いまさら聞けない看護技術

あした仕事でドジしないようにしっかり復習しましょう。
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手術中の体位変換

手術中の体位変換【いまさら聞けない看護技術】

目的 

  • 手術操作を容易にし、安全・安楽に手術を行うことができる

方法

  1. 術式、麻酔、患者の状態からアセスメントを行い、合併症などのリスクを予測する
    • 手術や方法が変更になった場合は、予め執刀医や麻酔科医と相談し調節する
  2. 手術を理解し、必要物品を準備する
  3. 手術台の付近や室内を整理整頓し、体位変換に十分なスペースを確保する
  4. 十分な人手を確保する
    • チームメンバー全員の意思統一ができていることが重要である
  5. バイタルサインを測定する
  6. 気管チューブと呼吸回路をはずす
    • 無呼吸になる時間は最短となるようにする
  7. 身体の移動は麻酔科医の号令のもとに行う
    • 頸椎の保持ではねじらず、後屈しない
    • 身体は引きずらないようにし、皮膚損傷を防ぐ
    • シーツは皺を伸ばし、背抜きを行う
    • 四肢は体幹につけ、落下の防止、脱臼・骨折を予防する
    • 露出は最小限にとどめ、痛みや冷感などに留意する
      ※意識のない場合でも同様に、愛護的に接する
  8. 体位変換後、バイタルサインを測定する

手術中の良肢位

  • 基本的には良肢位による固定が理想だが、術式などにより良肢位での固定が難しい場合は、以下のような手術中の良肢位を目指す
    • 肩関節:側方拳上位、0~90度外転
    • 肘関節:0度or軽度屈曲位、ただし体位により90度以内
    • 手関節:0~20度の軽度背屈位
    • 前腕 :回内回外中間位
    • 股関節:軽度屈曲、10~30度の外転、ただし砕石位であれば外転40度以内
    • 足関節:中間位
    • 膝関節:10~30度の軽度屈曲位

固定直後の確認

循環障害の確認

    • 腹部、心窩部、頸部、腋窩、鼠径部の血管に圧迫はないか

呼吸障害の確認

    • 気管チューブの位置は適切か
    • 体位の偏移はないか
    • 肺機能を評価できるか
    • 胸郭の圧迫はないか

褥瘡・神経障害の確認

    • 圧迫部位の除圧・減圧が図れているか
    • 表在する神経は解放できているか
    • 良肢位は保てているか
    • 脊椎の生理学的彎曲は保たれているか
    • シーツの皺、ルート類、器具類による身体的に直接的な圧迫・接触はないか

転落の危険性の確認

    • 固定帯の位置は適切か
ローリングを行う場合はシュミレーションを行う

注意点

  • 体位変換前後はバイタルサインの変化に注意する
  • チューブ、カテーテル、ライン、コードの牽引や抜去に注意する
  • 露出は最小限にし、痛みや冷感など患者の立場に立ち、身体保護に努める
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