症を持つ精神疾患患者の検査、手術、治療目的の入院を受け入れており、精神疾患看護を学ぶには最適の環境
- 国立病院機構として教育体制もしっかり整っている
- 院内にはコンビニやレストラン、カフェショップがあり休憩時間の利用や勤務後に利用することができる
看護師にとって嬉しいポイント
- 自己の能力開発やキャリアアップに積極的に取り組めるよう、キャリアパスが示されている他、研修参加など積極的な支援あり
- 院内保育・託児所あり
九州医療センターでは、専門看護師、認定看護師が活躍。
- 専門看護師
感染症看護 - 認定看護師
感染管理、がん化学療法看護、がん性疼痛看護、皮膚・排泄ケア、緩和ケア、透析看護、慢性心不全、救急看護、脳卒中リハビリテーション看護、乳がん看護、糖尿病、手術看護
九州医療センター 看護師の採用情報
九州医療センターの求人情報は、残念ながら看護師転職サイトで見つけることはできませんでした(2019年4月)。
九州医療センターの看護師募集を見てみると、2020年度 看護職員採用試験 採用情報がありました。
とはいえ、九州医療センターは、国立病院機構の中の1病院であるため、現在、募集情報を管理しているのは、独立行政法人 国立病院機構 九州グループのサイトです。
九州医療センターは、他の私立病院などと比較すると、給与(初任給)は、やや低めかもしれません。
しかし、ここで「なーんだ、安いのか」と考えてはいけません!
国立病院機構のグループ病院はまず、母体がしっかりしているという安心感があります。現在は”公務員”ではありませんが(かつては公務員だったんですよ!)、看護師全体の平均年収よりも、経験年数が上がるほど、高くなるという傾向があります。
また、福利厚生や退職金・年金の制度もしっかりしていますので、初任給に惑わされてはいけません。長く働くほどお給料が高くなり、安定した生活が望めるというメリットがあるのです。
参照: 九州医療センター看護部
福岡市内の注目病院 3病院
福岡市内にはこれ以外にも、大病院とはいかないとはいえ、福利厚生がしっかりしている、あるいは専門性の高い医療を提供している病院が複数ありますが、
- 福岡赤十字病院(病床数511床)
- 九州がんセンター(病床数411床)
- 福岡和白病院(病床数367床)
の3病院を紹介します。
福岡赤十字病院
所在地:福岡市南区大楠3-1-1
参照:福岡赤十字病院
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 新設されて間もないきれいな病院
- 日本の赤十字として24時間体制の2次救急医療と国内外の救援活動を行っている
- 37の診療科を有し、高度な医療設備と医療技術で地域医療支援病院として機能している
- レベル別のラダー研修以外に国際ラダーを導入し、国際派遣要員の育成に力を入れている
- 赤十字の病院であるため、救急、災害看護に力を入れており、国際的に活躍できる看護力を身につけることができる
病院規模としては511床ですが、赤十字の病院ですから、母体はとても大きいといえます。診療の範囲は広いですし、地域医療だけではなく、災害拠点病院としての役割を担っています。
看護師にとって嬉しいポイント
- キャリア開発ラダー、助産師ラダーを取り入れており、個人のキャリアアップを支援している他、国際ラダーも導入し、国際派遣要員の育成にも力を入れており、英語研修を受けることもできる
- 認定看護師以外にも、救急救命士やケアマネージャー、マタニティヨガインストラクターなど様々な資格を持つ看護師がおり、本人の希望のもとその資格を臨床に活かすことができる
- ワークライフバランスへの取り組みとして、育児休暇中の情報提供や職場復帰直前講習などがあり、不安なく職場復帰できるよう支援している
- 院内保育園完備
- 専門看護師
がん看護 - 認定看護師
救急看護、感染管理、緩和ケア、集中ケア、皮膚・排泄ケア、透析看護、手術看護、糖尿病看護、認知症看護、認知症看護、がん放射線治療、がん化学療法看護、摂食・嚥下障害看護
福岡赤十字病院 看護師の採用情報
福岡赤十字病院の求人情報は転職サイトで見つけることはできませんでしたが、病院のサイトに2020年の採用情報が掲載されています(2019年4月)。
赤十字病院もまた、国立病院機構などの病院と同様、初任給はやや低めになりますが、福利厚生はしっかりしています。
九州がんセンター
所在地:福岡市南区野多目3-1-1
参照:九州がんセンター
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 福岡県のがん診療連携拠点病院、医療機能評価認定病院として、高度な医療と充実したチーム医療を提供している
- 緩和ケアセンターを併設
- がん看護領域の知識の統合や、エビデンスに基づく看護実践能力を身につける『がん看護専門コース』があり、院内において専門性の高いがん看護を行える看護師の育成を目指している
- ”がん専門病院”であり、さまざまながん疾患の患者さんと関わることで、疾患の奥深さだけではなく、患者さんごとに必要な看護を学べる
- チームナーシングとプライマリーナーシングを採用しており一人の患者さんにしっかり関わることができ、患者さんを通してがん看護を学べる
がん性疼痛、緩和ケア、がん化学療法看護、がん放射線療法看護、乳がん看護、感染管理などの認定看護師も院内の充実した教育から目指しやすいといえます。キャリアアップしたい人には、うってつけの病院ではないでしょうか。
看護師にとって嬉しいポイント
- 専門看護師4名、認定看護師14名が在籍
- 各条件を満たせば、「がん看護エキスパートナース」の研修を受けることができ、がん看護ジェネラリストとしてキャリアアップできる
九州がんセンター 看護師の採用情報
九州がんセンターも、前出の『九州医療センター』と同様、国立病院機構の病院ですが、求人情報を看護師転職サイトで検索することができました(2019年4月)。
こちらも、初任給はやや安めですが、福利厚生がしっかりしている、共済保険に加入できるなど、待遇が期待できそうです。
福岡和白病院
所在地:福岡市東区和白丘2-2-75
参照:福岡和白病院
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 最新の医療機器を備え、24時間ERの救急体制による救急患者の受け入れを行い、トリアージによって迅速で適切な治療を提供している(トリアージナースがいる)
- 患者搬送用のホワイトバードの運用を提携病院(福岡和白病院、福岡新水巻病院、新小文字病院、新行橋病院の計4病院)間でおこない、ドクターヘリだけでは補えない救急搬送に貢献している
- 賞与が年3回あるのが嬉しい
- 社員旅行や保養施設、ヤフードームの年間指定席が利用できるなど、リフレッシュするためのさまざまな福利厚生がある
- 看護師だけでなく医師なども部門間の壁を超えて講師陣となり、クオリティの高い教育で学ぶ意欲をサポートしている
- 国内外に問わず幅広く研修活動をおこなっている
- 病院自体は最新の高度な医療機器を持っており、救急、災害看護を学びトリアージナースなどのスペシャリストを目指すこともできる
民間病院でありながら、救急搬送ヘリを運用していたり、PETセンターやガンマナイフセンターなどの先進医療にも取り組んでいる病院です。
学ぶ意欲の高い方にオススメ!な病院であることは、間違いないでしょう。
看護師にとって嬉しいポイント
- 現任教育が全て「時間内業務」として実施されるため、負担がなく集中できる
- 保養施設が充実しており、職員であれば誰でも格安料金で使用できる
- 院内旅行があり、海外25種類、国内34種類から選択できたり、ヤフオクドームの年間指定席が利用できたりと、様々な福利厚生が充実している
- 提携保育施設があり、一時保育・月極保育・夜間保育など、2ヶ月~10歳までの子どもを預けることができる
- 準夜・深夜勤務者は、夜間保育料の補助あり
- 食事補助があり、夜勤看護師の朝食・夕食は無料
- 海外研修あり
福岡和白病院 看護師の採用情報
看護師転職サイトで、福岡和白病院の求人情報が検索できました(2018年3月の情報です)。
駅からはやや遠いようですが、車通勤が可能です。
さまざまな手当てが付くようですので、働き方によっては、給与はやや高めでしょうか。
参照:レバウェル看護 求人情報
福岡市内の専門性を追求できる3病院
福岡市内には、200床を超える規模の病院がとてもたくさんありますが、その中でも診療科などに特徴を持ち、専門性を追求できそうな
- 福岡病院(病床数360床)
- 福岡市立こども病院(病床数233床)
- たたらリハビリテーション病院(病床数213床)
の3病院を今回は紹介します。
福岡病院
所在地:福岡市南区屋形原4-39-1
参照:福岡病院
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 呼吸器内科、小児科に力を入れており、専門医が多く在籍している
- 呼吸器の病棟では24時間365日の入院受け入れが可能
- 重症心身障害病棟を新設しており、脳性麻痺や呼吸不全で人工呼吸器管理が必要な児を含む、さまざまな心身障害児の生活の質を考えた看護を行っている
呼吸器、小児科が主体の病院のようです。重症心身障害病棟もあるため、急性期看護とはまた違った看護を学べるのではないでしょうか。
高齢者や障害者が安心して療養できる”医療と介護”を提供し、専門性のあるリハビリにより生活機能の向上を目指し、社会復帰、家庭復帰を援助しているようです。
看護師にとって嬉しいポイント
- 小児アレルギーエデュケーターや3学会合同呼吸療法認定師などが各分野で活躍。
- 「呼吸器看護」「小児看護」「重症心身障害看護」また「地域連携・在宅支援者養成コース」などの専門性の高い教育を受けることもできる
- 専門看護師
小児看護 - 認定看護師
皮膚・排泄ケア、慢性呼吸器疾患、小児アレルギーエデュケーター
福岡病院 看護師の採用情報
福岡病院も、『国立病院機構』の病院。つまり、前出の『九州医療センター』と求人情報は同様です。
福利厚生がしっかりしつつ、専門性の高い看護を学ぶことができます。興味のある人には、ぜひとも挑戦してほしい病院の1つです。
参照:福岡病院看護部
福岡市立こども病院
所在地:福岡市東区香椎照葉5-1-1
参照:福岡市立こども病院
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 周産期の胎児から子ども全般を対象にした病院
- 周産期センター(産科病棟、NICU、GCU)、小児の集中治療センター(PICU、HCU)を備えており、あらゆる小児疾患に対応できる
- 病院内に、小学校や中学校も併設されている
- 入院または通院している20歳未満の患者さんと付添家族が利用できる『ふくおかハウス』を運用開始。遠方から治療に来られる家族が治療に専念できるようサポートしている
病床数は233床ですが、小児に特化した病院では、大きい方ではないでしょうか。
福岡市立こども病院では、『小児医療のあらゆることが学べる』と考えてよさそうです。
日本は少子高齢化が進み、子どもの数は減っています。でも病気で苦しむ子どもたちは、一定数いますので、やはり”子どもに特化した病院”は必要なんです。
その点、この福岡市立こども病院は、九州地域全般をカバーするだけの許容量がある病院のようです。
看護師にとって嬉しいポイント
- ラダー別研修や経年別研修、OJT などの学習会の開催や、認定看護師などの資格取得支援、学会・研修会への参加支援などキャリアアップへの支援が充実している
- 院内保育園あり
- 専門看護師
小児看護 - 認定看護師
感染管理、皮膚・排泄ケア、新生児集中ケア、集中ケア、小児救急看護、病棟保育士
福岡市立こども病院 看護師の採用情報
福岡市立こども病院の看護師求人情報は、看護師転職サイトでは、有益な情報を見つけることができませんでしたが、学生さん向けの就職サイトで、見つけることができました(2019年4月)。
ここは市立病院なので、市の共済保険に加入できるようです。院内に保育室も完備!
初任給はやや低めですが(公立ですしね)、認定看護師などの資格取得支援制度があるようです。
学生さんや、小児医療に興味があるアナタ!小児医療の最前線で働いてみませんか?
たたらリハビリテーション病院
所在地:福岡市東区八田1-4-66
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 回復期と緩和ケアに特化した病院
- 高齢者や障害者が安心して療養できる医療と介護を提供し、専門性のあるリハビリにより生活機能の向上を目指し、社会復帰、家庭復帰を援助している
- 緩和ケアとして、苦痛の軽減とその人らしい最期を迎えるためにチームで協働している
- 患者さんやそのご家族が望むところで療養できるよう、地域のネットワークを広げて安心して住み続けられる街づくりを目指している
社会や家庭に向けて復帰するための支援、より良い死に向けての支援、患者さんひとりひとりの状況に合わせた看護の必要性など、多くのことを学べる病院のようです。
看護師にとって嬉しいポイント
- 勤続5年毎にリフレッシュ休暇あり
- 院内保育所あり
- 各種娯楽施設、保養施設を格安で利用できる
- 病欠の場合、社会保険と合わせて、給与の90%以上を保障
たたらリハビリテーション病院 看護師の採用情報
たたらリハビリテーション病院の中途求人情報を、転職サイトで探すことができました。(2019年4月)
駅からはやや遠いですが、車通勤が可能のようです。
また、こちらには載っていませんが、未経験・ブランク可というところもウレシイですね。24時間保育も可能と福利厚生体制も魅力です。
参照:レバウェル看護 求人情報
たたらリハビリテーション病院の求人情報を検索すると、他にも、日勤常勤や夜勤常勤の募集もあるようです。いろいろな働き方ができそうな病院ですね。
おわりに
福岡市は、西の大都市であり、病院の数も多いです。
大病院も複数ありますが、中でも特徴のある病院や、300~500床のいわゆる”地域の中核病院”となりえるような、存在感がある病院が多いのではないでしょうか。
病院が多い分、やはり待遇や福利厚生がしっかりした病院も多いといえます。
1つの市にこれだけ、”国立病院機構”や”市立病院機構”といった、母体がしっかりした病院が集中しているというのも、地域性なのかもしれません。
看護師になるだけなら、頑張れば誰でもなれます。重要なのは、「自分がどのような働き方がしたいのか」ということです。
周りに流されることなく、自分が本当に働きやすい病院を、妥協せずに探してくださいね。
求人情報を見極めるためには、転職サイトへの複数登録が基本!これにより、さまざまな求人情報をカバーできたり、色々なコンサルタントの意見を聞くことができるはずです。
まずは、レバウェル看護、看護roo!をはじめとする看護師専門の求人サイトを見て、実際にどんな求人情報がでているのか見てみるのも良いでしょう。
ちなみにレバウェル看護でクリニックの求人内容を検索した結果
このような求人情報が公開されています。
ぜひ、自分に合った働き方ができる病院を見つけてくださいね。