マヒがある時の側臥位2 麻痺側が上

マヒがある時の側臥位2 麻痺側が上【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 麻痺のある患者に適切な側臥位がとれるように援助する

必要物品・準備

  • 体位変換用枕など
いろいろなサイズや形のものがあるので、患者に合わせて使い分けるとよい。
ただし、硬すぎると血流障害を起こすため注意。
最近は低反発のものや通気性に優れたものもある。

方法

  • 頭部:肩が後方に引っ張られ、反り返りが起こらないように枕などを用いて支える
  • 背部:体幹の安定を図るために、大きめの枕などで肩までしっかりと支える
  • 下肢:体幹の反り返りを防止するため、足全体をクッションなどで支える

観察項目

  • 体位変換、体位保持による患者の苦痛の有無
  • 肩の反り返りの有無
  • 体幹の安定状態
  • 圧迫やずれの有無(特に麻痺側)

アセスメント

  • 患者の状態に合わせた良肢位を保てているか
  • 意識障害のある患者でも、苦痛様の表情などから良肢位であるかを確認しているか
  • 麻痺側の上下肢の重さがかかることによる、過度な圧迫や接触を受けていないか

注意点

  • 健側(麻痺のない側)が下になる体位のため、体を自由に動かしにくくなるのでナースコールや身の回りのものを手元に置くなどの工夫が必要
  • 患側(麻痺のある側)が体幹に圧迫を加えないよう、クッションなどを挟み調整する(特に腋下、膝下など)
  • 意識障害のある患者でも、良肢位を保つことにより覚醒を促す効果が期待できる

※【2017年2月27日】本文について 加筆・修正いたしました。

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