いびき患者のケアのポイント

いびき患者のケアのポイント【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2013年7月15日
最終更新日:2013年7月15日
(変更日:2013年6月27日) ※

目的

  • いびきがある患者に適切なケアを行う

疾患の概要

  • いびきは睡眠中に起こる呼吸の摩擦音であり、呼吸経路の狭窄の存在や、睡眠時無呼吸症候群をはじめとする睡眠呼吸障害が疑われる
  • 場合によっては努力性呼吸や呼吸抵抗の増加が起こる
  • 睡眠時無呼吸症候群とは、7時間以上の睡眠において10秒以上の無呼吸が30回以上見られる状態のことを指す
  • 無呼吸と大きないびきを繰り返すことが特徴であり、循環器疾患や脳血管障害、高血圧や糖尿病などと関連性があると言われている
  • 睡眠時無呼吸症候群の診断には終夜ポリクラフ検査が必要であり、その結果から呼吸障害や睡眠障害の程度が把握できる

治療

保存的治療

  • 点鼻薬の使用や、鼻テープの使用、側臥位での就寝、マウスピース、nasal CPAPなどを使用する
  • 肥満が原因の場合、ダイエットなども効果がある

手術治療

  • 閉塞部位が上気道の形態異常である場合、手術治療も効果がある
  • 小児の場合、扁桃肥大が原因であることが多く、ほとんの場合は手術治療で改善する

観察項目

  • いびき・無呼吸の有無・程度
  • 睡眠中の窒息感や日中の眠気の有無
  • 睡眠中の頻回な覚醒や熟眠感の欠如の有無
  • 起床時の頭痛、日中の倦怠感、集中力の低下の有無
  • 急激な体重増加の有無と程度

アセスメント

  • 適切な問診や指導が行えているか
    • いびきや、睡眠時の無呼吸は患者に自覚がないことが多いため、注意深く問診を行うこと重要である
    • 睡眠時無呼吸症候群がある場合は、患者に治療の必要性を理解してもらい、治療の意欲を高め、維持することや、合併症や肥満の改善のために治療を続けることが必要である
    • 治療には様々なものがあるため、医師、看護師、療法士、検査技師などが連携し合うことで、総合的な治療が必要となる
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実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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