いまさら聞けない看護技術

あした仕事でドジしないようにしっかり復習しましょう。
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開腹術後のドレーン固定

開腹術後のドレーン固定【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 開腹術後のドレーン固定について理解を深め、適切なケアを行う

必要物品・準備

  • 同じ大きさのテープ2枚(テープA、B)
  • 切り込みを入れたテープ(テープC)

方法

マーキングの確認

  • 必ず2か所の部分で固定を施行し、マーキングのずれがないかどうかを確認する 。
必ず医師と看護師の2名で行う
  • 巡回ごとにマーキングのずれや接続異常の有無を確認する
  • マーキングのずれがある場合、ドレーンの先端部のずれ、もしくはドレーンが抜けかかっている可能性があるため、排液の量・色・性状などを確認し、速やかに医師に報告する

ドレーン固定

事前にテープの角の部分を丸く切っておくと剥がれにくくなるため、皮膚損傷の防止ができる
  1. テープBを固定する部位の皮膚に貼りつける
  2. テープAをドレーンに巻きつけた後、皮膚から1cm程の高さをつけるように、遊びをもたせ(Ω型)、土台であるテープBの上にテープAを接着する
  3. 切り込みを入れたテープCで上から補強を行い、ドレーンの重さや体動による剥がれを予防する
ドレーン固定後は巡回ごとに、ドレーン挿入部から排液バッグにいたるまで、ドレーンのねじれや屈曲、圧迫の有無を確認する

ミルキング

ローラーを用いる場合

  1. 片手にドレーンを挟んで持ち、手を床面あるいは患者の身体に密着させた状態で固定する
  2. もう片方の手でミルキングローラーを持ち、挟んだままの状態で約20cm程度手前に引いた後、ドレーンを挟んでいた手を離す

手を用いる場合

  1. 挿入部からドレーンを引かないようにドレーンを持つ
  2. 逆流を防止するために、ドレーンの挿入部側を圧迫する
  3. もう片方の手の親指と人差し指でチューブを圧迫しながら、徐々に排液バック側へ指をずらして、ドレーン内の排液を押し出す
近年ではチュープの損傷を防止するため、手による加圧が推奨される

観察項目

  • バイタルサイン
  • 排液の色、性状、量、異臭の有無
  • ドレーンの屈曲、ねじれ、圧迫、閉塞の有無
  • ドレーンの固定状態
  • ドレーン挿入部の疼痛の有無や皮膚の状態
浸出液が消化液の場合は特にドレーン挿入部周囲の皮膚トラブルが起こりやすいため、予防的に皮膚保護材を用いることもある

アセスメント

  • 開腹術後は、体内に溜まっている血液や浸出液、膿汁などを体外に排出(ドレナージ)する目的で、様々な種類のドレーンが用途に合わせて挿入されている
  • ドレナージが有効に機能しているか確認する
    • 排液の色、性状、量の変化はないか
  • ドレーンを固定するテープは、体動や発汗などによる摩擦によって剥がれやすいため、適宜貼りり替える
  • 巡回の度に、マーキングのずれの有無を確認する
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