いまさら聞けない看護技術

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脊椎術後の硬膜外血腫

脊椎術後の硬膜外血腫【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 脊椎術後の硬膜外血腫について理解を深め、適切なケアを行う

診断・治療

  • MRIにて確定診断を行う
  • 麻痺が進行している場合は緊急の血腫除去術が必要となる

観察項目

  • バイタルサイン(血圧の上昇など)
  • 術前の血液データ
  • 術後出血・排液の有無・量
  • 疼痛・感覚障害・筋力低下の有無と程度
  • ドレーンの閉塞・屈曲の有無

アセスメント

  • 脊椎術後の硬膜外血腫の場合、血腫予防のために、術中にドレーンチューブの挿入を行う
    • 早期の対応によっては、重篤な後遺症を残す合併症である
  • 術後の出血(血腫)は、馬尾や脊髄、神経根を圧迫する
    • 疼痛や感覚障害、筋力低下が起こる
    • 麻痺が徐々に進行する
  • 全脊椎手術の約0.5%、術後2日以内に起こることが多いといわれている
  • 血腫ができやすい要因は以下の通りである
    • 既往歴(肝不全や腎不全など)
    • 内服薬
    • 術前の血液データ(血小板数、プロトロンビン時間、活性化トロンボプラスチン)などがある
  • 術前に問題がなくても、術中出血量が1Lを超える場合、凝固能が低下していることがあるため、注意する
抗凝固薬を内服している場合は、血液の凝固機能が低下し、血腫が起こる原因となるため、術前から中止する

看護のポイント

手術創の確認

  • ドレーンチューブの吸引力を超えた出血がないか
  • ドレーンが正常に機能していない場合は創部を覆っているガーゼに出血がみられるか

ドレーンチューブの観察

  • チューブが抜けかかっていたり、チューブ内で血液が凝固していないか
  • ドレーンチューブがうまく機能していない場合、血腫が起こる危険性が高くなる
  • 時間が経過しても排液が増えない場合や吸引ができていない場合は、ドレーンの抜けや屈曲の有無を確認し、医師に確認をとってからミルキングを行う

注意点

  • 硬膜外血腫が疑われるのは以下の通りである
    • 頚椎手術:上・下肢
    • 胸椎・腰椎手術:下肢に筋力低下や強い痛みが起こる場合である
  • 術直後に硬膜外血腫は起こりにくい
  • 症状の緩やかな悪化によって気づくことが多いため、注意深い観察が必要である
  • 馬尾に比べ、脊髄では麻痺を来たしやすいので胸椎や頚椎レベルの手術の場合は特に注意が必要である
筋力低下が再び現れた場合や、時間の経過と共に下肢の痛みが強くなっている場合も硬膜外血腫の疑いがあるため、速やかに医師に報告する
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