用語解説
用語の読み
なーすぷらくてぃしょなー
用語の意味
ナースプラクティショナーは日本語表記では診療看護師(しんりょうかんごし)ともいい、英語のNurse Practitionerの頭文字を用いてNPと略して表現する場合もあります。
アメリカ合衆国での臨床医と看護師の中間職で、看護師の上位職ともいえます。軽度のものに限定されますが、臨床医のように診療行為を行うことができるため、深刻な医師の過剰労働の軽減や医師不足を補える存在として注目を浴びています。しかし現在の日本では医師法の規定により看護師の診察行為を認められていません。ですが制度改革の促進と法改正に先駆けてNP養成課程を設けている大学は存在しており、2011年3月、日本NP協議会が初のNP資格認定試験を実施し、10人が合格しています。
この認定試験を受験するためには協議会の指定したNP教育課程基準を満たすNP養成課程を修了(もしくは予定)者もしくは海外ですでにNPの免許を取得した者に限られます。
看護師・椿(つばき)の一言コメント

アメリカドラマERでもお馴染のナースプラクティショナーは、アメリカの医療現場では大活躍しています。
あれはドラマですが、実際にもあんな感じなんでしょうね…(かっこいい!!)
ドクターと対等に意見や治療方針にまで意見を言え、ある程度の医療行為も出来るなんて日本の医療現場では難しいことですね。
ドラマで見ていてもかっこいいなぁ…と思った人も多いのではないでしょうか。
日本でもすでに粛々と日本版ナースプラクティショナーの導入に向けて動き出していて、すでに合格者が10人とのこと…
でも合格しても、日本の今の法律ではナースプラクティショナーの実践は不可能なんじゃないのかなぁ??
又、似ているようで違うらしい…資格として、現在「特定看護師」が試験的に導入されているが、そこに更に日本版ナースプラクティショナーが導入されたら位置づけどうするんでしょう???
なんだか訳が分からない…看護師がどんどん複雑化していく(汗)