硬膜下ドレーンの管理

硬膜下ドレーンの管理【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2013年6月13日
最終更新日:2013年6月13日
(変更日:2013年10月10日) ※

目的

  • 硬膜下に貯留している血液、浸出液、空気の排出状況などの観察を行い、異常の早期発見を行う

必要物品・準備

  • 交換用排液バック
  • 排液用バケツ

方法

  • 陰圧式バックの場合、閉鎖バックはベッド脇に固定を行う
  • 静水圧式の場合は閉鎖バックをドレーンの先端(外耳孔)と同じ高さか、もしくは低い位置に置くことで圧力の差を生み出し、排液させる

観察項目

  • 排液バックの位置
  • ドレーン閉塞の有無
  • 排液量の性状、色、量
  • 意識レベル
  • バイタルサイン
  • ドレーン挿入部の圧痛、腫脹の有無
  • ガーゼの血液汚染の有無

アセスメント

  • 基本的には術後1~2日程度で抜去される
  • 排液量は基本的に時間が経過すると共に減少傾向となるが、ドレーンの閉塞によっても減少する場合があるため、自然の経過によるものか、ドレーンの閉塞によるものなのかを判断する必要がある
  • 症状の変化や意識レベルの低下はみられないが、排液量の減少が認められる場合はガーゼの血液汚染、ドレーン抜去の有無、ドレーン挿入部の圧痛や腫脹などの有無を確認する

注意点

  • 排液量が急に増えたり、性状が新鮮血へと変化した場合は、術後出血の危険性があり、特に術後6時間以内に起こるケースが多いため、特に注意が必要である
意識障害などの異常がみられる場合は、ドレーンの閉塞が原因で頭蓋内圧亢進症状の疑いがあるため、ドレーンの状態を確認し、速やかに医師に報告する
術後出血が疑われた場合は、意識レベル、瞳孔不同の有無、バイタルサインなどを確認し、速やかに医師に報告する

 

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