肺炎の看護の基礎 8 誤嚥性肺炎患者へのアセスメント

肺炎の看護の基礎 8 誤嚥性肺炎患者へのアセスメント【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 誤嚥性肺炎患者へのアセスメントについて理解を深め、適切なケアを行う

誤嚥性肺炎を起こすリスクの把握

嚥下反射・咳反射の低下

疾患・病態

  • 脳神経系
    • 脳血管障害
    • 認知症
    • パーキンソン病
    • 中枢性変性疾患
  • 胃・食道系
    • 胃食道逆流
    • 胃切除
    • 食道運動異常

加齢

睡眠薬・鎮静剤の投与

ADLの低下

  • 長期臥床

感染防御機構の破壊

  • 免疫力の低下
  • 歯槽膿漏・口腔内感染による口腔・咽頭内の細菌叢破壊

症状が見られるメカニズム

発熱・発汗

  • 肺実質の炎症によって起こる
  • 肺水腫、肺コンプライアンスの低下を招き、発汗・発熱が続くことで、脱水となる
    敗血症の原因に、発汗・発熱・脱水がある

呼吸困難

  • 胃酸による肺胞毛細血管内皮、肺胞上皮、気管支内皮の障害が発症のきっかけとなる
  • 上記の障害は
    • 肺胞浮腫
    • 肺血管透過性亢進
    • 肺胞内出血
    • 気管支痙攣
    • サーファクタント減少
    • 換気血流比不均衡分布 を引き起こし、低酸素血症による呼吸困難が起こる
      呼吸困難・低酸素血症によって敗血症になる
  • 呼吸困難により、呼吸音減弱、チアノーゼが起こり、びまん性慢性ラ音が聞かれる

肺膿瘍

  • 肺の炎症による肺組織の壊死が原因で起こる

無気肺

  • 痰の喀出困難、咳反射の低下によって起こる

血圧下降

  • 血管透過性亢進により、循環血液量が減少し、血圧低下が起こる
  • 急激な血圧下降はショックを引き起こす

アセスメント

  • 誤嚥性肺炎を起こすリスク因子を把握しているか
  • 肺炎による症状が起こるメカニズムについて理解しているか
  • 誤嚥性肺炎患者へのアセスメントが適切にできているか
誤嚥性肺炎には2つの要因(明らかな誤嚥、不顕性誤嚥)があり、どちらが原因で誤嚥性肺炎が起きているかで、リスク因子も変わってくることがある
原因による観察項目やケアの違いを理解する必要がある
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