眼鏡作製(眼鏡処方箋作成)の介助

眼鏡作製(眼鏡処方箋作成)の介助【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2013年7月21日
最終更新日:2013年7月21日
(変更日:2013年7月9日) ※

目的

  • 眼鏡作製をする患者に適切な介助を行う

方法

  1. 患者の症状(視力低下、目のかすみ、疲れ目など)を聴き取り、眼鏡処方に関して医師の診断を受ける
  2. 他覚的屈折検査を施行し、他覚的屈折値を出す 瞳孔間測定を施行する
  3. 矯正視力検査を施行し、最良矯正視力・乱視の度数・軸を決定する
  4. 赤緑テストやレンズ交換法も行い、視力検査を繰り返しながら球面レンズ度数を決定する
  5. 雲霧法を用いて両眼の調節状態のバランスをとる
  6. 両眼開放で乱視の度数・軸の調整を再度行う
  7. 赤緑テストにて球面レンズの度数の再調整を行う
  8. 検眼枠で装用練習を行い、テレビや雑誌、外の景色などの見え方に問題はないか確認してもらう
  9. 医師にPD(瞳孔間距離)、レンズ度数を記入してもらい、眼鏡処方箋を渡す
  10. 眼鏡が完成したら、数週間装着してもらい、問題の有無を調べるために、再受診を指示する
  11. レンズメータを使用し、PDやレンズの度数、装用感などを再確認し、必要であれば再処方を行う

観察項目

  • 眼鏡の装用感
  • 見え方に問題はないかどうか

アセスメント

  • 近視の場合は最も弱い凹レンズを、遠視の場合は最も強い凸レンズを選ぶ

注意点

  • 患者の感覚を大切にしながら、本人にとって違和感がなく、なじみやすいレンズを選んでもらう
  • 目の状態によっては敢えて、十分な視力が得られないレンズを処方する場合があるため、病気のプライバシーを守りながら、処方せんの備考欄に記載をすると眼鏡店でのトラブルを避けられる
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